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2018年度合格
Y.Sさんの合格体験記

合格者

Y.S さん

受験回数 1回 一発合格
受講クラス 2018年合格目標 ストレート合格Bコース 通信Web受講
生年月日 1990年12月24日
ご職業 司法書士
最終学歴 早稲田大学法学部
学習環境 仕事と両立

司法書士とのダブルライセンスを目指して

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ

私は、平成29年度司法書士試験の合格者です。合格した当時、仕事と勉強との両立の仕方が身に付いていました。この勢いで新たな資格にチャレンジしたいと思い、次の道を探しました。司法書士の業務と最も密接に関わる士業は、調査士だと思いました。権利の登記は、調査士の行う表示の登記を基礎として成り立っています。表示の登記について学べば、司法書士の業務を行うにあたって、視野が広がります。また、将来独立した場合、業務の選択肢が増えます。司法書士とは科目が重なる部分も多く、勉強もしやすいと考え、調査士を目指しました。

LECを選んだ理由

司法書士試験は、別の予備校を利用していたので、インターネットで探してみると、LECが出てきました。LECが、司法書士の合格者を多数輩出していることは以前から知っており、また、試験後の記述の無料添削サービスでもお世話になっていました。自宅の近いところに校舎があり、自習室も利用できるとのことでしたので、LECを選びました。

LECの講座・カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用方法

カリキュラム

測量士補とセットになっていたことが良かったです。私は文系なので、数学についてはかなり不安でした。しかし、測量士補の講座を初めに受けることで、数学の基礎を理解することが出来ました。測量士補の過去問を繰り返し解くことで、調査士で使う数学が身に付いていったと思います。図面の書き方、電卓等の道具の使い方については、基礎から教えて頂けるので、初めてでも無理なく学習することが出来ました。書式については、問題数が相当数あるので、繰り返し解くことで、色々なパターンの問題に対応することが出来るようになりました。

テキスト

図が多く、大変見やすく作られていると思います。マーカー等を活用することで、さらに分かりやすいテキストに作り上げることが出来ました。分野ごとに分冊されているので、外に持ち出す際にとても便利です。

講師の良かった点

説明がとても丁寧だと思いました。道具の選び方や、図面の書き方等、実際に画面に映ったものを見ながら学習することが出来るので、とても分かりやすかったです。資格試験の講師としての自信を感じました。講師の言う通りに学習すれば合格できる、と信頼して学習を進めることが出来ました。

合格への道のり

学習初期

私は、2017年10月中旬ころから学習を始めました。不安だったのが、書式です。過去問を見てみましたが、全く解ける気がしませんでした。そこで、まずは基礎を固めようと思い、全体構造編の書式をとにかく解きました。年内に5回ずつは解いたと思います。講義は2倍速で聞いていました。とにかく素早く消化し、復習の時間を確保しました。講義を聴く→該当箇所の過去問を解く→テキストに戻る、というのを毎回の講義後にやっていました。

直前期

年明けから、6月頃まで、仕事や司法書士の研修に追われ、調査士の勉強を全くできませんでした。図面は全く書けなくなっていました。限られた時間の中で、効率良く勉強するにはどうしたらいいか考えました。睡眠を除けば、1日の大半は外にいます。まず、外でも出来る勉強と、家や図書館でしか出来ない勉強を分けました。テキストの読み込み、択一の過去問を解くことは、外でも出来ます。書式は机のある所でしか出来ません。そこで、家では択一の勉強はしないと決めました。

・択一
テキストの読み込みが重要だと思います。テキストを暗記する程読み込めば、ほとんどの問題には対応できます。過去問は5周程解きましたが、答えを暗記する程になったので、それからは解くのをやめました。アウトプットは、答練や模試で行いました。試験の2週間程前までは、ひたすらテキストを素読しました。それからは、絞込みを開始します。知識があいまいだと感じたページに付せんを貼り、その箇所に直接、透明の付せんを貼りました。以降は、その箇所だけ読むようにし、知識が固まってきたと感じたら、付せんを剥がします。試験の前日になると、付せんのページが少なくなってきたので、その箇所を携帯で写真を撮り、試験直前に見直しました。模試や答練では、1問1分で解くことを心がけました。マークシートへの記入を含めて、30分程で終わらせることが出来れば、書式に余裕をもって臨めるからです。

・書式
徹底解析編、問題演習、答練、模試と、LECだけで70問近くの問題があります。直前の数か月間、家ではとにかく解き続けました。最終的には5周以上は解きました。それぞれ1周解いたら、出来なかった問題を再度解きました。問題を解く際は、解答用紙をちゃんと印刷することが大切だと思います。書いたものを全てAA3のリングファイルにまとめました。間違った箇所は赤ペンで直し、後で見返すようにしました。直前の1週間で、上記の70問に加えて、過去問を全て解くと決めました。何度も解いた問題でしたが、それでも数問は間違えました。その数問を、試験前日の土曜日に解きました。文章問題については、LECの問題で出てきたものや、講義中に暗記する指示が出たものをノートにまとめて、繰り返し見直しました。

今後の展望

私の勤務先の事務所には、土地家屋調査士事務所が併設されています。そこで登録して調査士として働くかどうか、現在考えているところです。もし登録したら、少しずつでも、調査士として実務を学んでいけたらと思います。司法書士としての業務にも、今回勉強したことが大きく役立てばと思います。

これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ

調査士試験は、合格率だけみると、難関の試験のように思えます。しかし、本試験を終えてみると、一通り勉強を終えていない人も結構いる印象を受けました。勉強の方法さえ間違わなければ、合格できる試験だと思います。

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