本試験の難問も宅建業法に比重を置いた勉強でクリア!
星子 奈美さん
受講講座 | ウルトラ合格フルコース |
---|---|
受講形態 | 通信 |
職業 | その他の業界 |
模擬試験得点 |
4回中4回受験 実戦1:45点 実戦2:45点 実戦3:46点 ファイナル:47点 |
本試験得点 | 44点 |
得意科目 | 宅建業法 |
不得意科目 | 法令上の制限・税・その他 |
受験を決めた動機
40代になり、自分自身や離れて暮らす両親の今後について考えることが多くなりました。そんな中で、不動産や相続に関する知識がまったくないことに気づき、身近な法律を勉強したいと考えるようになりました。宅建士は毎年約20万人が受験するメジャーな国家資格ですし、将来キャリアチェンジの必要が生じた際、役に立つ場面もあるかもしれないと思い、受験を決意しました。
LECを選んだ決め手
当初は独学のつもりでしたが、市販の参考書を読み始めると見慣れない専門用語や暗記が必要な事項が多く、勉強の継続に迷いが生じてしまいました。そんな時にYouTubeで水野先生の講義動画を拝見し、テンポの良い語り口に引き込まれました。本試験まで残り5か月という頃で、ちょうどウルトラ合格フルコースが開講されるタイミングだったため、受講を申し込むことにしました。教育訓練給付制度や割引クーポンが利用できたことも、受講の決断を後押ししました。
LECの教材について
テキストの『どこでも宅建士とらの巻』は、過去問題集の『ウォーク問』と対応しているため、学習初期から復習方法に迷うことがなく、インプット→アウトプットを短いスパンで進めることができました。『ウォーク問』には重要度や正解率が記載されているため、メリハリをつけた学習ができたと思います。
『オリジナル図表集』が手元に届いてからは、模試で間違えたところに目印をつけたり、ひっかけポイントや覚え方を書き込んだりして、図表集に情報を集約するようにしました。直前期は、この図表集を毎日1回通読するようにして、記憶の定着に役立てました。
LECの講師やカリキュラムについて
インプットの『ウルトラ速習35時間完成講座』は、水野先生の分かりやすく、かつ、忘れにくい、印象に残る講義のおかげで、覚える努力を最小限にできました。ダウンロードした講義音声を通勤時に繰り返し聞いていると、学習が進むにつれて、「この話はそういう意味だったのか!」と新たな発見がありました。
アウトプット講座には友次先生・林先生が加わり、先生方それぞれのテクニックを学ぶことができました。友次先生からは言葉のリズムを利用した覚え方、林先生からは「自ら売主制限」で問題文を読む時のチェックポイントを、自分自身の解答手順に取り入れました。
LECの模試について
模試は自宅受験ができたため、新型コロナウイルスの影響で外出を控えている中でありがたかったです。模試は本試験のシミュレーションと位置づけて、自宅でも日曜の13〜15時に受験するようにしていました。模試を繰り返す中で、解答順序・時間配分・マークシートを塗るタイミング・ケアレスミスを防ぐ方法など、自分にとって最適な手順を固めていきました。
模試の終了後はすぐに動画解説を見て、その後、成績表が発行されたら印がついている「要復習問題」のみを復習しました。高得点を目指してマイナーな論点に気を取られないよう気を付けました。
役に立ったLECのサービス
教育訓練給付制度では認定用の添削課題や確認テストの提出が必要だったため、緊張感を持って講座に取り組むことができました。
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
本試験では見たことがない問題がいくつも出題され、過去に受けたどの模試よりも難しく感じました。しかし、水野先生の「現場で考える」という教えを思い出しながら、1つ1つの肢を読んで、どこかに手がかりはないかと諦めずに向き合ったことで、正解にたどり着けた問題もありました。
また、権利関係や法令上の制限で難問が多かったので、宅建業法で確実に得点できるよう比重を置いて勉強していたことも功を奏したと思います。受講を開始した頃は「業法は8〜9割、権利は最低半分の得点で大丈夫」という話を聞いて、「個数問題もある業法で、そんなに得点できるんだろうか?権利を頑張った方がいいのでは…?」と思ったこともありましたが、本試験を受けてみて、まさにアドバイスどおりだと実感しました。
試験直前はプレッシャーに苦しむ時もありましたが、勉強期間の大部分は、講座のおかげでとても楽しかったです。勉強を通して、近所で行われている土地区画整理や、建築中のマンションなどに自然と目が行くようになり、街の見え方が変わりました。更に、平日の仕事が終わった後や休日に、時間を作って集中して勉強できた達成感は、今後の自信につながりますし、単に資格を取得したというだけではない、貴重な経験ができたと思います。