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2015年度合格
塩出 高志さんの合格体験記

合格者

2次試験対策の講師の指導力が魅力で継続

塩出 高志 さん

受講講座 2013年合格目標:1次2次ストレート合格コース
2014年合格目標:2次合格レギュラーコース
2015年:口述試験個別カウンセリング
受講形態 通学

1. 受験の動機

私はIT企業に勤務しておりますが、社長から「こういう勉強をしなさい」と中小企業診断士のことを教えて頂きました。社内の上層部にも勉強経験のある人が数人おり、今後管理者層になっていくに当たり使える知識が身に付くと思い、勉強を始めました。

仕事で既存システムの仕様を見ると運営管理や財務会計で出てきた知識が使われていることに気づき、逆に今後作るシステムにも勉強で得た知識を活用できる手応えがありましたので、勉強を続ける動機付けになりました。

2.LECを選んだ理由

受験校選びのポイント

「自宅からの通いやすさ」と「土日が主体の受講スケジュール」を最重視し、あとは「自習室の充実度」で決めました。

LECを選んだ理由

「自宅からの通いやすさ」と「土日が主体の受講スケジュール」を最重視し、あとは「自習室の充実度」で決めました。

LECの講座の良かった点

①講師が親身であったことです。2次試験の対策内容には「自分のクセの修正」も含まれますが、講師が受講生の名前のみならず皆のクセまで把握しており、親身な指導を頂けたことが良かったです。

②アットホームな雰囲気であったことです。2次試験では周りの受験生はどのような答えを書いてくるかという感覚が、自分が答えを書く際の基準になりますが、LECでは周りの受講生とも気軽に声を掛け合える状態であり、答練後の解答解説の時間に忌憚のない意見を交換できる土台ができていたのが良かったです。

③オプション講座が充実していたことです。財務会計が当初一番苦手でしたが、道場を始めとしたオプション講座を活用することで最終的には2次試験で得点源科目とみなせるくらいになりました。

通学/通信コースの活用法

通学コースの強みは「疑問点を講師にすぐ質問できること」「受講生が周りにいることで勉強するモチベーションを維持しやすいこと」です。受講生仲間と刺激し合い、疑問点を家に持ち帰らないようにすることで躓くことなく勉強が進みました。

3. 具体的な学習方法について

1次試験対策の学習方法

テキストに線を引くだけでは不十分だと思っていたので、ノートに書くこと・キーワードの関連を表や図にまとめることを行いました。また、財務会計の計算問題は、短時間であったとしても毎日解くようにしていました。論点の整理を中心にしていたため、過去問はほとんど手を付けませんでした。

2次試験対策の学習方法

答練や模試の解説を活用し、背景にある1次知識の確認は欠かしませんでした。また、答練は周りの受講生の答えも知れるような仕組みであった為、なぜ自分は周りとずれたのかを考えました。

模擬試験の活用法を教えて下さい。

時間配分の確認や雰囲気に慣れることを主眼においていました。また、2次試験向けの模試では80分の試験を4回受けることについての体力作りも目的としていました。

4.受験生合格の秘訣

前回失敗した要因

1次知識の理解が十分でなかったことだと思います。対応方法や考え方は間違っていなかったと思いますが、与件文で与えられた情報を基礎理論に則って解釈しきれていなかったと思います。

今回合格した一番の要因

事例問題への対処方法は確立できていたので、1次知識の整理が十分にできたことだと思います。知識が整理できたことで、与件文中のキーワードに対する感度が磨かれたように思います。

5. 試験当日

2次試験では、各設問が何を聞いているのか要求内容を踏まえることを意識しました。基本的には、答練通りとすること(与件文の読み込みから回答の骨子作成までで40分・設問ごとに盛り込むキーワードの因果関係整理)を意識しました。

6. 今後の展望など

診断士学習・資格取得から得られたこと

学習が進むにつれて自分が所属する組織を客観的に見えるようになりました。また、ユーザ部門の要求を伺いながらシステムの仕様を考えますが、財務会計・運営管理・経営法務等の知識を元に考えると「仕様はこうあるべきでは」という意見を持てるようになりました。

資格を活かした今後の仕事

まずは自社内の組織文化改善を行いたいです。仕事柄、お客様の会社に常駐しますので、自社内での活動経験を活かしてお客様の組織をより良いものにするための活動も行いたいと思います。

受験する人へのアドバイス

独立開業までは言わなくとも、企業内でスキルアップを狙う意味においてさえ、勉強内容は非常に役立つことばかりです。勉強で得た知識が視点を広げてくれるので、日々の業務においても今まで見えていなかったものが見えてくる楽しさがあります。仕事と勉強を両輪とすれば、日々の業務を見直すことで1次知識の理解が深まります。楽しみながら受験勉強を進めて頂けましたら、合格は目の前だと思います。

7. 「私」の1週間の学習プラン

1週間スケジュール

8. その他

学習を進めるうえでの環境の作り方

部屋の片づけを行い、最も使い勝手のよい場所にテキストや参考書が収納できるようにしました。併せて、試験対策に関係のないものはなるべく排除し、集中できるようにしました。

勉強をした場所

自習室と喫茶店です。知識をまとめるような作業は自習室で行い、受験仲間と意見交換を行うような勉強は喫茶店で行いました。また、毎日ではありませんが、通勤時間も知識確認の時間に充てていました。

合格するためのメンタルコントロール、スランプの克服法

詰め込んで対策を打とうとすると反動でやる気を失いかねなかったので、常に8割くらいの力で勉強を続けていました。それでも気が乗らなくなった時には、一切勉強から離れてリフレッシュしていました。

仕事と勉強を両立させるために苦労したことや、時間の使い方

職場の上司の理解を得るために、勉強していることをアピールし、融通をきかせてもらえるよう働きかけていました。

学習時間の確保など、学習面以外で苦労された点

始業の1時間くらい前に出社して勉強時間を確保する、昼休みも半分は勉強時間に充てる、という工夫はしていました。

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