吉川 和輝 さん(20代)
受験回数 | 2回 |
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LEC 受講歴 |
土地家屋調査士合格コース(旧:免除資格者Aコース)、答練スタンダードパック |
ご職業 | 調査士補助者 |
理解させて体に染み付かせる様な講義
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
私は比較的体を動かしたい性格で、それは仕事においてもそうでした。会社でパソコン事務に従事するよりも外に出て、人とのコミュニケーションを取り、なおかつ色々な場所に出向くことができる、私にとって理想の職業の1つが土地家屋調査士でした。
さらに土地家屋調査士は士業であり、後々は自営業になれ、年収もある程度見込める。老後も測量を外注すればそれほど過酷な外作業は無いので、長く仕事を続けることもできます。
また、若年層で土地家屋調査士を目指す人が他の資格に比べて少ないので、若い内に取得できれば他の土地家屋調査士の方と差別化でき、若さも武器に業界で戦っていけるとも考えていました。
LECを選ぶ決め手となった理由
LECは講座の種類が豊富で、改正点だけをまとめた講義や、計算の方法に特化した講座等があります。私は文系なこともあり、試験内の図面作成や座標点の計算方法など、今から勉強し始めて果たして本当に出来るのかという不安がありました。しかし、LECには主となる講座以外にも充実の内容の各方面に特化した講座が沢山あるので自分に必要な能力を効率よく伸ばすことができます。よって私は、LECで学習することに決めました。
その結果、関数電卓など触ったこともなかった私が今では普段の計算も関数電卓でないと不便さを感じてしまうほど活用できるようになりました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
LECの講座の先生方は、決め付けて覚えさせるわけではなく、理解させて体に染み付かせる様な教え方をしてくださります。
例えば、計算特訓講座という講座があります。
他の専門学校では、計算はこうしたら良いと教えられます。しかし、LECではこんな方法もこんな方法もあるが、こういう理由でこちらの方がおすすめだ、という風に教えていただけます。つまり、自分に合った計算方法を選ぶことができるのです。
これは資格試験を勉強する上で必ず起こることですが、問題の解き方は徐々に自分の方法を確立していきます。その時に、その方法がどういうメリットがあり、どういうデメリットがあるのかを講座で聞いたことにより思い出し、補正することができるのです。模試では解答の正誤しか分からないため、問題の解き方の教えというのは非常に重要だと感じています。
講座担当講師の良かった点
LECの講師の方は、講座内で勉強の事はもちろんの事、それ以外の心の持ちようや試験の時間配分のおすすめ、自分はどのように勉強したかを詳しく話してくださります。
資格試験では、勉強の内容は自分の努力次第で身につきますが、上記の様な事は経験した人からでないと学ぶ事はできません。私は全てネット講義で受講していた為、一緒に頑張る生徒の方と話す機会が全くなく、このペースでいいのか等不安に感じていました。
しかし、LECの講座ではそのような点までケアしてくださっているので、不安なく本試験を迎えることができました。
また、講師の方が独自にやられているブログでも、講義内で伝えきれなかったこと等を記載してくださるので、非常にありがたかったです。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
私が苦労した事はやはり図面作成です。これはとにかく量をこなすのが1番の近道だと感じました。LECで配布された真っ白の図面を沢山印刷して、とにかく図面ばかりを書きました。問題によっては申請書はメモ程度で終わらせて、図面だけをきっちり書き、採点という勉強法を繰り返し行なっていました。
さらに暗記ノートを作り、講座でその日に習った暗記ポイントと言われた点を問題形式で書き、裏面に解答を書く。これを毎朝毎晩解くことを行なっていました。
講義が進むにつれて暗記ノートの記載が増えていきますが、ほかの暗記点とのつながりも見えてきて、より暗記しやすくなります。自分で簡単にでも問題を作るというのは、理解がかなり深まると感じました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
とにかく講師の方の教えを疑わず、その通りに行うことが大事です。先生方がここは軽くで良いと仰ったなら、理解できなくても深く考え込みすぎてはいけません。暗記できるものならしてしまっても良いです。
結局、そこが出ても皆んなが解けない箇所は解けなくても良いのですから。
あとは講義の問題を繰り返し解く事。問題集も最低5周はした方がいいです。私は10周以上はしました。記述を解くのは時間もかかり、そんなにこなせないという方は上にも書きましたが、申請書と図面、不得意な方に絞り込んで数を解いてみてください。
択一対策は電車等移動時間でも行えるので暗記ノートと一緒に持ち歩き、家で時間のある時に記述対策として図面等作成、トイレや食卓には絶対に覚えるべき表などを教科書からコピーして貼り付けます。これで起きている時間で無駄な時間を極力減らすことができます。