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2012年度合格
利根川 亮太さんの合格体験記

合格者

利根川 亮太 さん

受験回数 1回 最年少・一発合格
受講クラス 2012年目標 免除資格者Aコース 通信受講

自己紹介及び調査士を目指した理由

私が初めて調査士という資格を知ったのは高校三年生の夏休みを過ぎた頃でした。当時、私は大学の附属高校に通っていたため、他の大学受験生より早くに大学進学を決めていました。
しかし大学に進学してやりたい事がある訳でもなく、ただ大学に入って卒業しても就職できないのではないかと感じ、不動産関係の仕事をしている親と相談して初めてこの資格を知りました。
学校もなく時間があった私は、まず調査士という資格を調べてみると合格率は決して高くはないが、取得後には独立・開業できる資格であると知り、なんとなく将来は開業してみたい(当時は士業等という具体的な夢があった訳ではないが)と思っていたのでとても魅力を感じました。

LECを選んだ理由と受講したコース

具体的に調査士を取得するためにはどうすればいいのかを調べていると、調査士試験には午前試験と午後試験があるが、多くの受験生がまず何らかの午前試験の免除資格を取って午後のみを受けることが多いということを知り、また一から免除資格を取るのであれば測量士補が一番取得しやすいというのを知り、まずは測量士補を取得して翌年に調査士を受けようと決めました。

LECに通学した理由は、調査士の講座を行っている予備校が少なく、また家から通える範囲がLECしかなかったのですぐに決まりました。そこで私は「11測量士補スピード合格講座」を受講しました。この講座は通っていたLEC本校が生講義を行っておらずビデオ講義でしたが、通常、調査士と並行して受講される方が多いので、負担が少なく無駄のない講義内容で、資格試験の学習が初めての私でも島村先生の丁寧でわかりやすい講義や公開模試を受けて、本試験でも余裕をもって合格することができました。そして翌年、当初の予定通り調査士受験のために「免除資格者Aコース」を受講しインプット完成講座と直前ファイナル答練を通学で受けることにしました。

一発で合格できた理由

私は調査士の通学の始まる8月の時点では法律の知識はほぼ皆無であり、数学の知識も文系高校生レベル程度しかなく、全くの0からのスタートでした。しかし一発合格しなければ、就活時に取得資格欄も書くことが出来ず、調査士受験のためにアルバイトも辞めていた私には、大学時代に力を入れたことがなにもない状態になってしまうため、後がないというプレッシャーがあり、合格のためには努力あるのみと考え、必ず毎日勉強することと、大学が休みの日は一日しっかり勉強するということを決めて通い始めました。

実際のLECでの調査士の講義では、山崎先生が丁寧ながら迫力のある講義を受け、重要なことは繰り返して言ってくれるので、講義の中で重要なことは頭に入りやすかったです。
全体構造が始まった頃の講義では、やはり授業時間も長く、久しぶりの勉強でなかなか集中力を最後まで維持できないようなときでも、調査士受験で実際に先生が受講生時代に経験されたことや、ちょっとした受験のためになる雑談を挟んでくれたことにより、講義の内容にまたすっと戻ることができました。このような授業であることから、講義に出たくないというような気持には私は一度もなりませんでしたし、勉強をする訳ですから辛いのは当然ですが、その中で少しでも楽しいと思えて講義にのぞむのと、嫌々講義にのぞむのでは吸収が全く違ったと思います。

そして、私が一発合格できた最大の理由は通学講座を選んだことだったと思います。理由は二つあります。
一つめはわからないことをすぐに解決できることです。私は講義を受けるとき、その場で全て覚えようとするのではなく、意識的に重要な言葉とその中身が理解できるようにしました。なぜなら、調査士の択一問題は暗記もありますが、多くは一度理解すれば解ける問題が多いため、講義を受けているときは言葉等を覚えようとはせず、ただ「なるほど。そうなんだ。」程度の理解で聞き流し、家に帰ってからの復習でしっかり言葉と中身が一致するようにしました。
しかし講義を聞いていてもやはり、わからない部分や疑問に思う点はいくつも出てきます。特に私は、理解できないと次に進めない性格だったので、講義の間の休憩や講義後の時間に少しでも疑問があればすぐに先生に聞きに行くことができた通学講座によって、家での復習で悩むことはほとんど無く、学習の効率化を図れたと思います。いま思うと先生の休憩時間をだいぶ減らしてしまったので、申し訳ないですね。

