N.T さん(50代)
受験回数 | 1回 一発合格 |
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LEC 受講歴 |
書式強化コース |
ご職業 | 自営業 |
難易度の高い答練で本番でも動じず
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
異業種、未経験ではあるが、司法書士、ハウスメーカー、不動産会社等の知人も多く、また独立開業でき、転勤の懸念もなく、定年退職以降も仕事ができると思ったから。
営業と技術的な実務の両面を経験出来る士業としては珍しい職業と思った。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
- ①インプットは独学で市販の教材を利用した。
- ②ただし、書式がこの試験では独特であり、また2時間半という制約のある時間の中で試験慣れ、時間を身体に覚えこませる必要があった(書式訓練+答練)。
- ③書式については、独学ではなくできれば基礎から学びたかった。というコンセプトにピッタリの講座であった。
いわゆる初学者に近い状態から、中上級者向けの演習講座でも十分網羅、補充できるカリキュラムであり、また内容についても丁寧かつ、テーマを絞ったコースとはいえ答練もパックされておりほとんどの範囲がカバーできていたと思料します。
教材については、解説がキチンと丁寧すぎるほどなされており解説を見てあとは六法で補充するだけで書式及び択一も高得点をとり一発で合格することができた。
答練の問題、答案2部配布については、復習をする上で申し分ない対応である。他校は知らないがおそらくはレックさんのみのアドバンテージではないだろうか。
講座担当講師の良かった点
- ①書式は通信で山崎講師:毎回時間をオーバーするほどの手を抜かない丁寧な説明。内容についても、通常は端折ることが多いが全部キチンと解説・説明いただき感動である。語呂合わせも非常に良かったのではないか。申請書マスター講座が特に良かった。
- ②答練については、通学の平野講師:効率的な解説。わかりやすい容易な表現。休憩時間に質問に精力的に対応していたのが印象的(当方は一度のみであったが、苦手な分野が理論建てて理解できた)。また、口述模試でも今後についても相談いただき感謝している。
- ③チューター制度はとても良かった。通学しなくても都合がよいときに質問出来るし、また返信も非常に早く、丁寧かつ的確であった。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
- ①三角関数等数学的知識について、電卓の使い方については苦労した。しかし、出来る限り毎日触るようにしたおかげで慣れることができた。作図についても同様。また導入部分等についてはレックさんの講義等で理解を深めることができたと思う。
- ②この試験の特徴は、本試験が2時間半という制約があること、半分の配点が書式と独自であるということ。書式については、土地、非区分建物または区分建物から2題出題ということに尽きると思う。
時間をかけてでも問題をすべて解いていくということは大事ではあるが、答練では全く時間が足りないということを繰り返していた。
その経験を活かし、10月の試験当日にピークを持っていくことに集中し、復習を重ね9月後半から10月アタマくらいにようやく完成していけたと思う。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
LECさんの答練については、難易度は本試験より遥かに高いと思います。
答練の成績については、ほぼ毎回良くなかった。択一は合格ラインで善戦するも、時間が足りず書式が土地建物どちらかが散々な状態が続いた。
でも焦らず、マイペースで復習を怠らず知識習得及び2時間半という制約で解く訓練を繰り返したおかげで最終的に短期間かつ1度の受験で合格することができたと思います。
難易度の高い答練のおかげで、本試験でも動じることなく、また初見の問題にも冷静に対応することができた。
実質的な勉強期間は開始後約6か月、日々の勉強時間も約2時間程度とそれほど勉強期間や勉強時間があったわけでもないので試験の怖さを知らないまま合格することができましたが、それまでの努力を信じて本試験では最後の1分1秒まで諦めることなく取り組んだので年に一度の本試験では実力も発揮でき、結果も出せたのではないか。他の資格を今後考えていくとしてもLECさんにお願いすると思います。お世話になりました。
今後については開業を予定してます。