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2014年度合格
栗原 智樹さんの合格体験記

合格者

親身になって指導してくれる講師を信じて難関の2次試験を突破!

栗原 智樹 さん

受講講座 2014年合格目標:2次合格レギュラーコース
2013年合格目標:1・2次完全ストレート合格コース
受講形態 通学Webフォロー付き

1. 受験の動機

(1)会社の推奨資格であったこと
勤務する会社の推奨資格であったことから、中小企業診断士という試験の存在を知りました。当時入社2年目でどのようなスキルを身に付けていけばよいかわからず、中小企業診断士が数ある推奨資格の中でも最上位にあったため、これなら間違いないと思い受験を決心しました。
(2)経営に関する幅広い知識が学べる点に魅力を感じた
学生時代など、何か専門的な分野に精通してきたということもなく、会計や法律といった専門的な勉強をすることに抵抗がありました。中小企業診断士試験は科目が幅広く、また経営といった視点から物ごとを捉えられるようになることは、今後の自分にとって非常にプラスに働くと感じました。また中小企業診断士として独立している人も多いと知り、自分の可能性を広げることができる資格であると魅力を感じました。

2.LECを選んだ理由

受験機関選びのポイント

受験機関選びについては、あまり熱心に情報収集や比較を行いませんでした。ただ以下の3点については必須条件でした。

(1)通いやすいこと
通学受講を希望していたので、自宅や勤務先からアクセスしやすいところに校舎があるかどうかを基準としていました。
(2)スケジュール変更に柔軟に対応できること
土日の通学受講を希望していましたが、業務の都合上、突発的に土日や祝日に仕事が入ることも多く、欠席した講義のフォローができるかどうかを重要視していました。
(3)自分に合った指導を受けられること(2次試験)
私は2次試験に一度失敗していますので、LECには2度お世話になったことになります。2次試験は論述式の試験であるため、自分の書く答案の特徴や、思考のクセを理解したうえで指導や添削を受けられることが重要だと感じていました。

数ある受験機関の中から LECを選んだ理由

(1)柔軟な受講スタイルが可能であったこと
講座を開講している校舎が、アクセスが良く通いやすい印象を受けました。また各校の自習室を自由に利用できるため、自習する場所に困らないという点も魅力でした。
またさらに、仕事の都合で講義を受けられなかった場合は、他の校舎で振替受講が可能であるとともに、通学講義だけでなくWeb講義を受講することでカバーできるため、柔軟な受講スタイルが可能であるという点に非常に魅力を感じました。
(2)信頼できる講師がいたこと(2次試験)
2次試験が終わると受験機関変更を検討する人が多いのですが、私の場合は迷わずLECを再受講しました。理由は、親身になって指導をしてくれる信頼できる講師がいたからです。2次試験を初めて受験した時は、1次試験が終わる8月から準備をして3カ月しか本格的に2次試験の学習をしていなかったのですが、短期間で非常に力をつけられたなという実感がありました。この講師のもとでもう1年間学習を積めば間違いなく合格できるという強い信頼が、再受講の決め手でした。

LECの講座の良かった点

(1)テキストや講座の内容に無駄がない(1次試験)
FOCUSテキストという基本テキストは、要点を絞り込んでおり、無駄のない指導方針である点が魅力です。実際の本試験では、テキストに載っていない論点からの出題もありますが、反対にテキストの基本論点さえ押さえていれば、満点は取れなくても合格点である7科目420点は確実に取れると思います。1次試験の本質を掴んでいるからこそできる、効率的な講座だと感じます。
(2)自分に合ったきめ細かな指導・添削を受けられる(2次試験)
教室が比較的小規模であり、講師に質問がしやすい環境です。また講師が受講生のことを理解してくれるため、それぞれの受講生に合ったアドバイスを受けられる点が非常に魅力です。また小手先のテクニックではなく、論理的な思考力や記述力を身に付けさせようという指導方針があり、実務に通じる実践的なスキルを学習することができます。

3. 具体的な学習方法について

1次試験対策の学習方法

【暗記カードの活用】
テキストに載っている基本用語を正確に整理することを最も重要視しました。個人的に最も効果的であったのは暗記カードを活用することでした。暗記カードのメリットとして、①スキマ時間を活用して反復できる、②新たに気が付いたことを書き足せる、③順番をシャッフルするなどしてゲーム感覚で楽しめる、点が非常に良かったです。暗記カードの作成には時間がかかりますが、自分がどうしても覚えられない用語のみ作成するというのもオススメです。

2次試験対策の学習方法

【仲間とのグループディスカッション】
論述試験であるため、自分の答案が他人の目からどう映るか、同じ設問に対して他人はどのように解答するか、というのを知ることが重要であると考えました。よって同じクラスで受講をする仲間を募り、5〜6人で毎週ディスカッションを行いました。中小企業診断士の2次試験は解答が公表されないため、ひとりで過去問演習をするだけでは悶々としてしまいます。ディスカッションを通じて、自分の修正点を把握できるとともに、苦楽を共にする仲間がいることで、受験生活を充実させることができました。

4.多年度受験生合格の秘訣

多年度受験生合格の決め手

抽象的な表現になってしまいますが、1次試験、2次試験ともに試験の本質を捉えることが重要であると感じています。

1次試験では、FOCUSテキストをベースとして基本知識を正確に整理することを重視するLECのアプローチは非常に本質を捉えているように感じます。

2次試験では、インターネットなどを通じて様々なテクニックや独自のメソッドが氾濫しています。そしてそのような情報に敏感な人ほど、答案そのものは何を書いているのかよくわからない人が多いと感じます。よって、様々なものに手を付けるあまり、多年度受験に陥っているようにも見受けられます。LECではあまりテクニカル的な指導はせず、「事例整理シート」を活用した、事例企業に寄り添った答案作成を指導している点に好感が持てます。

不合格を乗り越えて合格できた要因とは?

結果に捉われず、プロセスに価値を見い出すことができたこと非常に大きいです。事実、中小企業診断士で学ぶことは実務に活用できるので、日々スキルアップにつながる学習ができました。また教室講義を通じて同じ志を持つ人と出会えたことが本当に良かったと感じています。年齢や職種など多種多様な人と、フラットな関係で同じ目標に向けて切磋琢磨できたので、受験生活を充実させることができました。

5.今後の展望など

診断士学習から得られたこと

①実務に絶対的に役立つスキル、②目標を達成する喜び、③刺激しあえる人たちとの出会い、です。足掛け2年半という時間を費やしましたが、今では2次試験に一度失敗したことを良かったと思えるぐらい、日々を充実させることができました。

これから受験する人へのアドバイス

①一歩踏み出すこと、②プロセスに価値を見い出すこと、③講師を信じること、を実践してください。巷で公表されている難易度や学習に要する時間をみて不安を感じると思いますが、プロセスに価値を見い出すことができれば、費やした時間は無駄になりませんし、むしろ得られるものが多いです。どうなるかわからない結果に捉われずに、一歩踏み出して、日々を充実させる工夫をしていくのが良いと思います。

また各受験機関によって指導方針が違うため様々な情報が氾濫していますが、あまり色々なものに手を付けず、講師を信頼してみて下さい。私の知る限り、ひとつのやり方を突き詰めた人の方が、合格率が高いと感じます。

6. 「私」の1週間の学習スケジュール

1次試験学習時

1次試験学習時1週間スケジュール

2次試験学習時

2次試験学習時1週間スケジュール

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