
教材は手を広げず、自分が決めたものを最後まで使い倒す
林 穫衆さん
受講講座 | プレミアム合格フルコース |
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受講形態 | 通学 |
職業 | 金融業界 |
模擬試験得点 |
6回中6回受験 基礎1:30点 基礎2:34点 実戦1:39点 実戦2:42点 実戦3:37点 ファイナル:42点 |
本試験得点 | 48点 |
得意科目 | 権利関係 |
不得意科目 | 法令上の制限・税・その他 |
受験を決めた動機
不動産知識が全くない中、2年前に転職した金融機関で不動産案件の審査を担当することになり、業務面でご指導くださる部署の不動産レジェンドからの勧めもあり、受験を決意しました。
LECを選んだ決め手
学習形態のバリエーション、講座数の充実度、講師の質。
11月頃から通信講座の比較サイト等を参考に、検討を開始。基本的には通学をメインに考えていましたが、育児の関係で毎週決まった曜日時間に通学するのは難しいと考え、充実したWebフォローと、他校舎への乗り入れがあるLECに決めました。内容面は、初学者で学習に不安があった為、費用や講義時間のコンパクトさではなく、入門講座から直前講座までフルパッケージで、万全の試験対策コースとなっているか、に重点を置いていたこともLECを選ぶ決め手になりました。
LECの教材について
テキスト・過去問・一問一答どれも出る順シリーズを使用。過去の出題頻度、合格者・不合格者の正解率が明記されているので、軽重をつけながら学習に取り組むことができました。過去問を解く際にも、受験者正解率や難易度(A-C)を参考にしながら、落とせない問題と、落としても問題ない問題を意識して、学習することができました。出る順のテキストは他社対比で細かいところまで言及しているので、少し情報過多という印象もありましたが、テキスト3冊を何度も繰り返し読みマスターすることで、自信をもって試験に臨むことができました。
LECの講師やカリキュラムについて
Web収録の水野先生の講義は、初学者にも理解しやすいようにかみ砕いた言葉を多用されるので、腹落ちしやすく、先生の使われる事例で覚えた論点も多かったです。テキストに基づき淡々と進められることは全くなく、抑揚をつけて、実務での経験等も踏まえて解説してくださるので、退屈せずに、何周も講義を聴くことができました。
通学講座でお世話になった友次先生、有山先生も同様に、実例を挙げながら、軽重つけて説明してくださるので、レベルの高い講師が揃っているなという印象を受けました。
LECの模試について
落とせない問題と捨て問の区別をはっきりしてくださるのが有難かったです。他社の模試もいくつか受験しましたが、このような記載は全くなく、解説だけひたすら書いているだけなので、問題ごとの復習要否がわかりづらく、LEC模試との差を感じました。模試の解説がWebですぐ確認できるサービスも良かったです。
役に立ったLECのサービス
①通学コース乗り入れ制度
基本Webでしたが、苦手分野の生講義を聞きたい場合は、休暇を取得したり、妻にワンオペをお願いしたりして、適宜、各校舎での開催状況確認しながら、通学を利用していました。模試も、土日決まった日程での受験が難しかったため、都度、自分の都合に合わせ、校舎を変えて受験していました。
②模試のWeb解説(一部生解説)
③一問一答のアプリ連携
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
初学者ということもあり、1年での合格の自信は全くありませんでしたが、水野先生はじめLECの先生方や職員の方々、ワンオペ時間が増えたにも拘わらず嫌な顔一つせず学習時間捻出のため協力してくれた妻のおかげで、合格(しかも満点に近い点数)を勝ち取ることができました。
今後の受験生の方へは、教材はあまり手を広げず、自分が決めたものを最後まで使い倒すことが合格への近道というアドバイスを送りたいと思います。他社の教材は全く使っていないので分かりませんが、少なくとも、LECの教材・講座は、それだけを一定サイクル繰り返せば、必ず合格できるように作られていると感じましたので、LECを信じて、一定の時間さえ確保できれば、合格の可能性はかなり高いと思います。私は本試験の約1年前から学習を開始したにも拘わらず、他資格の学習や、業務・育児等もあり、実質半年ほどしか、学習時間は確保できませんでしたが、それでも、LECの教材講義があれば、合格には十分すぎると感じました。講師の方々も、過去の本試験問題等を徹底的に研究された上で、ひっかけポイント等を共有してくださるので、それを信じてついていけば、必ず合格というGOALにたどり着くと思います!