小西 陽子さん
受講講座 | プレミアム合格フルコース |
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受講形態 | 通学Webフォロー |
受験を決めた動機
現在、建築関係の営業事務職についているが、もっと責任のある専門性の高い仕事につきたいと感じ、その第1歩として宅建を受けようと考えました。また仕事の面だけでなく、不動産を賃借や購入する際に私生活の面でも役に立つだろうと考え、受験を決めました。
LECを選ぶ決め手となったこと
YouTubeで水野講師の宅建講座の説明会の動画と権利関係の講義の第1回を視聴して、この面白くてわかりやすい講義を受けたいと強く思ったのが決め手です。教室乗り入れやWEBフォローが完備されていて、Mac、スマホ、ノートパッドでどこでも動画視聴でき、音声ダウンロードもあって場所を問わず講義を受けられるところが後押しになりました。仕事で忙しいときでも、これなら無理なく受講できると考えました。
講義に対するご感想、講師へ一言
私はプレミアム合格フルコース(教室講座・Webフォロー)を受講しました。教室講座では小原講師、Web通信では水野講師にご指導いただきました。WEB通信の水野講師の講義は面白くわかりやすい。覚えるのではなく、理解することによって問題が解けるというスタンスで進められているので、非常に自分にとって相性が良い講師でした。権利関係を模試でも本番でも10点以上コンスタントに取れる基礎を作ってくださったのは間違いなく水野講師のおかげです。ありがとうございます。
仕事が忙しく、教室講座には1回しか通えませんでしたが、小原講師には直前期のオプション講座であるメンタル道場で、不安になっていた直前一週間の気持ちに落ち着きを取り戻し方向性を与えてくださいました。そして何より宅建業法の点数がいまいち伸び悩んでいた超直前期に開催された、”なにがなんでも業法”の特訓講座で、苦手であった宅建業法をすべて個数問題で解くことで、ここまでやったならできるはずと自信をつけることができました。宅建業法の底上げをしてくださって本当にありがとうございます。試験が終わった後も、通信がメインでほとんど教室講座にもいけなかった私にも小原クラスの受講生の方との懇親会で快く迎えてくださり、同じ受講生の方と交流が持てたのが非常に嬉しかったです。
両講師とも受講生の合格のことを第一に考えていて、そのために必要なことは可能な限り全力で提供するという熱意をもって接してくださって、本当によき講師陣に出会えてよかったと感じています。
LECの講座の役に立った点
講座で特に役に立ったのが、マスター演習講座と、直前総まとめ講座です。
1年間という長丁場の勉強だったのでスーパー合格講座後に、マスター演習講座は復習の機会を与えてもらえました。また権利関係の長文読解のテクニックや個数問題の解き方のテクニックなどを習得できました。
直前総まとめ講座は、一人で勉強していて、ちょうど中だるみしそうになる時期に、素早く全範囲の勉強を一問一答方式で行うことで、改めて忘れかけているところや、自分の弱点があぶりだされて、ためになりました。
印象に残ったテキストとその具体的な活用法
マスター演習講座と直前総まとめ講座で使うオリジナル図表集が、知識の横断整理に役立ちました。特に、法令上の制限は図表集に載っているものを使えば、自分でノートをまとめずに、そこに必要な知識を書き足していくことで、ほぼ基本的な論点は網羅できます。また科目横断でも権利関係と宅建業法が同じ1冊の資料にまとまっているので、相違点をすぐに確認することができます。(瑕疵担保責任など)
そして何よりも大事な過去問ですが、LECの過去問題集は、分野別3冊に分かれており、重要度がひとめでわかるので復習が非常にしやすかったです。持ち運びにおいてもハンディサイズだったので電車内で立っているときも勉強できました。
役に立ったLECのサービスとその活用法
一番使えるのは教室講座でのWEBフォローです。通勤時に音声ダウンロードした講義の音源を2倍速で聴きながら、歩いているときは特にですが、耳だけで復習することが可能でした。また動画視聴も、30分ごとに細切れにユニットが分かれているので、忙しい中でも、2時間半の講義をユニットごとに区切って学習計画を立てることができました。
