渡邊 一成 さん
受験回数 | 1回 一発合格 |
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受講クラス | 2014年目標 10ヵ月合格Aコース(現:ストレート合格Aコース)通信受講 |
土地家屋調査士を目指した理由
競売評価人にとって非常に有益であること
私の生業は不動産鑑定士であり、独立開業して10年目となります。また、名古屋地方裁判所の競売評価人に指名され6年目となります。競売評価人は、抵当権が設定された不動産が競売申立された際に、裁判所から命令を受けて、対象となる不動産の調査及び評価を行います。その際に、建物については間取図の作成、土地については境界の確認、そして不動産登記に関すること等、土地家屋調査士の専門知識と技術があれば、有益なことが非常に多かったことがきっかけの1つです。
競売評価人は、不動産鑑定士の中から裁判所が実施する試験により選抜されますが、昨今では数十倍の倍率に至ることも珍しくありません。私は不動産鑑定士のみで選抜されましたが、土地家屋調査士とのダブルライセンス資格者は、優先的に選抜されている実績も見られます。
LECを選んだ理由
教材選びに要する「時間」と「安心」を買いました
試験勉強をする際には試験勉強の前に、教材選びがあります。そして、その選んだ教材から無駄に手を広げすぎず、集中的にマスターすることが短期合格のコツです。教材に不安があった場合、もはや試験どころではありません。LECは数ある資格予備校の中でも最大手、かつ実績もあります。私は教材選びという「時間」を省略し、この教材をマスターしたら合格レベルに達すると言う「安心」を得るためにLECを選びました。通信を選んだ理由としては、まずは通学時間の省略です。更に、LECの通信は倍速以上で視聴することができます。特に調査士試験は要点のインプットが済めば、あとは書式の訓練が重要となる試験です。実質的には1.5倍速から2倍速での視聴になりますが、短期合格を目指す私にとってはピッタリでした。
今後の展望
不動産を通じて世の中に貢献すること
私の仕事としての目的は、不動産を通じて世の中に貢献すること。その第一歩として、不動産鑑定士から始めました。そして今後は土地家屋調査士法人を設立します。理由は、世の中への貢献には組織力も必要だからです。
元々、士業は独りで全てをカバーすることが不可能であるため、細分化されて専門性を深めることが得策とされてきました。しかし、昨今では世の中が多様化し、各々の士業の枠を超えたコンサルティングが要求される場面が多々あります。しかし、士業のワンストップサービスを謳ったグループの大半は、現実的には機能していません。理由は、仕事は横並びではなく、責任の所在と序列が必要であるためです。
私は個人の研鑽に加えて、不動産のゼネラルマネージャーとして、一丸となる組織を構築し、世の中に貢献して行く所存です。