Y・M さん(30代)
受験回数 | 3回 |
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LEC 受講歴 |
コンパクトコース/申請書マスター講座 |
ご職業 | 会社員 |
申請書マスター講座がとても役に立ちました
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
父が測量事務所に勤めていました。キャリアアップを目指し、土地家屋調査士の学習を始めた姿を見て、初めてそのような仕事があることを知ったことがきっかけです。現在働いている職種とは全く違いますが、いざというときのために取得しようと決意しました。
LECを選ぶ決め手となった理由
父が試験合格時に通っていた学校だったので安心感があり、迷うことなく受講を決めました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
申請書マスター講座がとても役に立ちました。登記原因及び日付欄の書き方の種類がありすぎて何が正解かわからなくなっていましたが、試験に出るほとんどのパターンを網羅したひな形集を見ることで解決できました。
ちなみに合格できた年の択一正解数は14問と悪い出来でした。木村先生との面談でも合格は厳しい、と言われていたので2022年受験に向けて勉強し始めていました。そこでもう1つ良いと思った講座が初学者向けのリスタート講座です。最新のテキストを使用して基礎を学び直せたので、新しい法改正にも対応できました。
講座担当講師の良かった点
少しでも覚えやすい形にしてくださっていた点が助けになりました。例えば語呂です。
全部を覚えるのではなく、キーワードさえ覚えておけば自分の記憶とリンクして導き出したい答えにたどり着くようにできたおかげで余計な負担が減らせました。
それと、「覚えておくところは確実に覚える」「覚えなくていいところは読まなくてよい」とはっきり言ってくれたところも良かったです。あの分厚いテキスト全てを頭に入れられると思っていなかったので、試験的にはここだけ押さえておけばOKと明言してくれることで負担を減らせました。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
【1年目】
初学者向け通信講座で始めましたが、マイペースに進めていたせいで1周せずにお試し受験のようになりました。復習不足に加え共用部分、筆界特定、調査士法の知識がゼロの状態で挑んだ結果、当然択一足切りでした。
【2年目】
講座を一通り終えましたが、直前ファイナル答練の結果はたいていC評価。持ち合わせの答練や過去問を5周程度まわし挑みましたが、1問分得点が足りず不合格。凹みました。
【3年目】
勉強以前にモチベーションを維持するのに苦労しました。そのため、SNSで受験者の方々の動向を見て参考にしました。無料アプリの単語カードを使って答練や過去問で間違えたところをチェックしました。正解を思い出す頻度を高めたことで記憶が定着しやすくなったと感じます。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
1年目:正解9問(22.5点)⇒択一足切り
2年目:正解13問(32.5点)、記述36点(土地18.5、建物17.5)⇒68.5点で合格点71点に届かず
3年目:正解14問(35点)、記述38.5点(土地15.5、建物23.0)⇒ぎりぎり合格
受験した中で大事だと思ったことについて
●モチベーション維持
試験勉強時間が長くなるほどモチベーション維持が難しくなります。維持のためにSNSが有効でした。同じ境遇の方々がどのような勉強法でどれくらいの答練結果で、と発信するのを見て自分もやらねば、と気持ちを奮い立たせてくれました。
●諦めないこと
本番では普段やらないようなミスを沢山しました。勢いで建物図面の一棟の建物を実線で描いてしまったり、境界標種類や筆界から建物外壁までの距離の記載を忘れたり…。図面は実線を無理やり「×」で消して隣に点線で描いて…と大幅タイムロスしながらも減点にならないよう努力しました。それが無ければ落ちていたことを思うと、やはり諦めないことは重要だと痛感しました。