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2019年度合格
大谷 直弘さんの合格体験記

合格者

大谷 直弘 さん

受験回数 1回
略歴 立教大学文学部日本文学科卒
ご職業 行政書士・調査士補助者
LEC
受講歴
2019年合格目標:免除資格者Aコース
(通信Web)
※現:土地家屋調査士合格コース

要点と弱点をおさえて一発合格

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ

私は新卒から15年以上、土地家屋調査士とは異なる業種の法人で働いていたのですが、キャリアコンサルタントという国家資格の勉強をした際に、自身のキャリアについても一度立ち止まって考えてみました。そして、「いつまでも社会と関わりを持って、できれば第一線で人のために働きたい」と、そんな思いを自身の中で再確認している時、ふと父親の姿が目に入りました。父親は70歳を過ぎても行政書士・土地家屋調査士事務所をやっており、毎日を生き生きと過ごしていました。私自身もこうありたいと思うようになり、補助者として父親をサポートしつつ、資格取得を目指すことにしました。

LECを選んだ理由

主に理由は三つあります。調査士試験の前に行政書士と測量士補をLECのWeb受講を使って受験しましたが、その両資格とも一発合格できたため、LECの教材全般に対して、信頼感があったこと。次に、LEC以外を利用していた調査士合格者から、「受かったあとに、色々な教材を比べたけれど、LECにすればよかったと思った」と聞いたこと。そして、測量士補を受けていた際に、答練だけ他校(調査士講座も開校している学校)のものもお試しで受けてみたところ、解説の方法や、動画の収録方法、講義のスピード感が、私に合っているのはやはりLECだなと、肌で実感したことです。

合格までの道のり

私は概要を掴んでから詳細を身につけるというスタンスと復習のタイミングを大切にしました。具体的な例を言うと、講義形態がWebで、二倍速の受講が可能だったため、一回目はいきなり二倍速で見ながら、先生がラインマーカーを引いたところを同じようにマーカーを引きました。この時点では、理解度は2割程度を目指しました。そして次の日に同じ箇所を今度は通常のスピードで受講しました。この時点での理解度は5割くらいを目指しました。そしてまたその次の日には、テキストを熟読しつつ、先生の引いたラインマーカーを復習アプリに入力して、日々スマホでもタブレットでもパソコン端末でも、どこでも復習できるようにしました。ラインマーカーをアプリに入力する際には、問題形式になるように入力していきました。例えば、「市街地地域の精度区分は甲2まで」とテキスト通りに入力するのではなく、「市街地地域の精度区分は?」と問題になるように入力していきました。
また、書式も普段の勉強からケアレスミスが多かったため、ミスをしたところは全て写真にとっておき、先述の復習アプリに入力して、「どこをミスしたのか?それを防ぐためにはどうすればよいか?」と問題化して何度もミスを繰り返さないための工夫をしていきました。

ペーパーレス・デジタル化勉強法

私は、この土地家屋調査士の勉強にあたって、紙のノートにまとめるという作業を一切行いませんでした。択一は先述の復習アプリへ、答練でひっかかった問題や過去問も入力して、アプリが自動的に考えてくれた復習タイミングで復習をしました。
また、書式は、普段の一日2問、時間を計りながら手書きで紙に書くという勉強にプラスして、日々の復習用として申請書の答えを事前にエクセルやパワーポイントに入力しておき、問題を読みながらワンクリックで答えが表示されるように工夫して、「紙に書く」という作業と、その負担感を削減させました。計算問題は「今日は徹底解析の問題番号〜の座標値AとBだけ出す」と先述の復習アプリに入力して、座標値計算問題を小分けにして適切なタイミングで復習していきました。こうすることで書式を長時間かけて解く心理的負担を減らしながら書式の復習をしていきました。
ただ、アプリに入力するというのは、勉強時間ではなく「作業時間」になってしまいます。できるだけ作業時間を減らすように、入力の際は、音声入力やOCR読み取りなどのアプリを使って、短時間でテキスト化できるように工夫し、直前期には「作業時間」になりそうなものは家族にお願いをしてやってもらうなどの対策をしました。このようにデジタル化することで、「あれ?あの論点なんだっけ?」と思っても検索機能ですぐに該当箇所が見つかるという利点がありますし、合格したあとも、「あの試験でやったあれ・・なんだっけ?」というときにもすぐにアプリで検索できるため、これらのデータは合格後も使えると思っています。

これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ

この試験の面白さは、自分の弱点と向き合うことができることだと思います。例えば、私は小学生時代から学校の先生に指摘されるほどケアレスミスの多いおっちょこちょいな性格でした。しかし、ケアレスミスは調査士試験においては致命的です。一瞬、「この試験は自分には合っていない」と思いかけましたが、「これは、自分の性格・性質を見直すいい機会だ」と捉えなおし、勉強でも普段の生活でも指差し確認や二重チェックを徹底してみるなど、色々と工夫を重ねました。
調査士の勉強は、求められる能力が多岐に渡るように思います。記憶力、計算力、発想力、慎重さ、法律の主旨を読み取る能力、文章読み取り能力、スピード感などなど。自分は何の能力が相対的に低いのか、それを冷静にみつめ、対策をとることで、きっと、それは試験だけではなく、その後の仕事にも活きてくると思いました。長く苦しい受験生活も、視点を「合格するための勉強」とだけ捉えるのではなく、「これは調査士に必要な資質を鍛える訓練だ」と思えば、勉強に対する目的意識の質も変わってくると思います。応援しています。

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