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2018年度合格
福井 進矢さんの合格体験記

合格者

福井 進矢 さん

受験回数 1回 一発合格
受講クラス 2018年合格目標:答練直前パック 通学受講
担当講師・通学校舎 木村真弓先生・池永徹博先生
生年月日 1987年9月16日
ご職業 司法書士
最終学歴 東北大学法学部
学習環境 仕事や家事育児と両立

家族の協力で勉強し一発合格できました

土地家屋調査士を目指した理由・きっかけ

今現在司法書士として、司法書士兼土地家屋調査士事務所に勤務しており、ご依頼いただくお客様のご要望にお応えできるように、また、自分自身の不動産登記に関するより高い専門的知識を身につけ、それを形にするため勉強を始めました。そしてなにより独立開業をするために、ダブルライセンスは大きな強みになると考えたからです。

LECを選んだ理由

答練や模擬試験を通信で自宅受験する場合、どうしても自分自身に甘えが出てしまうと考え、会場受験できるところを探しましたが、仙台の場合、答練や模擬試験を会場受験できるのがLECしか見つけられなかったこと。また、過去に司法書士試験受験の時にもお世話になったことがあり、信頼がおけたことです。試験問題の研究や解答解説が充実しているのはLEC以外見当たりません。また、択一や書式問題の解き方、受験テクニックといえるものは独学では学べないと考えたからです。

LECの講座・カリキュラム・教材の良かった点、有効な活用方法

毎週日曜日にLECへ行き、答練を受験し、すぐに解説講義をスマートフォンにイヤホンをさしながら自習室で聞いて復習をしていました。解説冊子も充実していて、細かい点まで行き届いていて復習がしやすかったです。また、OnlineStudyで書式答案がダウンロードできるようになっていて、書式答案を印刷して何度も解きなおしができる点が非常に助かりました。また、問題冊子もマーカーやボールペンで書き入れてしまっているので、真新しい問題冊子をもう1冊配布してくれ、期間をおいての解きなおしができるようになっているのも良かった点の1つです。

講師の良かった点

木村先生は、択一の解説講義を担当されていましたが、何が重要で最低限何を分かっていないといけないか、また、何が発展的な内容なのかを詳細に講義をされていて、復習のメリハリができるので、非常に復習がしやすかったです。池永先生の解説は、書式問題でしたが、書式問題で何が問われ、解くためのポイントは何か分かりやすく講義されていました。独学では学べない要素や必ず押さえておかなければならない点が網羅的に学ぶことができました。書式問題は池永先生のおかげで解けるようになったと思います。

合格への道のり

学習初期は、市販のテキストの読み込みと該当箇所の過去問と条文の読み込み、これに尽きました。テキスト・過去問の知識と条文の知識が定着して初めて答練や模擬試験にあたることができたと思います。テキストを1周して、テキストの読み込みを終わりにして、過去問をとにかく解きました。最初は解けず苦しい期間もありましたが、徐々に解けるようになりました。間違えた肢・あやふやな肢があれば必ず条文とテキストに立ち戻ることを心掛けました。また、解説に条文番号が出てきたら、必ず六法で読むようにしていました。条文を読まずに問題を解くことはできません。
また、書式問題は三角定規をどう使えばいいのか、関数電卓はどう使うのか、他の器具は一体何に…というところからのスタートでした。独学では学べませんでした。その点はLECの答練とその解説講義を繰り返し学習することで、何とかものにすることができました。書式問題は申請の可否や要否などの判断はできたのですが、座標計算と作図が苦手でした。座標計算は、数学の図形問題の知識と関数電卓の使い方については、LECの講義で必要十分なものを得ることができました。作図は自分で時間を計り、答練や過去問でとにかく練習しました。習得するというより体得するという方が近かったかもしれません。
直前期は、LECの答練・模擬試験の解き直しを本番と同様の時間を計りながら何度も行いました。敢えて自分自身を焦らせて、焦りながらも正確な解答ができるように練習を行いました。また、私個人についてですが、1歳になるかならないかの子どもがいたため、平日の夜は子供が寝静まって入浴などを済ませた夜10時半頃から勉強をスタートし、1時や2時ごろまでやって、朝は6時半に起きるというリズムでした。また、土日の休日は朝からLECの自習室にこもり、自習室が閉まる時間まで勉強していました。その間は妻が子どもの面倒を見てくれていて、家族の協力なしには勉強できませんでした。家族には本当に感謝しています。

今後の展望

司法書士として日々業務を行っていますが、今後は土地家屋調査士業務も行って測量実務や実務に関する知識を習得して、ダブルライセンスの強みを活かし、不動産登記のスペシャリストとしてお客様のニーズに応えられるように、ひいては、社会に貢献できるように日々努力をしていきたいと考えています。

これから土地家屋調査士を目指す方への応援メッセージ

土地家屋調査士試験は、難関資格であることに間違いありませんが、絶対に合格できない試験でもありません。やると決めた以上は諦めずに最後の最後までやり通してください。ファイナル答練が始まる直前の4月に、「座標値?? 三角定規2枚あるけど、なんで? 関数電卓ってボタンがいっぱいあるけど、どれを使うの? 三角スケール? 全円分度器? コンパス? とりあえず買ったけど……???」と「?」だらけの状態からスタートした私でも合格できたのです。答練・模擬試験ではずっとE判定でした。でも合格すればそんなことはどうでもいいのです。書式問題は独学では解くことはできませんでした。条文とテキストと過去問とLECの答練・解説講義、これ以上のことをやる必要はないと思います。それが困難なのかもしれませんが、シンプルに考るとそれしかしなくていいのです。とにかく条文と過去問を大切にして、頑張ってください。

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