N.T さん(50代)
受験回数 | 1回 一発合格 |
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LEC 受講歴 |
土地家屋調査士合格コース(旧:免除資格者Aコース) |
ご職業 | 会社員 |
時間に対する不安を解消!
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
測量士補の資格を無試験(数学科卒による単位認定)で取得しまして、この資格の活用方法を考えていたところ、土地家屋調査士試験の午前の部が免除になることを知りました。試験科目も面白そうでしたので目指してみることにしました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
通信講座の講義が通信専用での収録であることが大きな利点でした。かなりの回数の講義を自分のペースでいくらでも前倒しで受講できますので、ひととおりのインプットを早めに終わらせ、直前ファイナル答練が始まるまでに、総復習と本番想定の学習を十分にこなすことができました。
講座担当講師の良かった点
木村先生の熱さ、池永先生のち密さが印象的でした。学習期間中終始勉強が楽しかったので、その理由の一端が先生方にあったことは間違いありません。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
私は50歳すぎの初学者、不動産とはまったく関係のない仕事で、他人から見るとこの試験において有利な点は何もありませんでした。それでも一発合格できたのは、とにかく勉強したことだと思います。朝は4時に起きて勉強することと決めていましたので、寝る時間が2時や3時になっても、4時に起きました。学習期間の11カ月、一日たりとも妥協しませんでした。
受験勉強中も試験本番でも同じですが、特別に変わったことは何もしていません。ノートを作ったりもしていませんし、私にとって先生に言われた通り「テキストにマーカーを引く」ということが一番変わったことでした。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
この試験を目指すにあたり、年齢を理由に躊躇している人は珍しくないと思います。試験合格については年齢を不安に考える必要はないと断言できます。
この試験の本番は「時間との戦い」という要素がたいへん強く、時間内に解き終えられるかどうか大いに不安を持っている受験生は多いと思います。私の勝因といえば、時間に対する不安をだいぶ早い段階で解消できたことでしょう。日々欠かさず問題を解いているうちに解答スピードは格段にアップし、直前ファイナル答練の終盤には、全体の解答時間は平均的に2時間ちょっと、2時間15分かかってしまうと「苦戦した」と思えるレベルになっていました。
時間に対する不安感の解消は、本番では当然ですが、学習においても心の余裕を生み、良い結果につながったと思っています。ただし大事なことは、速く解ける実力を身に着けつつ、本番ではゆっくり解く、ということです。
資格試験において自分というのは、信じるものではなく疑うべきものだと思います。勉強量は足りているだろうか、あの論点はちゃんと理解しているだろうか等々、自分自身を疑いに疑い、生じた不安をきっちり、かつ貪欲につぶしていくことで実力が身についていくのです。先に述べた時間の余裕は、このスタンスでの絶対的な勉強量が生みだしたものです。
ただただ真っ当に勉強を積み重ねれば、誰でも合格する可能性はあると思います。がんばってください。