2022年度合格
井上 正俊さんの合格体験記

受験を決めた動機

去年の秋に転職をしました。日常業務は自社ビルや施設の設備管理ですが、他部署に不動産販売もある為、宅建試験を受けなさいと上司から言われたのが受験動機です。2021年の受験には間に合わなかった為、2022年の受験を決意しました。過去に1回で合格した社員はいないので、「2，3回で合格出来ればいいよ」との言葉が気持ちを奮い立たせ、どうやって勉強しようか考え始めました。

LECを選んだ決め手

会社に近い天神の学校に通学しようと決めていました。意外と通学対応の学校が少なく、LECと某スクールに絞りました。実際に足を運んで比較しましたが、某スクールの費用が高額だったこと、通学の場合でも動画視聴のみだったことがネックになりました。LEC福岡校のスタッフの方々の対応が好印象だったのでその場で申し込みました。

LECの教材について

• ウォーク問について
  各問題の重要性（特A・Bなど）が区別されており、初心者の私でも取捨選択の判断がしやすいと感じました。
• 合格テキストについて
  合格ステップで要点がまとめられており、また重要度もランク分けしてありわかりやすかった。出る問題とウォーク問のリンクも良かった。
• とらの巻について
  別業者で受講した5問免除講習で使用したテキストがたまたまとらの巻でしたが、1冊に要点が凝縮されており、通勤時の電車内でとても重宝しました。意外と面白かったのが、「ちょっと、一息。」のコーナーでした。
• 全体を通して
  ウォーク問と合格テキストがきちんとリンクされていたので、問題を間違えたらテキストに戻る、その逆の一連の作業がスムーズでした。過去問も含めて、教材以外でテキスト等を一切購入することがなかったので、集中して勉強することができたように思います。

LECの講師やカリキュラムについて

とにかく福岡校の中村講師に心からお礼を言いたいです。初心者の私にもよく声を掛けていただきました。仕事等で欠席が続いた時も、「お仕事お忙しいんでしょ。わからないことはいつでも質問して下さいね」といつも気にかけていただいていたように感じます。思い返すと涙が出てきました。本当にありがとうございました。通学が出来ない時は、水野講師の動画をよく見ていました。特に直前期は毎日。とにかくわかりやすかったです。水野講師抜きでは合格できなかったかもしれません。直接お会いすることは難しいですが、心からお礼を言いたいです。

LECの模試について

トータルで模試を7回ほど受けたと思います。初学者にとってはとにかく難しかったです。毎回、受けた後に自己採点をして自己嫌悪に陥りました。勉強を重ねても模試の点数が伸びず、本当に心が折れそうでした。いや、折れていたかもしれません。でも諦めませんでした。最後まで点数は満足できませんでしたが、模試に感謝していることが1つだけあります。それは、毎回時間が足りないと感じたことです。前半14問の民法に時間を割きすぎ、最後の時間が足りませんでした。この経験から本試験では、民法を後回しにすることにしたので結果的に苦労した模試にも感謝しかありません。

役に立ったLECのサービス

とにかく水野講師の動画につきます。スマホにダウンロードして通勤時や空き時間に活用しました。後は福岡校の自習室は講義前や土日等、よく利用しました。模試の採点や解説等のサービスはフル活用でした。

本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど

初学者の私が1回で合格出来たのもLECのおかげと思っています。年明けからテキストを読み始め2月から週2回、仕事の後に通学講座を受けました。福岡校での講座はわかりやすく、講師はもちろんのことスタッフの方々も困ったことがあった時は親身になって対応してくれます。模試の点数が伸び悩んでいた時もアドバイスを頂きました。仕事で欠席した場合は通信（動画視聴）フォローのサービスがあるので忙しい人でも安心です。生の講義では導入時に勉強時間の目安、満点を狙わず合格に近づく為の方法を詳細に教えていただくことからスタートします。
本試験を受けての個人的な感想ですが、約10カ月の勉強を今年はしなくていい！この一言に尽きます。裏を返せばこの10カ月は色々なものを犠牲にして猛勉強しました。
宅建は小手先だけの勉強で受かる試験じゃないです。その勉強方法も効率的で無ければ合格は遠のくでしょう。途中で勉強を投げ出したくなっても諦めないで下さい。私の経験が皆様のお役に立てられたら幸甚です。