神田 喜雄 さん(60代)
受験回数 | 1回 一発合格 |
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LEC 受講歴 |
土地家屋調査士合格コース(旧:免除資格者Aコース)、計算特訓講座、申請書マスター講座、上級範囲指定答練 |
ご職業 | 会社員 |
目標を立て、自分のリズムで学習!
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
定年後の安定収入確保手段としてLECの行政書士講座を受け、一発合格したことから、さらに行政書士と親和性のある資格として土地家屋調査士を目指しました。
LECを選ぶ決め手となった理由
行政書士を受験したときにLECの通信講座を利用し一発で合格できました。テキストの内容、講師の指導方法、答練・模試の内容は言うまでもなく、学習においてわからないことを質問することができる『教えてチューター』制度の利用で理解を深められたこともあって、土地家屋調査士資格取得にあたっても迷わずLECを選びました。ただ、文系出身の数学の知識に不安があったのですが、「はじめての土地家屋調査士講座」で数学・三角定規・関数電卓の使い方を学んだ上で、まず全体構造編を次い徹底解析編で本試験レベルの知識を得るという講座の構成に安心して申し込むことが出来ました。
講座・カリキュラム・教材の良かった点
- 徹底解析編では、理論のインプットと書式の学習とを交互学習する構成になっていて、理論(択一)の知識に偏ることなく早い時期から書式学習を始められることが出来ました。徹底解析編書式問題(全44問)を5回以上繰り返すことを目標に毎日取組みました。
- 上級範囲指定答練は全6回のなかで主要論点を復習することができました。つまり1日1回やると6日でほぼ1周できるので、直前期には徹底解析編と上級範囲指定答練を組み合わせて知識の確認と、漏れ(忘れ)確認対策として活用しました。
講座担当講師の良かった点
- 全体構造編・徹底解析編では、木村講師が重要ポイントを的確に指示され、基本知識のメリハリのある学習に役立ちました。書式問題は繰り返し学習することで力がつくと指導され、それに従い5回以上繰り返しました。
- オプションとして上級範囲指定答練と申請書マスター講座を受講しましたが、山崎講師の書式問題の指導で、申請書は問題文を読んだ段階で記入できるところは全て書く、土地の図面も座標値が出せなくても何とかして全て描くという指導を繰り返し指導されました。本試験では、解答で求められた座標値のうち1点しか算出できませんでしたが、それでも図面を描ききることで合格できました。
学習期間の中で苦労された点やご自身なりの学習方法
- 学習開始時点で本試験まで残り11か月で、絶対合格するにはどうしたらいいのかを考え、択一については、自分のリズムでどんどん先にすすめる。書式の学習は、毎日土地1問・建物1問取組む、という目標を立てました。しかし、書式は3月ごろまでは2日で3問程度しか取り組めなかったため、その後は午前4時に起床して学習時間を確保して目標は死守しました。
- 特別な整理ノートは作らず、テキストに情報を集約しました(インデックスシールを貼る、チュータ−さんに質問した解答は書き込む等)。
- ただし、どうしても暗記できない、あるいは忘れやすい項目のみ(100項目程度)、メモ帳に項目別にまとめ、常に横において眺め、試験会場にも持っていきました。
- マーカ−の使用方法は講師アドバイスを自分なりに工夫して、基本は黄色、例外は青色、特例は紫色、理由づけは緑色と決め、情報はテキストに集約しました。
今後の展望や、これから受験される方へのアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
これから受験される方には、インプット完成講座の全体構造編・徹底解析編を繰り返しやることで十分本試験に合格できる実力がつくと思います。書式過去問は事例研究としてやる程度で十分で、①LEC講座には合格に必要な論点が含まれているので、これを繰り返しやること、②ケアレスミスをいかに減らすか、③問題に即した、択一と書式の時間配分、見直し時間の確保を考え、④解答用紙は両面とも描(書)き切ることが大切だと考えました。