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2018年度合格
持田 幸宏さんの合格体験記

合格者

持田 幸宏 さん

受験回数 3回
受講クラス 2016インプット完成講座、2017コンパクトコース、2018コンパクトコース等 通学受講
担当講師・通学校舎 木村先生(水道橋本校)、山崎先生(水道橋本校)、鏡先生(水道橋本校)
ご職業 不動産鑑定士、その他
最終学歴 日本大学法学部政治経済学科
学習環境 仕事と両立

time can wait

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ

2005年1月に不動産鑑定士第3次試験に合格し、その後個人事務所を開業した。不動産鑑定の仕事は、主に不動産のソフトの部分を取り扱うが、経験を積むうちに、不動産の物理的な部分の重要性を感じるようになった。土地家屋調査士の仕事は、表示に関する登記(それに伴う調査・測量)業務、隣接地との境界確定(要、立会い)等、「物」と「人」に直接かかわれる重要な仕事である。調査士の資格を採ることで、日常の鑑定評価業務に何か付加価値を生む仕事ができるのではないか?そんな風に思ったのだった。ただアラフィフの自分が新しい勉強に耐えられるか?許された時間の中で、果たして合格できるか?自分自身に疑問を持ちながらも、挑戦をしてみたかった。

LECを選んだ理由

やはり、1996年当時、不動産鑑定士第2次試験の勉強をLECで始め、1999年に第2次試験に合格できたのが大きな決め手だった。テキストの内容、講義を行う講師の質の高さ等、不動産鑑定士の受験勉強をしていた当時も主に使用していたのはLECのテキスト・問題集等であったし、「信じるべきものがあるから」である。自分はLIVE感覚を大事にしているので、講義はいつも「生」で受けることにしている。その点でもLECは生講義の授業が土日に行われており、日常の仕事との両立を行う意味でも、大変役立った。

LECの講座・カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用方法

自分は初学者だったので、1年目は「インプット完成講座」「測量士補スピード合格講座」等を生(山崎講師)で受講。書式の徹底解析編では、申請書・図面の基本的な作成方法を学び、理論・択一の講義では、基本テキストを使って基礎の定着を図った。山崎講師の丁寧な説明が、初学者の自分には大変役立った。
結果、本番で合格点に届きはしたが、書式で足切りにあった。
2年目は、上級クラスとなり、「スーパー特訓講座」等を生(木村講師)で受講。択一の講義では、木村講師によるゼミ形式的な授業の進め方により、その場で問題意識を定着させることができた。書式は過去問を用いて、土地は複素数モードを用いた応用的な計算方法を学び、建物は、寸法図を用いた効率的な作図方法を学んだ。答練等も積極的に受講。それらの復習も必ずやった。
しかし本番で時間の使い方に失敗し、出来は悪かった。
3年目は、過去2年間の失敗経験をもとに、再び「スーパー特訓講座」等を生(木村講師)を受講。択一の講義では、木村講師とのcall and responseともいえる授業中のやり取りの中から、自分がいつも間違える箇所を洗い出し、基本テキストに返ることで、得点アップに成功。土地書式の複素数計算方法にも、経験の積重ねで自分なりのやり方を産出すことに成功。建物書式の作図方法も、経験を積重ねることで定規の使い方をよりスムーズに行えるようになり、時間の短縮に成功。LECの他、他校の模試も受験する等、経験を積んだ。
本番終了後に解答速報を見て、建物書式で大きなミスをしたことに気づく。しかしながら択一の高得点等に救われ、結果は受かっていた。

講師の良かった点

山崎講師は、とにかく説明が丁寧。自作のパワーポイントを用いた徹底解析編の授業では、複雑な内容も比較的楽に理解することができた。また、授業後の質問にも丁寧に回答していただけて、不明点を残さずに帰宅することができた。
木村講師には、大変感謝している。約2年間お世話になり、生講義最中の様々なやり取りの中で、回答のレスポンス速度を上げることに成功した。また書式の授業では、実際に45〜50分で1問を解き上げるテクニックを学ばせていただき、自分なりのやり方を作り出すことができた。授業後の質問等へのフォローも素晴らしく、メールでの質問にも丁寧に回答していただけ、自分が3年間続けられたのには、この方の存在が大きい。
鏡講師には、「スタンダード答練」(会場受験)でお世話になり、ほぼ2時間半では終わらせることができない問題量の解説講義を、実務家の視点から行われていて、解答時に気を付けることを学ぶことができた。

合格への道のり

学習初期は、特に書式を1日2問解いた。とにかく徹底解析編の49題を繰返し解いた。ただしまだ複素数モードを知らず、ただ力任せにやっているだけだった。
択一は、肢別問題集等を繰返し解いた。
2年目以降は、複素数モードの導入により、書式解答スピードの大幅アップに成功した。1日2問解く目標は変わらず。択一もスーパー特訓テキストやりこみと基本テキスト読込みの相乗効果により、得点力アップに成功した。
3年目は、ストックしている答練等の問題も相当量になっていた。これらの復習を繰返しやった。受験仲間との交友によりモチベーションを維持することができ、書式・択一ともに自分なりの勉強方法を継続し、木村講師にたびたび質問をしながら、疑問点を明日に残さないようにし、結果、完走することができた。
3回目の受験後も、自分は受かっている可能性が低いと思い、毎朝書式問題を1問ずつ解いていた。1/9の深夜に出張先の新潟(不動産鑑定関係の仕事)から帰ってきて、法務省のHPを確認すると、幸運にも番号があった。部屋の中を見渡すと、過去3年間練習で解いた書式の答案等の積重ねの束が幾山にもなっていた。

今後の展望

自分は過去14年間にわたって不動産鑑定業に従事してきた。今後は調査士の実務も修行し仕事として採り入れていくことができれば、係わらせていただけるひとつの案件に対して、「表示に関する登記と不動産鑑定の組合せ提案」ができるようになる。例えば、相続案件での土地の等価格分筆が必要な場合等で、不動産鑑定評価で培った経験が生きる可能性がある。
今現在は本業の不動産鑑定業の他に、週数回調査士事務所のアルバイトで、全く初心者であるが、実務を学んでいる。
いつになるかわからないが、鑑定業務と調査士業務の両立ができれば、と思っている。

これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ

敬愛する小田和正氏は、「夢を追いかける人のために時は待ってる」と歌っている。自分は今年54歳となったが、衰えは感じておらず、むしろ過去の様々な経験が、今の勉強や仕事に活かせている。もし自分と同じ「中年」の方で、調査士を目指そうと検討されている諸兄がいらっしゃるなら、是非チャレンジしてみていただきたい。ただ気持ちだけは、いつも前向きで!

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