具体的には朝1時間、夜1時間と分けて1.5倍速で聴くことによって、メリハリをつけることができ、復習もしやすくなりました。
学習プランとその実行の成果
1日に3時間は勉強していました。スーパー合格講座受講時は、平日朝1時間 夜1時間で講義視聴(1.5倍速)会社の休憩時間30分 通勤時30分で過去問演習を行っていました。
時間には入れていませんが、往復の通勤時間で音声ダウンロードの講義を2倍速で視聴復習していました。
土日で計画通りに進まなかった場合の修正を行う曜日として空けておきました。このころは週1は休養していたと思います。
直前期は、平日の勉強時間が5時間、休日は8時間していました。内訳としては、模試の復習、自分の弱点分野の過去問演習、忘れないように3分野の皿回しでの過去問演習です。
スランプ・挫折体験
長丁場での勉強でしたので、8月後半になぜか勉強に身が入らないスランプに陥ってしまいました。ただ、その間でも通勤中に音声ダウンロードを聴いていたりはしていましたが、模試の復習に力が入らず、32点から34点の間をさまよっていました。特に宅建業法では、今になって思うと本試験で18点取るまでは10点から13点を取るのが精一杯な状況でした。思い切って2週間勉強しないと決めて、9月の後半に勉強を再開したらスムーズに復習をこなせるようになりました。長丁場の試験勉強なので、私は時期として遅いですが、手につかないときは一度勉強から離れてみるのも手だと思います。
直前期の過ごし方
直前期2週間前は、ひたすら自分の弱点を克服することに注力することが大事だと思います。それには、模試を受けて、模試の点数に一喜一憂せずに、自分は何が理解できていないのか、どの分野が弱点なのか把握することです。
直前一週間前には不安が大きくなることもあります、そのときは特に通信生の方は近隣の教室の道場講座を受講したりすることで、講師や仲間と話すことにより、気持ちが落ち着いてきます。
本試験について
会場に持っていったものは、直前総まとめ講座の図表集だけでした。会場は大学のキャンパス内でしたが、皆さん思い思いにテキストや過去問、まとめノートを持ってきていました。周りの方が自分より出来るのではないかということは考えずに、見慣れてぼろぼろになった教材を見て、ここまでやったから出来るという自信を持つことが大切です。実際、ぼろぼろの教材を眺めていると少しでも安心感があります。
試験が始まったら、焦らずに問1からでなく、権利関係以外の自分の得意分野から手をつけることが大事です、これはどの講師でも大切だと述べています。私は得意としていた法令上の制限から入りましたが、これは特に暗記科目だったので、一番先にして、次に5問免除、宅建業法、権利関係の順で解きました。
自己採点は、模試では全く出せなかった43点という高得点でした。
マークシートミスがないかだけが合格発表までの不安材料でしたが、直前の踏ん張りで努力は報われるのだと嬉しかったことを覚えています。特に苦手だった業法が18点も取れていたのは嬉しかったです。
資格の活かし方
宅建の資格を活かして、不動産業界への転職を考えています。
また高齢になった際に、パートなどで宅建事務の仕事ができたらと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
宅建は、やればやっただけ自分に努力が合格という形で返ってくる試験だと思います。
難易度は年によって違うかもしれませんし、自分の得意・不得意分野でも相当変わってくると思いますが、何よりも諦めずに最後まで合格するんだという意思を貫いてください。そのためには貴重な時間を使ってなぜ宅建を受けるのか、自分なりに理由を明確にしておくことがその後の勉強の継続に関わってくると思います。
本当に合格したい気持ちがあれば、直前は自分でもびっくりするくらい勉強に対する集中力が出ます、覚えられなかったことも詰め込んでいけます。どうか皆さんの宅建への挑戦が各々の自信の糧になりますように。