※以下ご紹介しております内容は今回の「リアル実務体験」用に創作しましたフィクションです。
自社に有利な合併契約を締結せよ!
〜相手にメリットも与えつつ、自社が有利になる合併案をどう作る!?〜
<イベント内架空プロフィール>
㈱LEC食品 相談役 司法書士 海野 禎子 先生
「㈱LEC食品」取締役 石川は、海野禎子の教え子であったことから実務においても様々な助言を得る関係である。日頃「㈱LEC食品」の登記申請などを依頼している。
本事例の流れ
「㈱野菜の森」を対象としたM&A(企業買収)の手段として、吸収合併を実行に移す。取締役石川は社長秘書の植木と相談の上、司法書士の海野禎子先生に依頼することとした。
吸収合併を行うにあたり、㈱LEC食品としては、元㈱野菜の森の幹部に経営について口を出されたくないため、できれば取締役等のポストには就けたくない。噴出しそうな不満を回避するためには、どう待遇するか。㈱野菜の森が呑むような合併案の詳細を司法書士に相談する。
また、合併に際し、両社の債権者の同意を取り付ける(債権者保護手続き)には、具体的にどのような手続きが必要となるか。
早期合併を実現させるタイムスケジュールの作成も検討してもらう。
この事例で問題となる論点
- 自社に有利な条件で合併を実現させるには、どのような合併案を作成すればよいか。
- 合併成立までに「㈱野菜の森」の株主、債権者への対応として、どのようなことが必要になるか。
- 迅速な合併成立までに、どんな手続きをいつまでにしなければならないか。
事例解説動画
協力者の実際のプロフィール
LEC東京リーガルマインド 司法書士講座 海野禎子 LEC専任講師
神奈川県司法書士会登録 司法書士
慶應義塾大学文学部卒。文学部出身にもかかわらず、96年に初めて司法書士試験を受験し、一発合格を果たす。合格後、司法書士事務所及び一般企業の法務部勤務を経て、1999年から講師に。2006年には講師業の傍ら法科大学院に入学、2008年に全課程修了。司法書士の枠を超えた法律知識習得に余念がない。自身の経験に基づいた短期合格のノウハウを情熱をもって皆様にお伝えし、合格へ導きます。
著書に「雛形コレクション288」。