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通巻 193号
上智大学教授氏
・八代尚宏氏
これまで日本では、正規の社員こそが望ましい働き方とされ、労働法制もそれを前提としていた。だが、派遣労働やパートなど働き方が多様になっている今、現実にそぐわないものとなっている。そう指摘するのが、上智大学の八代尚宏教授だ。
働き方の多様化が進んでいる
労働力の需要、供給それぞれに要因
1990年代に進んだ働き方の多様化
内部化された労働需給調整機能
『女工哀史』のような世界
アクセルとブレーキを同時に踏む
『辞めてしまう』という手段
一種の“首切り法案”
労働組合のサービス業化
労働紛争における司法の役割
派遣法の適用除外の妥当性
規制は労働者のためにならない
外部労働市場と内部労働市場の関係
戦後50年間の矛盾が現れている
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