ストレート合格の決め手は、プレミアム合格コースの完全消化に専念したこと
小林 祐介 さん
受講講座 | 2014年合格目標:1次2次プレミアム合格コース |
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受講形態 | 通学Webフォロー付き |
1. 受験の動機
診断士を目指した理由は、①マーケティングや生産管理などビジネスに関連する幅広い知識を身に付け、②営業マン・ビジネスマンとしてスキルアップしたいと思っていたからです。当時、私は製造業向けにERPシステム(統合基幹システム)の営業を担当していましたが、ERPという商材を提案するに見合った幅広いビジネス知識を身に付け、且つ、提案力の向上を図りたいと考えていました。また、年齢的に30歳を迎え、「この先、経験則に頼った仕事の進め方でいいだろうか?」、「他人と差別化できる強みを持つ必要があるのでは?」という思いが生じていました。
そこで、ちょうど身近に診断士の資格を持つお客様や資格取得を目指している上司の存在があったこともあり、中小企業診断士という資格が自ずと目に留まり、早速情報収集を行いました。診断士の勉強は、上記課題の解決になるのは勿論、興味のあった起業の勉強にもなる点で一石二鳥以上と思いました。また、MBA留学とは違い働きながら体系的にビジネスの勉強が出来る点も魅力でした。そのため、思い立ったが吉日、すぐに受験校に資料請求を行いました。
2.LECを選んだ理由
受験機関選びのポイント
受験機関を選ぶポイントとして、大手で実績があり、且つ、受講料が安価である点を重視しました。
数ある受験機関の中から LECを選んだ理由
その点、LECは大手としての実績は勿論のこと、「授業料割引制度」があり他校に比べ安価に済むことがわかりました。加えて、テキストもわかりやすそうで、スマホでWEB講座が見れるなど、無理なく勉強を進められるような気がしました。結果、あまり迷うことなくLECにお世話になることを決めました。
LECの講座の良かった点
他の受験機関の利用経験がないため他校との比較は出来ませんが、以下理由からLECを選んで間違いなかったと思います。テキスト、授業、カリキュラム、いずれも短期合格のエッセンス・ノウハウが凝縮されており、独学では得られない内容でした。
- ①教材
- コンパクトとでポイントが詰まってわかりやすいテキスト
- 良質な答練
- ②2次試験対策
- 事例整理シートによるわかりやすい解説
- 学習効果の高い答練
- ③講義
- 生講義:親身でわかりやすい実務家講師陣、振替受講制度、少人数制
- WEB講座:生講義に加え、スマホでいつでもどこまで復習・予習が可能であった点
3. 具体的な学習方法について
1次試験対策の学習方法
1次試験は学習範囲・内容が膨大です。また、働きながらの勉強であったため、週末の生講義の他、通勤・移動時間といったスキマ時間を最大限活用し、テキストの反復学習、倍速リスニングを行い、何度も何度も頭に知識を刷り込んでいきました。また、答練、過去問は3回ほど解き、知識の定着化・穴埋めを行いました。
2次試験対策の学習方法
本格的に2次試験対策に取り組んだのは1次試験後でした。2次試験まで2か月という短期間の中で、こなした事例問題の数こそ少なかったものの、答練・過去問を最大限活用し、学習の質にこだわりました。ただ、試験直前までなかなか手応えは感じられず、点数も伸びず苦しみましたが、トライアンドエラーを繰り返し、同じ失敗はしないように心掛けていました。また、財務・会計の事例問題(事例W)は事前対策しやすかったこともあり、古い過去問まで遡り、繰り返し解きました。
4.ストレート合格の秘訣
ストレート合格の決め手
ストレート合格の決め手は、LECを信頼し、受講したプレミアム合格コースのカリキュラム(講義、テキスト他)を完全消化していくことに専念した点と言えます。その点で、独学では成しえなかった学習、つまり、迷いのない効率的な学習を進めることが出来たと思います。
ストレート合格を決めたメンタル面での要因とは?
診断士資格に挑戦する上で、合格したら○○したいという動機付けを多く持っていたことがストレート合格を支える要因になったと思います。例えば、冒頭に記載したスキルアップや仕事に活かしたいという点の他に、名刺や履歴書に資格を書きたい、コンサル的なことをやってみたい、人に(それとなく)自慢したい、などです。また、診断士の勉強に楽しさを見出していたため、1年半の受験生活を乗り切ることが出来たと思います。
5.今後の展望など
診断士学習から得られたこと
診断士学習を通して、幅広いビジネス知識は勿論のこと、受験生活を通して否応なしに日頃から勉強する習慣(≒時間を有効活用する習慣)が身に付きました。また、働きながら難関資格をストレート合格出来たことは、大きな自信につながりましたし、一つのことに我武者羅に取り組むことの重要性を再認識出来たことは大きな収穫でした。
これから受験する人へのアドバイス
1次試験は勉強量と学習効果はほぼ比例します。1次試験は基本暗記なので、勉強量がしっかり取れれば着実に点数は伸びていきます。そのため、働いている方は細切れのスキマ時間をきっちり確保して勉強してください。一方、2次試験は必ずしも勉強量と学習効果は比例しません。ただ、トライアンドエラーを繰り返すうちに着実に成長していきますので、エラーから学んだノウハウ・知識はノートに書き留め、同じ失敗はしないようにしてください。なお、診断士試験の肝はやはり2次試験です。1次試験であっても2次試験を見越した学習を早期に行い、また財務・会計は少なくとも不得意にはしないことが重要です。
あとは、日々の勉強を楽しむこと、試験当日に最高のコンディションで挑めるよう自分自身をきちんとマネジメントしていくことが重要です。正しい方向で努力を重ねれば必ず結果は付いてきます。是非頑張ってください。