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2017年度合格
タン コセンさんの合格体験記

合格者

タン コセンさん

受講講座 プレミアム合格フルコース
受講形態 通学Webフォロー

私の出身国はマレーシア、日本語の学習は18歳の頃からです。
私は不動産業界との出会いは、数年前のマンション管理の業務委託です。当時は、土地の上にできる建物、そしてこの建物の中で人々が生活している風景というのは、至って普通のことだが、私は不思議に思いました。建物に住む人々は建物や土地に対して、どんな義務があるのか、そしてどんな法律で守られているかについて調べてみたら、必然的に「宅建」というキーワードが出てきました。この新たな領域について勉強をしてみたら、面白く、新鮮でした。そして宅建独特の業務(いわゆる宅建業)について私は興味が湧き、いずれ自分も宅建業に携わることを視野に入れ、私は宅地建物取引士資格試験を受けることを決めました。

最初は独学で一生懸命勉強したが、合格する夢が儚く目の前で散ってしまいました。国家資格という壁は高く、普通の勉強の仕方では、対応できない部分が多すぎると感じました。私は、宅建士になりたいではなく、キャリアアップするには、宅建士になることが必要なのだと、受験する理由を再確認しました。しかし、同じ勉強の仕方では、合格できない可能性は限りなく高いです。他の方法はないかと探っているところ、「そうだ!LECには宅建の講座があったのではないか!」と思いつきました。それに加えて、今までも同じくLECのテキストを使ってきたので、自分なりに慣れた部分あります。私はLECを通うことにしました。

初日、私はLEC講師のすごさを思い知らされました。独学で理解したつもりの民法関連(権利関係)のものが、講師の説明と真っ向から食い違っていました。私はあの時、自分が去年、合格を逃した理由が分かりました。実際に目の前に講師が説明することで、より正確な知識を記憶に定着させることはできました。そして何より、講師との質問と回答と説明のやり取りの中で、私は確実に理解できていることは、自分でも感じていました。

私はLECの「クラス間自由乗り入れ制度」が今回の合格に一番役立ったと思います。内容が同じ授業は別の曜日で受講できます。私の場合、同じ講座を数回受講しました。以前聞いた講座をもう一度聞くことは、記憶していた知識をさらにブーストしてくれます。講師の先生方も宅建の内容に対して違った攻略法もあり、理解の仕方も違います。膨大な知識に対して、丁寧に分析して、私たち受講生の理解度アップを図って下さいました。私は特にLEC講師のお三方に感謝したいと思います。渋谷駅前本校の水曜日昼クラスの鷺暁先生、同じく渋谷駅前本校の月曜日と木曜日(火曜日と金曜日)夜クラスの小山淳先生、と町田本校の土曜日昼クラスの加藤光久先生です。
鷺先生は、勉強のスペシャリストだと私は思います。宅建を「立体的に」理解することを教えて頂きました。宅建では、莫大な知識をインプットしなければならないが、その一つひとつは、必ずと言って良いほど、関連性があります。学習したものを2次元から3次元に繋げていくと、理解度も増しくるし、エネルギーの消費も軽減することができました。

小山先生は、受験のストラテジストだと私は思います。一般の受験生との差をつけるには、どこを学習すれば良いのかを教えて頂きました。宅建というのは、他の受験生と大きな差をつけるのは、とても難しいことです。絶妙な部分的の知識を知っているかどうかが、今回の試験でも勝負の分け目となりました。

加藤先生は、宅建の思想家だと思います。加藤先生は宅建に対応するために、物事の考え方自体を変えなければならないと教えて頂きました。確かに、宅建士試験の中で、特に権利関係は、現実世界とかけ離れる部分が多いので、それを根本的に、かつ考え方の底からそのものの基本を把握すれば、もはや民法など怖くなくなります。実際、本試験でも、私は答えられない民法の問題は幾つかありました。しかし、肢の中から正解を引き出すには、民法に対する基本的スタンスは勝負の分け目となったと考えています。このスタンスは、私のこれからの人生でも大きな影響を与えるものだと感じています。一般の受験生では決して辿り着かないもの、私は加藤先生から教えて頂きました。

宅建を手に入れた後の私は、より宅建と相性が良く、相互に活用できる次の国家資格をすでに狙っています。無論、今度もLECと共にチャレンジしたいと思っています。

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