2023年度合格
金田 芳幸さんの合格体験記

受験を決めた動機

私が宅建士を受験した理由として、祖母が病気で倒れてしまい、生前整理をした際に土地を持っていることがわかり、祖母の不安を軽減し有効活用する為に力になりたいと考えたのがきっかけです。
元々祖母が不安症な性格で少しでも安心できるようにFP3級を取得しましたが、よく話を聞くと先祖代々の不動産の事が一番の不安とのことでした。しかし私自身、FPの知識がいくらあっても宅建士を持っていないと取引ができず、説得力がないと思い一念発起し受験を決めました。

LECを選んだ決め手

私が選んだ理由としては２つ理由があります。
1つ目は水野先生の著書「宅建士の1冊目の教科書」を書店で読んだことがきっかけで、内容がわかりやすく、その際にYouTubeで配信されているとの記載もあったので動画も拝見させていただき、引き込まれる授業に出会い、この先生から学びたいと思い選びました。教科書にそってただ読む、ではなく、実務もされているので実例などを混ぜながら説明してくれるため、イメージがとても湧きやすかったです。
2つ目はテキストが見やすく、ウォーク問との相互性が高いこと、反復勉強がしやすく間違った部分や重要点を何度も確認できることに魅力を感じました。

LECの教材について

テキスト、ウォーク問の相互性の高さはとても良かったと思います。
テキスト内では重要点がまとめられており、また赤シートに対応している部分もある為、隙間時間の暗記などに向いていると思います。
ウォーク問は重要な問題を特A、A、B、Cの４段階的に分けており、落としてはいけない問題を効率よく勉強するには効果的だと思います。
それ以外も、マスターや出る順問題などのサブテキストも充実しており、自分の実力をより高めることができると思います。

LECの講師やカリキュラムについて

私自身「看護師国家試験」を20歳に受験した以来、まともに勉強した経験がなく、勉強方法や理解の仕方など忘れてしまっていました。特に最初の分野である民法では、法律用語や理解の仕方などで何度も挫折しそうになったり、講義自体が嫌になってしまったりした時期がありました。しかし、わからないことは「教えてチューター」などを利用し、わかるまで説明していただいたことで得意な教科に昇華することができました。また「直前講義」や「駆け込み5点アップ」などを利用することで、宅地業法や法令なども安定した点数をとれるようになりました。
LECの講師は多く在籍しており、初回の無料講義などを使うと自分にピッタリな先生に出会えると思います。

LECの模試について

基礎編2回、応用編3回がついています。LECの模試ははっきり言うと難しく、私のテストの点数はいつも32〜25点でした。特に民法が難しく、見直しの時間などを考えるとギリギリになり慌てることがあり、自信がなくなることが多々ありました。そのたびに水野先生が「模試は模試だもの」と言っておられ、気持ちがだいぶ楽になりました。
私は焦ると問題を読み間違えることがあるので、何度も何度も解きなおしをして、点数を気にするより、問題の聞かれ方に慣れるようにしました。

役に立ったLECのサービス

一番役に立ったのは、動画をダウンロードして、いつでも見られる状態だったことです。
とにかく合間時間をどう活用するかが鍵になっていると思います。

本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど

私自身、全くの別業界出身なので、不動産業界を新しく学ぼうとする方の不安や、勉強についていけるかなどのいろいろな気持ちはよくわかります。1年前の私も同じ気持ちで、最初の頃はついていくことがいっぱいいっぱいで、焦る気持ちが日に日に大きくなりどうしていいかわかりませんでした。でも最初はそれでいいと思います。
その中の項目では点数がとれる分野を伸ばして行き、逆に不安な部分は項目ごと書き出しましょう。私は最後まで借地借家法や35条、37条を間違い続けました。きっとあなたが苦手な部分は他の人も苦手だったりすることはよくあることで、そこを重点的にやることで自然と覚えることができます。大丈夫です。苦手な部分がわかり一直線に頑張れる人が合格に近づくと思っています。
貴方が合格できるように応援しています。無理をしないで頑張ってください。