黒田 有佳さん
受講講座 | プレミアム合格フルコース |
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受講形態 | 通学 |
職業 | その他の業界 |
模擬試験得点 |
6回中6回受験 基礎1:27点 基礎2:29点 実戦1:33点 実戦2:35点 実戦3:30点 ファイナル:38点 |
本試験得点 | 44点 |
得意科目 | 権利関係 |
不得意科目 | 法令上の制限・税・その他 |
受験を決めた動機
会社として建物の賃貸借契約を締結するにあたって、何が必要条項で、それがないと法律上どうなるのかという素朴な疑問から総体的に学ぶのに、宅建が適していると考えました。
経験だけでなく、法律に基づいた知識を付け、それを証明するには、公的に認められる資格が役に立つのではないかと思い、挑戦しようと思いました。
LECを選んだ決め手
何の知識もなく、どこにしようか迷って、最初に行った先が本屋でした。宅建のコーナーに行き、ほぼすべての参考書を手に取ってみたときに、一番気に入ったのが、LECの参考書でした。
次に、通学するにあたっての立地でした。大手予備校の中で、一番通いやすいと思ったのが、LECの新宿エルタワー校でした。会社帰り及び家から通うのに一番適していました。また他の校舎にも振替ができ、同じ内容の授業を何度も受けられるというのが、大変良かったです。
LECの教材について
参考書(合格テキスト)が大変わかりやすかったです。最初にどういうことを学ぶのか具体的なケーススタディがあり、何が論点なのか、何を理解し覚えなければならないのかが、まとまっている点が良かったです。また二色刷りというのも気に入りました。人によって違うと思いますが、自分が大事だと思うところは別に蛍光ペンを使っていたため、カラフルな参考書は逆に見づらく避けました。
過去問題集(ウォーク問)も1色刷りで文字しかないので、最初は退屈に感じていましたが、繰り返し使っていくうちに自分のオリジナルテキストになっていき、愛着が湧いていきました。
後半はLECオリジナルテキストを使って授業は行われますが、上記2つの教材は最初から試験前までずっと使っていました。
LECの講師やカリキュラムについて
私にとって、一番時間をかけたのが、『法令上の制限』でした。特に都市計画法の開発行為についてイメージが付きづらく1度講義を聞いただけでは理解できませんでした。その時利用したのがWEB講義でした。何度も水野先生の講義を聞き、理解を深めました。WEB講義を聞いて把握し、問題を解くというのを何度も繰り返していくうちに、法令上の制限については必ず一定以上の得点は取れるようになっていきました。
水野先生の講義は、初学者にも大変わかりやすく具体的に例をあげて教えてくださり、また励ましの言葉など単に教えるだけでなく、やる気にさせてくださったことも大変感謝しております。
LECの模試について
7月頃から模試が始まりますが、最初は30点にも届かないことが続き、7月後半から8月半ばまでが一番辛い時期でした。
このままでは合格は無理かと諦めそうになったのもこの時期です。ちょうど8月のお盆の時期に友次先生の『お盆特訓』があり(この『お盆特訓』と『出るもん』だけ唯一別料金で受講)、『お盆特訓』1日と夏季休暇の1週間で基礎固めをしたところ、次の模試から5点以上アップしました。LECの模試は本試験より難しいと言われており、確かに9月以降、年度別の過去問を始めるとすべて合格点を上回る点数を出すことができました。本試験もさほど難しいと思わず進められたのも、LECの模試を受けていたからだと思います。
役に立ったLECのサービス
自分の好きな時間に見られるWEB受講は大変助かりました。通学で一度は学んでいるけれど、理解が完璧でないときにWEBだと倍速で聞け、また気になるところはストップし参考書などで確認するといった使い方をしていました。 自習室も頻繁に利用していました。家では子供がおり、集中して勉強できないので、大変助かりました。特に年度別の過去問を解くときは、試験と同じように時間を計って行っていたので、その環境を作るには自習室が一番適していました。
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
私の場合、仕事(月30時間程度の残業あり)・子育て(小2を持つ母)・家事と、ほとんど平日は最後まで勉強できませんでした。(平日は大抵夜11時半から30分〜1時間程度の時間しか取れませんでした)
土日しか勉強できないのは、最初から分かっていたので、他の人より早く始めるしか方法はないと12月から始めました。長期戦になりましたが、私の生活のスタイルでは短期では合格できなかったと思います。
また、私のような初学者が1回で合格するためには、LECのような学校に通うのが一番の近道だと思います。LECの学習スケジュール通りに進めていけば良いだけですし、何がポイント(合格に必要な知識)で、何がそうではないのか、また学習方法も全て教えてくださるので、それに従って学習を進めれば合格します。
私がLECの合格コース以外に出費したものは、別料金だった『お盆特訓』『出るもん』の講義と、別出版の年度別過去問題集(LECの教材にないため)だけでした。
最後の1か月も追い込みの時期ですが、残業で時間は取れず、ペースは全く変わりませんでした。LECの先生に言われた方法で勉強し、着実に力が付いていることを実感していたので、焦ることはありませんでした。当日も良い緊張感の中受けることができました。
ファイナル模試の後も成績は伸びます。最後1か月は過去問中心で10年分は解いたほうが良いと思います。近年は出ていなかったのに、10年ほど前の出題が本試験で出ました。もし解いていなかったら、正解できなかったと思います。
また、体調管理には気を付けるに越したことはありません。私は一度模試で体調が悪くなったことがあり、その時は結果も悪く、本試験ではこのようなことがないよう、十分気を配りました。
最後にLECの先生方には大変お世話になりました。感謝しています。ありがとうございました。