島野 幸 さん(40代)
受験回数 | 2回 |
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LEC 受講歴 |
土地家屋調査士合格コース(旧:免除資格者Aコース)、答練フルパック |
ご職業 | 主婦 |
とにかくテキストに戻って確認することを徹底!
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
土地家屋調査士という資格があることを知りませんでした。夫が司法書士の試験に合格してダブルライセンスとして土地家屋調査士という資格があるということ、土地や建物の登記の資格だと教えてもらい知りました。2級建築士の資格を持っていると午前試験が免除になると言われ、昔取得しただけの資格が役に立つかも、そしてこの資格を取れば司法書士の夫とタッグを組んで登記の仕事が出来るんじゃないかと思い即受験を決意しました。
LECを選ぶ決め手となった理由
1年目はLECを選ぶ決め手というか、LECしか考えていませんでした。夫がLECの講座を受講して試験に合格していたこと。土地家屋調査士の講座のおためしWeb受講をして、講義がわかりやすいなと思ったこと、本校の方に電話で詳しく相談に乗っていただいたことが決め手でしょうか。2年目は先生方の講義はもちろん、自宅でWeb受講でき、講義の倍速を調節して好きな速さで受講できること、音声ダウンロードが出来たので音声のみを勉強以外の空き時間(家事、運転中など)に聞けること、また講義はWeb、模試は会場で受けられるということも決め手の一つでした。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
1年目は、2019合格目標の初学者向けのコースを受講しました。はじめての土地家屋調査士シリーズから、全体構造編、徹底解析編と段階を踏んで学んでいくシステムは、理解を少しずつ固めていくにはとても良かったです。択一と書式の講義が交互にあるのも、勉強がかたよらずに興味深く進められたと思います。テキストは六法の内容も記載されていたり、イラストでかかれていたりとても分かりやすいです。
2年目は答練フルパックと解説講義付きの過去問10年分を受講したのですが、講義を受けてマーカーを引いたり書き込みをしたテキストは、答練などで分からないことががあったときにすぐに引ける辞書のように頼もしい存在でした。
講座担当講師の良かった点
どの先生方の授業も重要論点や改正ポイントプラスアルファの論点が詰め込まれていてわかりやすく受講できました。
特に木村先生は、問題を解いたらテキストに戻る!と何度もおっしゃっていて、過去問や答練で少しでも疑問に思うところは多少時間がかかってもテキストに戻って繰り返し確認したことが択一のレベルアップにつながりました。
また、平成23年過去問の土地の記述の解説講義では岡崎先生が「どうしても問題が解けなかったらどうすればいいのか、何が書けるのか?」という講義をしてくださり、実際に本試験で座標値が出なくて焦ったときにこの講義を思い出し、書けるところは全部書いたことが合格に繋がったのだと思っています。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
私の答練・模試の成績は、ほとんどC判定とD判定でした。問題が理解できるようになっても過去問が解けるようになっても択一が基準点をこえない、記述の時間が足りない。ケアレスミスの連続。このままでは本試験に間に合わないと思ったことは何度もありましたが、とにかくテキストに戻って確認をすることを徹底しました。何度も間違える箇所は付箋を貼り定期的にチェック、空き時間は音声受講、暗記物はスマホの単語帳アプリを利用し、記述は徹底解析書式編の問題を何度も解くことで電卓や作図の時間が短縮され、申請書の練習にもなりました。ケアレスミスをしないためのチェックシートを作り毎回確認していました。劣等生でしたが本試験直前まで力はつく!まだ伸びる!という強い気持ちで、出来ないところを埋めていく毎日でした。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
受かるまで諦めないと強い気持ちで臨んだものの、試験勉強は常に孤独を伴います。問題が解けたり論点を理解できた時は楽しくて夢中になれますが、躓いたり思うような結果が出ない、ケアレスミスも連続で続くと這いあがれない泥の中にいるような気持になります。そんな時には講師の方々が講義の中で叱咤激励をしてくださったので、常にモチベーションを維持できたのだと感謝しています。中でも木村先生はXで受験生に対して問題を出したり、情報やアドバイスもたくさんつぶやいてくださり、先生のツイートを見るのも心の支えでした。実務経験のない主婦がLECで学び合格することができたということが、年齢や勉強から長く離れていることで資格試験への挑戦を躊躇されている方の背中を少しでも押せたら幸いに思います。これからもADRの資格の取得を視野に入れ測量やCADを学び開業に向けての勉強を続けていきます。本当にありがとうございました。