今後宅建士として活躍するには幅広い学習が必要
阿部 信吾さん
受講講座 | スキマ時間で宅建合格Webコース |
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受講形態 | 通信 |
職業 | 不動産業界 |
本試験得点 | 42点 |
得意科目 | 権利関係/宅建業法/法令上の制限・税・その他 |
受験を決めた動機
本年4月に製造メーカーから系列の不動産事業会社に出向になりました。出向先の業務に適応し、馴染んでゆくには、宅建士の資格を得ておくことは、非常に有意義と考え、受験を決意しました。知識習得はもとより、意欲を示す意味合いにもなると思った次第です。
LECを選んだ決め手
他の資格試験でもLECを利用しましたが、テキスト、講師陣ともに合格に向けた水準を満たしていると感じられました。宅建士は、特に受験人口が多いためにパイも大きいため、資格試験にまつわるサービスの質を上げることへの事業展開上の意義も大きくなるからこそ、総合的な資格試験受験機関であるLECに期待値が高くなったためです。また、受付事務窓口(コールセンターや神戸本校)の応対も非常に丁寧で、好感がもてたことも、LECを選んだ理由の1つです。
LECの教材について
教材は、「出る順宅建士合格テキスト」と、1回30分の講義映像(全部で120回ほど)からなるものでした。「出る順宅建士合格テキスト」は、膨大な量の権利関係、宅建業法、法令制限・税その他、についてコンパクトにまとまっていて、わかりやすい具体例も示されておりました。講義は、話のペースもそれほど速くはなく、テキストに沿って、ポイントを絞って話がされていたので、テキストを読む負担が軽減され、とても快適に学習できました。
LECの講師やカリキュラムについて
講師は、スキマ時間で宅建合格コースの有山茜先生でした。試験に出る箇所を絞り込んで話をされていたので、とても効率的に学習できました。また、暗記物(特に都市計画法や建築基準法)では、語呂合わせだけでなく、リズム・抑揚をつけられていたので、印象に残りました。あと、先生の声が非常に綺麗だったので、耳の通りからも、記憶に残りやすかったです。
LECの模試について
特に宅建業法がよかったと思います。過去問で繰り返し出されている内容から、重要事項説明義務に関するトピックネタ(ハザードマップやIT重説など)も出題されており、通常の学習ではカバーしにくいエリアを補充することができました。
役に立ったLECのサービス
「教えてチューター」のサービスをよく使いましたが、とても役に立ちました。特に、建築基準法や不動産鑑定基準、地価公示法など実務色の強い分野では、実務上の疑問が生じますので、そうした疑問の解消にとても役にたちました。タイムリーに回答いただけたことと、回答が帰ってきてからの再質問にもお付き合い頂けまして、とても感謝しています。
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
結論として、権利関係、宅建業法、法令上の制限、税その他の試験科目について、特定の科目にシフトせずに幅広く学習した方がよいと思います。宅建試験合格にむけた戦略としては、細かい分野を捨てるなどの対応はありますが、合格後に「宅建士」として信頼を得て活躍する上で、幅広く知っていることは、非常に大切と考えられるためです。もとより、全ての分野を網羅的に深堀りすることは避けるべきなのですが、LECの講師であれば学習の濃淡を指摘してくれるので、その範囲では幅広く学習すべき、という意味です。
今後受験する方におかれましては、合格の可能性を高めるだけでなく、その後に使える知識として頭に定着させる意味でも、半年程度の勉強期間を設け、2〜3周まわすくらいの学習をお勧めします。