短期間で全体像を掴み、集中して演習に取り組むことで合格
佐藤 禄郎さん
受講講座 | ウルトラ合格フルコース |
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受講形態 | 通信 |
職業 | 学生 |
模擬試験得点 |
4回中4回受験 実戦1:37点 実戦2:28点 実戦3:33点 ファイナル:40点 |
本試験得点 | 43点 |
得意科目 | 宅建業法/法令上の制限・税・その他 |
不得意科目 | 権利関係 |
受験を決めた動機
来年から新卒で不動産業界で働くからです。また建築学科を卒業しており、将来的に建築士を取得するために資格勉強のコツをつかみたいという気持ちもありました。
LECを選んだ決め手
入社先の会社の人事の方に用意していただきました。法律に関する勉強経験がなく、独学では厳しいと感じ受講することにしました。
LECの教材について
特にオリジナル図表集がかなり役立ちました。合格するために必須な暗記要素が集約されており、このアイテムがなければ合格が怪しかったのではないかというくらい優れた書籍でした。過去問を解きつつ、あいまいな箇所やポイントをこの図表集に書き込んでいき、自分だけの本当のオリジナル図表集を作り上げ、直前期に読み込んでいました。無駄な情報が省かれシンプルな作りとなっているので一気に広範囲を復習することができ、頭に整理された情報をインプットすることができました。分厚い教科書を眺めるのはインプットの段階で終了し、残り一か月はこの図表集を中心に勉強を進めていった作戦勝ちだったと思います。
LECの講師やカリキュラムについて
特にウルトラ演習解きまくり講座、出た順必勝総まとめ講座の二つの演習講座が役立ちました。捨てる問題と取らなければない問題の見分け方やケアレスミスの減らし方など、独学では学べない情報を入手することができました。この2つの授業で扱った問題と出る順ウォーク問のA、B問題さえ解けるようになれば十分に合格点を達することが可能であると感じました。また水野先生から、「捨てるのも勇気、受かるための勉強でいい、リアルな宅建業務は資格をとってから覚えればよい」という言葉を何度も投げかけられ、勉強の方向性を正すことができました。
LECの模試について
模試はLECの模試しか受けませんでした。模試を解いている時間は決して頭がよくなっているわけではないので受験回数は必要最低限で大丈夫と判断したからです。LECの模試は作成が難しいと思われる権利関係の問題も本試験と感覚が近く、点数にも信頼を置くことができました。結果がすぐにWebで見られるのもよかったです。
役に立ったLECのサービス
教えてチューターのサービスです。私は通信で受講していましたが、疑問点を質問するプラットフォームがあり大変助かりました。知識を曖昧にすることなくその場で解決でき、もやもやした気持ちを抱えずに済みました。また、フォロー相手の勉強ペースや学習時間が見られることもモチベーションアップに繋がりました。通信学習はどうしても孤独の戦いとなってしまいますが、周りも頑張っているんだと自分を鼓舞することができてよかったです。
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
とにかく選択と集中に尽きると思います。LECの講座を受講するならばLECの教材をしっかりこなせば十分に合格点に達すると思います。インプット講座の授業に関しては、完璧に理解せずともどんどん次に進んだほうがいと思います。なぜならば、宅建は権利関係や宅建業法などの単元や範囲はあるものの、宅建業法の知識が権利関係でも必要になったりと範囲を跨いだ有機的な知識が必要になるからです。授業の段階では、すべての範囲を短期間で一通り見終わることで宅建の全体像を俯瞰することが重要なのではないかと感じます。
一方で演習の段階に入ると、ある程度特定の分野に集中して演習に取り組む必要があると考えます。なぜならば、短時間の中で分野を横断した学習していると沢山勉強している気分にはなりますが、知識が整理されて頭の中に入ってこないからです。それ故に、様々な分野がランダムかつ総合的に出題される模試を必要以上に受けるのは非常に効率が悪いと考えていました。これはLECの講師の方がおっしゃっていましたが、受験生の半分以上が正解する標準問題を取りこぼさず解くことができれば合格できます。高得点を取ることも大切ですが、もっと大事なことは、合格最低点を超えることです。マニアックなことはせず、正攻法で頑張ってください!