橋本 和輝 さん
受験回数 | 1回 一発合格 |
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午後の部試験 | 総合1位合格・択一1位合格・書式1位合格 |
受講クラス | 2016年目標 ストレート合格Aコース(通信) |
〜先生を信じて教えに従うことが合格への近道〜
土地家屋調査士を目指した理由
10年・20年…100年経っても続いていく仕事。そこが魅力であり、強み。
以前、知り合いの土地家屋調査士さんに仕事を依頼したんです。そしたらいとも簡単に解決してしまって、その姿がすごくカッコよくて(笑)自分でもできたらいいなと思ったんです。
士業の中には、時間と手間さえかければ、素人でも調べればある程度できる事があるじゃないですか。
でも土地家屋調査士の登記は、そうはいかない。
自分で測量して図面を書く事は絶対にできないし、非常に専門性が高い資格だと外から見ていて魅力に感じました。
使用テキスト
橋本和輝さん(左)と山崎智英講師(右)
最初は多色刷りのテキストにすればいいのにと思いました。でも、受講していく中で、手を動かしていくことが大事だと気づかされました。
仕事をしながらの1位合格。学習方法で意識した点は?
教材を隅から隅まで、骨までしゃぶりつくすように!
[択一] とにかくスキマ時間を活用しました。
大事な部分はスマホで写真を撮って見たり、(お風呂に入っている時など)スマホが使えない場面では、頭の中で復習をして、答えられなかった部分はテキストで見直すようにしていました。
[書式] とにかく量をこなすことが大切だと思います。
どうすれば時間を短縮できるか…それこそ、ボールペンの書く角度や線を引く早さ、三角定規をどの程度の力で押さえたら上手く動かせるかまで考えながら書いていました。
独自の学習法かもしれませんが、目の前に自分の生徒がいると想定して、例えば「田と畑の違いは分かりますか?」「田は○○で、畑は○○ですよね」と教えるように、脳内でロールプレイングして、相手に説明できない事は復習し直すようにしていました。手元に何もなくても勉強(復習)できるのでお勧めの方法です。
LECの講座はどうでしたか?
重要なのは「ぶれない」こと
非常に分かりやすかったです。
以前、別の資格を取る際に他の予備校の講座を通信で受講したんですが、通常の教室講義を撮ったもので、テキストを映しても手元が非常に分かりづらかったんです。でも、山崎先生の講義はパワーポイントを使ったりして、視覚から理解できるようになっていて。 パワーポイント画像と先生が一緒に映るのにはビックリしました。
あと、実は学習の初期段階で理由もなく不安になって、他の予備校教材も買ってみたんです。でも、微妙な表現の違いが多くて…結局、混乱してしまうだけだと思い、使うのは止めました。本試験ではLEC教材に載っていない論点も聞かれました。
でも、そのほとんどは言葉の使い方が少し異なっているだけだったり、簡単な応用だったりで、いずれにせよ得点できる問題なので、LECの教材だけ完璧にやっていれば合格点が取れてしまうんですよ。
学習を進めていく上での、モチベーションの保ち方は?
目に見える成果を意識し続けること
テキストに付箋を貼って、分かるようになったら剥がす。過去問の間違えた部分をチェックして、解けるようになったら消していくなど。量の変化を意識しながらすすめました。
これから土地家屋調査士を目指す方へメッセージを。
結局、"習うより慣れろ"だと思うんです、調査士の試験は。
私自身、もともと数学は得意じゃないですし、手先も器用じゃないんです。初めて図面を書いたときは全然解けなくて、(解答の)時間制限とかの問題以前の話でどれだけ考えても分からなかったんです。で、ダメかもしれないと…。でも、先生のおっしゃるとおり繰り返し練習すれば解けるようになって、ある程度続けていくと自然と手が動くようになるので、それを信じて是非やっていただければと思います。
使用教材
タイマー(左)と眼鏡(右)
- タイマー
- どうしたら早く解けるようになるか。時間を意識しながら、試行錯誤を繰り返しました。
- 眼鏡
- 三角定規の目盛りが見えなくて…試験の為に買った、老眼鏡(笑)受験勉強の必須アイテムです。