LECの過去問ができるようになれば合格できる
薄場 郁子さん
受講講座 | ウルトラ合格フルコース |
---|---|
受講形態 | 通信 |
職業 | 公務員 |
模擬試験得点 |
4回中4回受験 実戦1:33点 実戦2:35点 実戦3:35点 ファイナル:39点 |
本試験得点 | 40点 |
得意科目 | 宅建業法/免除科目 |
不得意科目 | 権利関係/法令上の制限・税・その他 |
受験を決めた動機
母が要介護になり、母のテナントの契約手続きを引き継ぎました。自ら貸借は、業ではなく宅建士の資格も必要ありませんが、契約書の内容が適切なのかどうかわからず、宅建士の知識が必要だと痛烈に感じました。
LECを選んだ決め手
職場にビジネスカレッジがあり、その課程の中にLECの宅建士の講座がありました。担当の方にキャリアアップのために宅建士の資格がほしいと相談したところ、LECの通信講座を受講してはどうかと勧められました。私の能力では、市販の問題集だけでは、4か月での合格は難しかったと思うので、通信講座を受講できて本当に良かったと思います。
LECの教材について
テキストの「どこでも宅建士とらの巻」は、コンテンツが項目ごとに整理されていて、とてもわかりやすかったです。宅建試験を分析して、試験に出るところが集約されていたと思います。コンテンツの最初にトラさんが「絶対トラねば」、「トラずとも」と優先度を教えてくれるのも良かったです。3分野に分かれた過去問題集は、5回ずつやりました。問題集にあった問題が本試験で2問出て、見た瞬間に答えがわかって嬉しかったです。
また、最初から全ての教材が送付されてくるのではなく、進捗状況のフェーズに合わせて教材が届きます。最後に送付された「とにかく6点アップ!直前かけこみ講座」のテキストは記憶の整理に役立ちました。
LECの講師やカリキュラムについて
水野先生は、宅建試験を極めていて、試験の勘所を適格に抑えた講義でした。講義の要所要所で励ましてくれて、過去問を解いてわからなくて、くじけそうになったときは、もう1度そのコンテンツを視聴しました。「ウルトラ演習35時間完成講座」は4周ぐらい聴いたと思います。また、「直前かけこみ講座」で試験前日の過ごし方について語ってくださったのもためになりました。
演習問題の解説をしてくださった友次先生は、話し方も独特で、聴き心地がよく、記憶に残りました。営業保証金のコンテンツで営業までの流れを「免許・供託・届出・開始」と連呼してくださったおかげで、すんなり覚えることができました。
LECの模試について
模試で悪い点数を取るとやる気が続かなくなるので、模試は毎回テキストで調べながら解きました。本番ではないので、わからないところは覚えればいいと自分に言い聞かせました。1回目の模試は50問解くのに半日ぐらいかかり、本番は2時間で解けるのか心配になりましたが、ファイナル模試では、やはり調べながらでしたが、2時間以内で終わることができるようになりました。模試を通して、本試験のイメージトレーニングができました。そして、友次先生のアドバイス通り、「である」を答えるのか「でない」を答えるのか、わかるように目印をつけながら問題を解きました。
役に立ったLECのサービス
通信講座で、当初はパソコンでWeb動画を視聴するつもりでしたが、うまくアクセスできず、サポートデスクに電話したところ、土曜日の朝だったと思いますが、担当の方が丁寧にログインの仕方を教えてくださいました。その際に、スマホで視聴する方がいつでもどこでも聴けていいですよと勧めてくださいました。おかげで、通勤の電車の中やウォーキング、ハイキングの時もBluetoothで効率的に勉強することができました。
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
久しぶりにこんなに勉強しました。覚えては忘れる、調べて覚えるけど忘れる…の繰り返しでした。6月中旬から取組み始め、最初の1か月は、権利関係の独特な言い回しに慣れず、似てるけどちょっと違う宅建業法の問題にこんがらがって、合格したいと思いましたが、合格する自信は全くありませんでした。過去問が2周した8月の中旬になって、宅建試験の全体像がつかめてきました。9月は過去問と並行して、「出た順必勝総まとめ」、「究極のポイント300」に取組み、10月になったときは、35条と37条の違い、農地法、建築基準法等覚えなければいけないものを必死に覚えました。
周囲の人からはイタイ人に見えたと思います。それでも、合格証書が届いたときは、本当にうれしかったあ!努力してよかった!LECの過去問ができるようになれば合格できると思います。実際にお会いしたことはありませんが、LECの関係者の皆様に心からお礼申し上げたいと思います。