二つめは同じ目標を持った仲間がいたことです。講義が始まった最初の頃はなかなか話すこともなく、休憩時間でも一人で過ごすことが多かったのですが、徹底解析が始まりクラスのメンバーがだいたい決まってきた頃に、先生が主催してくれた集まりがあり、そこからは教室でも会話が増えるようになりました。お互いの進度や勉強方法の話をしているとたくさん刺激を受けることもあり、自分もやらなければいけないと思ったことも多々ありました。
特に本試験が迫ってくると、誰しもが不安を抱えて勉強していくなかで、周りが今どういう勉強をしているのか、自分はどれくらいのレベルにいるのかを知っていると、自分に足りないことがわかったり、勉強の参考になったりもしました。年齢も若い私と仲良くしてくれた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

「択一」の学習方法

インプット完成講座を受けていた8月から4月は、私は大学生であり、他の社会人の受験生よりも多くの時間があることや、上記したように講義の中では理解が最優先で受けていたので、講義の間は教科書に一切マーカーすることなく理解に全力を尽くし、家に帰り復習でもう一度DVDを見直して復習・マーカーをしていました。
この勉強方法は時間のない方には全く使えないです、こんな時間があれば書式に時間回したほうが良いです。ただ私のように時間のある方はためしてみても良いと思います。なぜならLECの調査士の講座ではかなりのマーカーを引きます。これは後々教科書を見返した時にはしっかりポイントをおさえていて見やすいのですが、講座の時間内で先生の話を聞き、マーカーを引き、わからないとこを止まって悩んでいるとどうしても時間が足りない部分も出てきてしまうからです。そうすると講義の中心が理解することからマーカーを引くことが優先となり、それでは講義を受けている意味がないからです。
またこれに並行して2月あたりからは過去問も解き始めました。山崎先生から、とにかく過去問はインプット教材と言われていたので、分野別の過去問集は勉強したところからどんどん解き初めて、インプット完成講座が終了するころに1周しました。
しかしインプット完成講座の最後の問題演習の結果があまり良くなく、特に択一があまり伸びませんでした。そこで択一の総復習として、ただ教科書を読むのが苦手な私は、6月から始まる直前ファイナル答練までに徹底解析の理論のDVDを全て見直し、ここで一気に力をつけました。この1月半をほぼ全て択一に時間を回し、これ以降の本試験までは択一は過去問を2周しただけで、残りの時間は全て書式に回せました。

「書式」の学習方法

書式はもうひたすら解くしかありません。全体構造書式編の問題は基礎なので、全体構造の講義が終了しても何度も解きなおし、年明けくらいまではやっていました。
徹底解析書式が始まると、講義内で解いたのは別に講義の翌週までには必ず2回は解くようにしていました。またインプット完成講座が終わってからも、徹底解析書式の45問は何度も何度も繰りかえし、この中の問題なら全て満点をとれると言えるくらいにやりました。
書式を解く上でのポイントは必ず時間を計ること、与えられた教材は必ず50分以内で完璧に終わるようにしてください。
また本試験は慣れない地で、机や、冊子も違うのでとても緊張します。普段以上のことはまずできません。このことから、普段勉強していない場所で書式を解いてみるのも良いと思います。初見の書式の問題にあたるときは、建物の問題は常に満点を、土地は最低図面を仕上げる、これを最初から意識して勉強されると良いと思います。

これから調査士を目指される方へ

調査士試験は努力をすれば必ず受かります。もちろん私のように学生で時間がたくさんある方もいれば、社会人で休みも少なく勉強時間が限られている方もいるはずです。しかし実際の本試験は同じ時刻に同じ問題を解くのですから、個人の環境は言い訳にはなりません。
講師の適切な指導に従って、調査士の勉強を始めた時の「やってやるぞ」という気持ちを一年間持続して毎日やれば、必ず成果がでるはずですので、皆さん頑張ってください。

LEC専任講師からのコメント

土地家屋調査士試験を受験される方の年齢は30代〜50代が多いのが特徴です。
社会人の受験生と一緒に調査士試験の学習をされた大学生の利根川さんは、試験勉強だけでなく多くのことを得られたことと思います。
利根川さんは、生クラスの出席だけではなくDVDの講義も活用して自宅で復習をされていました。復習はテキストを読むだけではなく、生クラスと同じ内容であってもDVDやWebの講義をもう一度聴くというのは非常に効果的です。通信DVD・Webを活用された勉強スタイルと言えます。

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