2015年度合格
中村 雅哉さんの合格体験記

2014年12月で22年間勤めた会社を辞め、2015年1月から高齢の父を手伝うため、家業の不動産業に転職しました。
家業の不動産業は自社物件の賃貸業が収益のメインではあるものの、今後長く携わる不動産ビジネスでの可能性を広げる為、宅建士の資格取得を目指すこととしました。
自分の性格上、通信教育では集中力が持続できない為、学校に通うことを決め、複数の学校を比較した結果、勉強する時間数（座学、模試含む）の最も多い、LECのプレミアム合格フルコースを選びました。
昼は仕事、家に帰れば育児（乳飲み子を抱える家庭なので）で勉強する時間は限られる為、学校に行っている時間が勝負でした。

2015年1月から通学を開始。
全く知識もなく入った世界だったため、教室での授業を理解するのに四苦八苦。
担当講師の鷺先生を困らせる質問をいっぱいしていた気がします。
でも、鷺先生にしっかり基礎を教えて頂き、自分でも何故その答えが正しいのかをとことん突き詰めて考えようとした結果、時間はかかったものの、理解は深まったと思います。

ただ、複数回の模試を受験するたびに点数は下がる一方でした。
模試で合格圏にいたのは、1回から2回。
この状況をどう打破すべきか考えた挙句、8月からはありったけの過去問を集め、2時間の時間を捻出するのが難しかった為、前半1時間、後半1時間の二部制にして、徹底的に答案練習しました。

結局模試での成績は芳しくないまま試験当日を迎えましたが、試験会場では「同じ勉強を来年も繰り返したくない」という強い思いから、集中して試験に臨めました。

試験日の夜、ドキドキしながら（実際の試験より緊張しました）、一人自己採点をした結果は34点。
例年からすれば、当落線上でしたが、今更どうあがいても仕方ないので、12月の合否判定を待つこととしました。
結果は合格。
今は全てから解放された感じです。

実質1月から10か月間での勉強で合格できたのは、

• LECで基礎をしっかり学ぶことができた。
• 何故？を考える癖がついたことで、難しい問題でもその場で答えを導きだせることができた。
• 同じ勉強を繰り返したくない思いから、火事場のクソ力（試験時間中の集中力）が発揮できた。

この3つかと思います。

講師の鷺先生をはじめ、スタッフの皆様に多大なご協力を頂けたこと、心より感謝しております。