S.H さん
受験回数 | 2回 |
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略歴 | 北海学園大学法学部法律学科卒 |
ご職業 | 司法書士 |
LEC 受講歴 |
2019年合格目標:書式強化コース (通信Web) |
気力(眠気)と体力と時間との勝負
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
私は現在司法書士をしており、その業務中、表示に関する登記も一緒にやってほしいというニーズを実感していました。それと,何か新しいことに挑戦したいという気持ちがあったので、土地家屋調査士を目指すことに決めました。
LECを選んだ理由
LECを土地家屋調査士の受験のための予備校に選んだ理由は、まず、司法書士試験の時に通っていた予備校もLECを利用しており、その受験時代を振り返ってみて、LECに良いイメージをもっていて、馴染みがあったからです。また、仕事との両立で時間がなかなか取れない自分にとっては、状況に合わせて受講場所を変更でき、時間を有効に活用できたからです。また、独学という選択については、方法論について悩んだり、テキスト選びなどに時間を使うことがもったいないので、費用は掛かりますが、早く合格のすることでペイできると考えましたので、LEC一択でした。
LECの講座・カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用方法
私が受講したLECの講座では、いきなり、詳細な内容に入るのでなく初歩的な内容から始まり、徐々に深い内容に入っていってくれたので、なかなかとっつきにくいと思われるこの土地家屋調査士試験の勉強をいきなり挫折することがなく続けることが出来ました。特に、苦手意識があり、不安のあった計算についても、答練などで繰り返し出題されることによって徐々に解けるようになり、気づいた時には、苦手意識がなくなっていました。
受験期間の終盤に課題となったのが、書式の点数が安定しないという点でした。これについては、問題集の内容が本試験と比べて簡単だし、内容も覚えてしまっているから点数アップにつながらないだろうと思って1年目はあまりやっていませんでしたが、山崎講師の勧めもあり、その問題を繰り返し何度もやっていたら、自分が凡ミスなどをする箇所が分かってきて、もったいない失点が減り、答練などでの点数が安定するようになりました。
合格への道のり
1年目は、講義を聞くのが、精一杯でなかなか、復習が追い付いかない状況でした。ですが、自分の失敗パターンは、途中であきらめることだというのはこれまでの自分の性格からよくわかっていたので、少しずつでもこつこつテキストを読むようにして、現実逃避に陥らないよう、自分をコントロールしていました。結果、直前期にはテキストを読むペースが上がり、10日で全範囲を読み切れるようになっていました。1年目は、択一は47.5点(19問)でしたが、書式の足切りにかかってしまいました。択一の足切りにかかるのが怖く、択一の勉強ばかりしていたことが敗因でした。
2年目は、同じ轍は踏まないと決め勉強を2月から始めましたが、やはり、どこでも勉強しやすい、テキストの読み込みに走ってしまいました。書式の勉強を優先すべきと思っていてもテキストの読み込みを優先して、勉強時間がなくなり、結局やらない、という繰り返しでした。
そこで転機となったのが、山崎合格塾です。 山崎合格塾では、やることを指定されるので、本当はテキストを読みたくても、指定された書式の練習が終わるまでテキストを読むことができません。正直、テキストを読みたかったのですが、言われたことをやりました。そのことが、今回の合格につながったのだと思っています。結果は択一47.5点(19問)、書式土地19.5点、書式建物19.5点でした。
今後の展望
現在の司法書士業務と並行して、勉強させていただける土地家屋調査士事務所で実務を覚えたいです。そして不動産登記のことならなんでも対応できる社会的に価値の高い人間に成長したいです。将来的には、不動産登記制度のエキスパートとして、その制度の中枢で活躍することが目標です。
これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ
土地家屋調査士試験は、きちんと手順を踏んでやるべきことをやっていけば合格することが可能な試験だと思います。一番難しいのが、それを信じられず、あきらめてしまったり、勉強方法に悩んでしまい勉強に手がつかなくなってしまうことだと思います。ですので、合格のため、相談できる人がいるというのはとても大事なことだと思います。 最後に、司法書士の試験勉強時代からやっている、私のこだわりを2点紹介させていただきます。
1点目が、小さくてもいいので、しっかりとした机とできるだけ性能の良い椅子を用意して、自宅に勉強に集中できる良い環境を作ることです。グラグラした机ですと集中力を欠いてしまいますし、性能の良くない椅子ですと、長時間の勉強が肉体的にきつくなります。
2点目が書き込みのできるある程度大きな壁掛け式の月めくりカレンダーを用意し、勉強をする範囲を決め、その日やれたことを書き込むようにすることです。そうすることによって、やれた時の達成感が癖になり、楽しく勉強を続けることができますし、振り返りにも有効です。壁掛け式の大きな月めくりカレンダーという点がポイントです(いやでも目につきますので)。おすすめですので是非やってみてください。