木村 千種 さん
受験回数 | 3回 |
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午後の部試験 | 書式1位合格 |
受講クラス | 2012年目標 直前ファイナル答練 会場受験 2011年目標 スペシャル特訓コース 通信受講 |
土地家屋調査士を目指した理由
私はIT業界で働いていました。主人が司法書士の有資格者で、将来事務所を開業して一緒に働くのを目標に、自分の性格を鑑みて土地家屋調査士を目指すことにしました。それまで知らなかった資格であり、登記の「と」の字も知らない位,縁遠かったので、勉強を始めても暫くは目指している実感がありませんでしたが3回目の受験で合格し、やっと開業に向けた第一歩を踏み出したところです。
受講した講義
1年目:10ヶ月合格Aコース
まず受講したのは10ヶ月合格Aコースという、はじめに概要を掴んでから各論に入っていく初心者向けの講座でした。概要が分かりやすいだけでなく、時に厳しく時に冗談で和むメリハリのある講義であったところが良かったと思います。復習を怠って問題が解けなかった時の叱咤は、DVDの映像にもかかわらず強烈に心に残り、猛省したものでした。
この頃はまだ会社勤めしていましたが、帰りが終電近くになることもしばしばで勉強時間の確保が難しく、しかも仕事内容が全く接点のない金融関係だったこともあり、耳慣れない単語に慣れるのに時間がかかり、結局、測量士補資格を取るのが精一杯でした。
2年目:スペシャル特訓コース
翌年、新たに受講したのは、中上級と呼ばれる学習経験者向けの講座です。特に知識の定着に結びついたのはスーパー特訓講座でした。具体的に制限時間を設けて問題を解くと、最初は全然間に合わなくて愕然としました。しかも、時間内に解こうと焦ると問題が頭に入ってきません。いかに漫然と問題を読んでいたのかがよくわかりました。書式も同様で、自己流で解くと無駄が多いしミスに気付きにくかったのですが、その無駄やミスが、結局は知識が曖昧なことに由来するのもわかり、受講をしていくうちに、だんだん自信を持てるようになりました。
2回目の受験で、結構自信もありましたが、ケアレスミスの連続。結果、1点足りずにこの年も不合格でした。
3年目:直前ファイナル答練
最後の年は、丁寧な勉強を心がけました。受講も答練・公開模試に絞り、本番のつもりで臨みました。結局は3年かかってしまいましたが、受講した講座はどれもその時の自分の実力に合ったものだったと思います。
これから土地家屋調査士を目指す方へ
とにかく0.5点を大切にする癖を早くつけることが合格への近道なのではないかと思います。ぜひ、合格を勝ち取ってください。