桜井 彩千子さん
受講講座 | プレミアム合格フルコース |
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受講形態 | 通学 |
不動産投資会社勤務15年、年度課題に宅地建物取引士合格が掲げられ、「とうとう来たか」と年貢を納めるようにLEC渋谷に入校しました。 仕事もあるが、なかなかの勉強時間(私も共に受かった同僚も500時間超えでした)、これは辛く感じるようだが平日も強制的に時間を天引きしていくしかない、自宅のソファーで教本がいつのまにかアイピローとかやってる場合ではない、と通学を決断しました。
私の場合、これが正解でした。
講師は小山淳先生、柔和で親切な中にも熱量のある先生です。軽妙な語り口調と共に過去問をバシバシやっていくそのスピードに、初日にヒャーと思いますがこれに食らい付いて行くと決意します。しかしこれを何日も続けるうちにぼんやりとする時間がおとずれますが、先生はそれを見抜いて喝をいれてくれます。
振り返ると、そうでないと受からなかったです。ぼんやり走ってはだめな長距離走のようでした。
仕事で絡んでいるものの、宅建業法はなかなか苦戦しました。ひっかけ問題が多く細かい知識が問われます。記憶力的に最後にしたい重要事項説明と37条書面の詰め(仕上げ)は残し、進めていきます。
私にとって業務上縁のない法令上の制限が合格の大きな要素になりました。本来なじみのない、無味乾燥な法令上の制限を生きたものにしてくれたのが、小山先生の語呂合わせやクスッと笑ってしまう小ネタや事例の語りで、ねばりづよく繰り返し言葉にされることでイメージがわいてきて、頭の中に人や工事車輌が現れ、街がつくられるようになります。範囲は広いですがひっかけが多い宅建業法よりいやらしくはないということもあり、本試験では満点を取ることができました。
権利関係はやっていて一般常識につながる内容が面白く感じられるときがあり、つい時間をかけたくなりますが、ボラティリティの高い分野になります。学者が問題を作っていて難しいといわれているようで、一部の通信では時間はここにはかけません。しかしながら私の場合は宅建業法の不安定を補わなくてはいけないので「請負」なども真剣です(._.)
ぼんやり走ってはだめな長距離走と前述しましたが、私は模試を全部受けるということで自分の現在位置を確かめました。最後の2つは40に乗せました、でも安心はできません。そして追い込み時期に、記憶に残るように、と用意された小山先生の重要事項説明・37条書面の講座を申し込み、受講しました。
これが決め手となり、これまでの模試では落としていましたが得点となり39点、ボーダーライン37をプラス2でクリアしました。
人並みの頭の私の場合は不動産業界にいながらもこういった感じでした。ですが仮に落ちても後悔はなかったかもしれません。街の出来方や権利関係から世の中のルールを知ることは無駄ではなかったと思うからです。
世の中には不動産や権利で満ち溢れています。不動産業界で活躍されたい人も、教養のために何かにチャレンジされたい方にも宅地建物取引士はおすすめです。LEC渋谷の講師の方々、小山先生、ありがとうございました!