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大谷 祐子 LEC専任講師

LEC専任講師

「知識力+応用力=現場対応力」を鍛えることで、効率的に合格しましょう。

おおたに ゆうこ 大谷 祐子 LEC専任講師

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保有資格
  • MBA(経営管理修士)
  • 経済産業大臣登録 中小企業診断士
担当 関東地区担当講師

ヒストリー (職歴概要・講師歴)

日本オラクル株式会社等の外資系IT企業で基幹系業務ソフトウェア(ERP:Enterprise Resource Planning)の導入コンサルティング、プロジェクトマネジメントなどを経験。また、外資系ITコンサルティングファームで、IT経営戦略、ITコスト削減、ITシステム導入による業務改革などに従事。

私の講義の特長

異色の受験経歴: 1次試験・2次試験に合格し、診断士登録のための実務補習を途中まで受講した後、法政大学大学院(中小企業診断士養成課程)に進み、MBAと中小企業診断士をダブル取得。中小企業診断士の受験から登録までのプロセスを経験し尽くしたからこそ知っている「合格のコツ」と「診断士の価値」を、講義でお伝えします。

中小企業診断士試験は、知識力だけで合格するのは難しく、身に付けた知識を応用する力も必要になります。私の講義では、1次試験(マークシート)、2次試験(記述)ともに必要となる現場対応力、すなわちストーリー性のある知識力と科目横断的な応用力を身につけてもらうため、現実企業の実例等を用いながら記憶に残る学習を行います。効率的な理解による短期合格を目指しましょう。

Column
Q&AでわかるMBAと中小企業診断士の違い

ビジネスの場において、キャリアアップを実現し、一歩差をつけたいと考えている人も多いのではないでしょうか。管理職になる、独立したいなどさまざまな道のりがありますが、共通して経営学を身に付けておきたいと感じる人も多いようです。その中で、MBAと中小企業診断士の2つの選択肢が登場するでしょう。この2つの違いは何なのか?取得後の姿はどんなものか?その疑問についてMBAと中小企業診断士の2つを同時に取得した大谷講師にインタビューしてみましたので参考にしてください。

Q:MBAと中小企業診断士の違いを教えてください
A:学習内容はほぼ同じです。MBAと中小企業診断士の両方を学習したからこそ感じることは、企業経営に関連する様々な知識は企業規模に関わらず基本的には同じであるということです。細かく言えば、違う部分もあります。中小企業診断士には、中小企業経営・政策という試験科目があります。これは中小企業の現状に特化した内容であるという点で特殊な位置づけです。中小企業白書の統計情報や国の政策を学びます。中小企業診断士試験でしか学習しない独特の内容ではないでしょうか。私はこの科目を学習することで、日本政府が中小企業に大きな期待を寄せていることを初めて認識しました。また、MBAでは自分の専門分野を深堀する方向で学習を進めますが、中小企業診断士の学習は幅広く全ての領域を学習することが重要となります。
Q:受験者層は違いますか?
A:違いは確かにありました。まず、年齢層でいうと、MBAは比較的若い世代が多く、中小企業診断士は中高年層が多いという印象でした。MBAは、自分自身が経営者になろうとしている人、つまり後継者候補が取得を目指している傾向が強く、中小企業診断士の場合は、企業支援、つまり経営コンサルタントを目指す人が多いという印象があります。MBAは、大学院生になるという点で、仕事しながら学ぶことは難しいですし、費用も時間もかかります。結局、社長の後継者候補のような立場の人物が通ってきていることが多いのだと思います。企業の後継者が多いと、出会いが将来の仕事としての人脈に繋がることも多く、人脈ネットワークに期待をしている人も多かったですね。
Q:同じ学習分野でもけっこうな差が出るんですね
A:制度の違いがあるからだと思います。MBAは通うというスタイルが主となります。アメリカの有名大学院に通うイメージもあると思いますが、日本の大学院でも学べます。英語がネックになる場合は、日本で学習できる事が敷居を下げるのではないでしょうか。中小企業診断士の場合は、資格なので規定の単位を履修しなければいけないという制約がありません。働きながら学習できると思います。普通の社会人には、費用的にも時間的にも利用しやすいのではないでしょうか。ただし、資格なので合格することが前提となりますので、それが難しい部分です。
Q:なぜ2つ学習しようと考えたんですか
A:企業の中で雇われるのではなく、70歳まで現役として仕事がしたいと考えていました。企業のIT戦略を担うという業務を行っていましたから、自分のバックグラウンドを活かすことができて、今後に活かしながら年齢という制約を超えて活躍できる分野として経営学の部分を充実させようと考えました。
Q:取得してみて良かったですか
A:中小企業診断士とMBAホルダーを目指して共に学んだ友人達が何よりの宝物となっています。人脈が拡大したという点がやはり一番良かったと感じているところです。今でもここでの人脈が仕事につながっています。私の場合、MBAと中小企業診断士の2つの資格を活かせる活躍の機会が同時にそれぞれ広がったという感じです。実務につながる人脈が作れるということは大きなメリットだったと思っています。
Q:MBAと中小企業診断士の仕事の違いは何ですか
A:仕事に関しては、MBAとして、某一流企業の情報システム導入プロジェクトに携わっています。基幹業務に係るシステムの刷新です。中小企業診断士では、LECでの講師と経営相談業務を行っています。担当する業務の範囲と深さが違うのが一番大きい相違点でしょうか。 中小企業診断士として案件に取組む時は、会社全体を俯瞰して分析し、外部の利用できるリソース(協力企業や支援施策など)を視野にいれて将来を考えることが重要です。リソースの制約をどう取り払って企業戦略を組み立てるかが重要になってきます。一方、MBAは、自身が企業経営者にならない場合、専門分野に特化した業務が求められます。 認知度としては同じだと感じています。MBAと名乗っても、中小企業診断士と名乗っても「それ何?」と聞かれる事はありません。企業経営の専門家として顧客から話を聞く事ができます。
Q:最後に中小企業診断士もしくはMBAを目指している人に一言をお願いします。
A:大事なのは「自分の目的」を明確に持っている事だと思います。何を知識として身につけるか、身につける必要があるのかを認識している事です。中小企業診断士もMBAも目指してから取得までには期間がかかります。その時間を効率的に使いながらモチベーションを維持するには、明確な目的意識が大事です。企業の中で経営に携わりたいのか、様々な企業の悩みに応える仕事に就きたいのか。そのためには中小企業診断士なのか、MBAなのか。自身で目的を明確に持ち、目的を確実に達成できる方法を選択して欲しいと考えています。

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