N・S さん(30代)
受験回数 | 3回 |
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LEC 受講歴 |
フルコース |
ご職業 | 会社員 |
合格後の今振り返ってみても、無駄だったと感じるような講座や教材は一切ありません
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
父親が経営する測量・土木設計会社に勤務しており、将来的に会社を継ぐ可能性を踏まえながら、業務に関係する資格の取得を進めてきました。測量士補ならびに測量士の資格を取得した後、測量に係るような資格で次に何を目指そうかと広く考えた際に、手書きで図面を書くという他の資格試験には無いような特徴を持つ、土地家屋調査士試験の存在を知りました。勉強の内容も実務的な内容とのことで、単なる資格のための勉強にとどまらず取り組むことができそうだなと思い、受験を決めました。
LECを選ぶ決め手となった理由
私は3回目の受験で合格しています。2回目の受験まで独学でしたが、LECを受講した3回目の受験で良い結果を出すことができました。独学による2回目までの受験の感想として、①時間が足りない(=時間配分の戦略が立てられていない)、②書式問題で少し捻られると対応できない(=独学によるパターン練習のみで、応用力の不足)、この2点を痛感しました。予備校利用の大きなメリットは①講義を通した体系的な勉強により、独学時には中途半端であった基礎知識を確固たる知識に変えられる。②合格に向けて遠回りすることなく最短距離で進むことができる、これらのことでした。受講開始前に、他予備校の体験受講も行い比較検討を行いましたが、カリキュラムの内容や講義及び教材の分かり易さ等、上述したメリットを最も享受できるのがLECだと感じ、受講に至りました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
私はフルコースの受講でしたが、各講座の目的がはっきりしており、段階ごとに必要な知識・スキルが身につけられたように感じます。配信及び教材配布の順序やタイミングは早すぎず遅すぎず、一年近くの長期間にわたる受講ながら、水が流れるかのように淀みなく取り組めた印象です。それでいながら、合格後の今振り返ってみても、無駄だったと感じるような講座や教材は一切ありません(これこそが、合格まで最短距離で進めたと感じる所以かと思います)。まずは講師の方々の言うことを信じて、言われたことを素直に吸収していく、その上で試験勉強の後半〜終盤には答練などによりアウトプット力を成熟させていくこと、合格できたのはこれらの積み重ねのおかげです。
講座担当講師の良かった点
LECの特徴だと思いますが、講座により担当する講師の方が異なります。私の場合は、まず岡崎先生の講座により、これまでの退屈だった試験勉強が一変しました。講義を通して調査士の勉強が楽しいと思うに至りました。池永先生、山崎先生からはご両名の培われてきた知識やノウハウを惜しみなくご教示いただきました。池永先生の複素数計算をはじめとした書式対策講座を受講する前と後では書式答案の構成力や要する時間に大きな改善が実感できました。山崎先生からは試験全体での時間配分の考え方から択一問題解答時の留意事項、また確実に身につけておくべきひな形など、多岐にわたって学ばせていただきました。木村先生の講座はとても丁寧な印象で、直前期講座の受講により安心して試験に望めました。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
子供が二人(6歳、2歳)おり、またフルタイムの仕事をしながらの受験勉強でしたが、平日は朝の始業前の30分と、終業後の1時間、休日は土日のいずれかで8時間以上の勉強時間を確保する(残りの1日は家族との時間を過ごす日)ことを目標に学習を進めていきました。答練期に出張等が重なりなかなか勉強時間を確保しづらいような時期もありましたが、答練解答の採点受付締切は必ず守るようにしていったことは良いペースメーカーになってくれたと思います。同じような境遇の方もいらっしゃると思いますので、上記した勉強時間を目安に1年間学習していけば、LECのカリキュラムをしっかりと消化し、個人的な弱点の補習等の時間を加えた上で、試験本番に迎えることができたので参考にしてください。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
独学か予備校の利用かで迷われている方は多くいらっしゃると思いますが、私の経験談としては、独学による勉強が詰まってきた時に道を示してくれたのは予備校の受講でした。色々なご都合はあるかと思いますが、体験講座の受講などをされ、まずは検討されることをおすすめします。また、数ある予備校の中からLECを選んだ自らの選択が、合格につながる大きな一歩であったと強く思います。