2021年度合格
山科 享士さんの合格体験記

受験を決めた動機

現職は不動産とは全く関係のない仕事に勤めています。今まで何か資格を取りたいと思ってはいたものの、中々行動に移すことが出来ずにいました。学生時代は法学部でしたので何か法律に関わる資格で実生活にも生かせる資格を取りたいと思い、資格について色々調べているうちに宅建士という資格に辿り着きました。勉強する習慣もついておらず、大学卒業から10年以上経っており最初は不安でいっぱいでした。しかし、運転免許以外の資格を持っていない自分でしたが、何か資格を取ることで自分自身への自信を持ちたいという想いもあり挑戦しました。

LECを選んだ決め手

令和2年度に試験を受けた際は、違う通信スクールを受けておりましたが、1点差で不合格でした。点数は1点差でしたが実際受験して思ったのは、「あやふやな知識が多く、丸暗記では通用しない」ということでした。仕事上通信でしか受講出来ませんが、ネットで学校検索している内にLECを見つけることが出来ました。一度、水野先生の無料講義を通信で受けたのですが、とても分かりやすく、先生の説明がスッと頭の中に入ってきました。この講義を受けて今年1年水野先生とLECを信じてもう1年頑張ってみようと思い、すぐに大阪・梅田校へ無料説明会に参加しました。様々なコースがありますが、担当の方が丁寧で分かりやすく説明してくださったので理解しやすく、その場で申し込みを行いました。

LECの教材について

私は1年間LECのテキストと問題集を中心に勉強しました。どのテキストも分かりやすく、使いやすかったです。またWeb授業は繰り返し何度も聞くことが出来るので、苦手な法令上の制限や権利関係は何度も聞いて理解を深めていきました。特に「出る順合格テキスト」はボロボロになるまで何度も使用しました。また「ウォーク問問題集」は間違えた問題は何度も解き、最終的には7〜8回は解いたと思います。それ以外の授業で使用したテキストも授業を受けたら終わりではなく、テキストに掲載されている問題を何度も解いていきました。どの問題も難しすぎず、易しすぎずで私にとっては丁度良い問題が多く、繰り返すことで学力が向上したと思います。

LECの講師やカリキュラムについて

ゴロで覚えるのが苦手な私にとって水野先生の授業は大変分かりやすく助かりました。権利関係などは難しい言葉やルールも多く、頭に入りにくかったですが、水野先生は分かりやすく説明するだけでなく、何故そうなるのか理由まで話してくれました。理由を話してくれることで丸暗記に頼らず、理解して覚えることが出来ました。理解することであやふやな知識でも頭に定着しやすかったです。インプットの講座が終わるとすぐに演習講座やアウトプットの講義がありましたので、そこで自分はどこが理解出来ていないか、頭に入っていないかなど早めに気付くことが出来ました。理解出来ていない所はもう一度水野先生の話を聞いて理解し、頭に定着させるように努めました。

LECの模試について

通信講座のため自宅中心で学習していた私にとって、LECの模試は試験の雰囲気を肌で感じることが出来る貴重な経験となりました。5回の模擬試験で解く順番を変えるなどして、自分に合う解き方を見つけることが出来ました。また時間配分などの確認も同時に進めることで、本試験をイメージしながら受けることが出来ました。模試で点数が取れないと焦ると思います。ただ、焦る気持ちを抑えて、すぐに復習をすることが大事だと思います。特にLECの模試は設問ごとの正解率が出るので、周りの受験生が正解して、自分が間違えた問題は最優先して復習しました。模試の解説冊子も分かりやすいので、とても勉強が捗りました。

役に立ったLECのサービス

1人で自宅学習していましたが、どうしても孤独で不安になる時が多々ありました。そんな時に、教えてチューターは私にとって頼りになる存在でした。分からない問題や、言葉の意味に出会った時、今までは聞ける人がいませんでしたが、教えてチューターは24時間いつでも質問することが出来ます。質問して早ければ翌日には返信があるので、もやもやとすることもありませんでした。帰って来た返信はとても分かりやすく、読みやすいので法律用語に疎い私にもスラスラと読み、理解することが出来ました。また、勉強方法や進め方も質問することが出来たので、迷うことなく勉強に集中出来ました。

本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど

大阪に住んでいるので直接は言えませんが、最初に水野先生に感謝したいです。先生の講義は一言で言うと面白かったです。勉強していて面白いと思ったのは初めての感覚で自分でも驚いています。水野先生のおかげで、勉強に飽きることなく、分からない所も何度も聞くことが出来たのだと思います。言い方は悪いですが、漫談を聞いているようで、ゲラゲラと笑う所もありました。それぐらい楽しかったです。使用するテキストはあまり広げすぎないほうが良いと思いました。私自身はLECの問題集とテキストを繰り返し解きましたが、それだけでも十分に合格点に届きました。大事なのは問題を解くだけではなく、間違えた時に、何故間違えたのか、どこが自分は理解出来ていないのか、その都度問題集の解説だけでなく、テキストに戻って確認していくことが必要だと思います。この作業はとても地道なことですが、合格するには大事なことだと思います。そしてもっと大事なことは、とても単純なことですが、最後まで諦めないということだと思います。実際の本試験でのことですが、分からない問題も多く、試験中に心が折れそうになりました。それでも模試で練習した時間配分で解いていき、残り40分程を残して50問解き終えて、見直しをしました。見直しをしていく中で、私は、最初の解答を書き換えた所が3問ありました。本来であれば、最初に出した解答を直すことはあまり薦められていませんでしたが、明らかに間違えていると分かったので、書き換えました。結局、書き換えた所は全て正解していました。最後に書き換えた所は終了2分前だったので、試験中はかなり焦りましたが、試験終了になるまで絶対に諦めないということが大事だと思います。
試験まで長くて、時には辛いこともあると思いますが、講師の方々とLECを信じて合格目指して頑張って下さい。