三輪 義一 さん
受験回数 | 3回 |
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ご職業 | 介護老人保健施設 事務課 |
LEC 受講歴 |
2019年合格目標:コンパクトコース (通信Web) |
残りの人生を全力で頑張る為のステップアップ
土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ
今の仕事・介護老人保健施設 事務職に就く前は、32歳まで登記事務所に勤務していました。しかし、その時は資格を取ろうと思いながらも、ほとんど勉強はしていませんでした。その後、今の仕事に変えて現在に至っていますが、時が経つにつれて中途半端のままでいいのかという思いが強くなってきました。このままでは後悔することになると思い、一念発起して資格を取る決意をしました。
LECを選んだ理由
以前に司法書士を目指していた知り合いから全く別の仕事をしながら資格取得を目指すのなら、LECのWeb通信がお薦めだと聞いていました。又、LECは有名なので信頼度も始めから大きかったです。よって、パンフレットをすぐに取り寄せて検討しました。明確に4つのコースがあって選べてインプット・アウトプット等明瞭で、且、Web通信が充実していると思いました。他業種の仕事をしながらの資格試験勉強なので仕事と勉強を両立させるため、即、Web通信に決めました。
LECの講座・カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用方法
1年目、2017年度はインプット完成講座・答練を含む講座、基本書の読み込みにより基礎固めが出来たと思います。ベーシックテキストは、合格まで何度も読み返して使いました。2018・2019年度はコンパクトコース。座標値計算・作図で苦労していましたが、計算特訓講座でかなり解消できました。スーパー特訓講座も復習兼理解度upにかなり役立ちました。答練では、本試験に向けての時間配分・重要論点の総まとめにとても有効でした。
合格への道のり
学習初期、Web通信についていくのがとても大変でした。講義を聞いても復習が十分に出来ず焦っていました。でも、1年目は測量士補試験に合格出来てよかったです。が、調査士試験のWeb通信では答練に入ってから通信を聞くだけで精一杯で復習がままならなかったです。
私の学習方法は、LECのWeb通信がすべてで、Web通信を聞いて復習する繰り返しです。重要論点は、まとめノートに記載。休日で時間あるときは解答出来なかった座標値計算を何時間でも解いていました。常にベーシックテキストとリンクして復習していました。普段の平日は仕事をしている間の細切れ時間に、重要論点まとめノートの中からA5くらいのメモ用紙に任意に数点の論点を書き写して見ていました。それを出来るだけ毎日違う論点を書き写して見ていました。これがわずか数分ながらでも復習となり知識の定着に役立ったと思います。直前期は、答練の復習・重要論点ノートの読み込み・個々の苦手な座標値計算の再計算を主にやり本試験に備えました。
私なりに思う合格ポイントとしましては、やはり基本が大切だと思うのでベーシックテキストで基礎をしっかりと固め、重要論点を自分なりに整理して理解し、本試験は時間が少ないので計算と作図のスピードアップが合格ポイントかなと思います。
今後の展望
今後の展望は、1年前後を目安に、家族とも話し合い今の仕事の状況を見極めて、土地家屋調査士業務に移れればと思っています。いずれにしても、ADR認定土地家屋調査士を目指します。まずは、表示登記を中心に実務業務を積み重ねて業務に精通した調査士になります。その上で、認定業務の実務をしっかりと行える認定土地家屋調査士となります。私の微々たる業務・行動ながら、土地家屋調査士業の発展への貢献と、わずかながらでも私なりに社会貢献出来ればと思っています。
これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ
私は今52歳。2017年の50歳で土地家屋調査士試験勉強を始めました。LECのおかげで最終合格することが出来ました。私は今の仕事を定年まで続けて年を重ねていくことはきっと後悔することになると思い、このままで終わりたくはないとの思いから、自分に挑戦したく土地家屋調査士試験にチャレンジしました。日常生活において無難に仕事をこなしてたまに飲みにいき、休日を楽しんで子供の成長を楽しみに生きていくのも良いですが、それでだけでは、自分自身が満足出来るかと言ったら疑問符がありました。「微々たるものでも自分に挑戦し続けたい・挑戦し続ける自分でいたい、いくつになっても」との思いが自分を土地家屋調査士試験に向かわせました。これから受験される方達も、その資格を目指す意義を考えるということはとても大切であり、これからの試験勉強において必ず力になってくれるものと思います。ありきたりですが、思い立った時がその人のスタートの時であり、目標に向かって努力を継続するには強い意志が必要だと思います。私のような人間が言うのは大変恐縮ですが、これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージとさせていただきます。