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2015年度合格
小寺 恭平さんの合格体験記

合格者

小寺 恭平さん

受講講座 プレミアム合格フルコース
受講形態 通学+DVDフォロー

私は不動産業者に従事しております。「営業」という職種の為、仕事で生かすために資格取得は必須でした。今回の受験で「4回目」でした。過去の3回は仕事をしながらの勉強ということもあり、全然勉強が出来ず、試験に臨んでいました。

しかし、2015年からは宅地建物取引「主任者」から宅地建物取引「士」に名称が変わるとともに試験が難しくなるといこともあり、本気で資格取得に励むことを決意し、通信では勉強する自信がない為、通学を希望で探しました。他の学校も色々話を聞きました。しかし、不動産業者の大半は水曜日休みのため、水曜日に一日6時間ぐらいの講座というものでした。私の中では、まず勉強する間隔を週2回ぐらいは作りたいと考えていました。そこでLECに話を聞きに行った際に私の希望と合致したというのが決め手となりました。他校に比べても受講料が全然違っていたということも決め手でした。

講座が始まってからは週2回の通学をかかさずに通うように仕事のスケジュールも合わせながら、ほとんど休まずに通学しました。7月までは週2回の勉講座のみの勉強でした。7月下旬から模試などが始まったため、8月中は休みに水曜日の日は昼から喫茶店等で勉強しました。模試の結果では初回から35点以上は取れていた為、心の余裕ができました。しかし、その後はファイナル模試まで点数が30点以上は取れていましたが、徐々に点数が落ちました。不安になった私は、残り一か月から仕事が終わってからは毎日喫茶店に行き、夜23時まで、休みの日でも11時から22時までは勉強する時間を作り、勉強しました。

勉強方法は、過去問は最初の段階でやりました。しかし、過去問を見ても、同じ問題が出ることは少ないと感じました。また、何度もやることで問題は覚えてしまうため、45点以上は余裕で取れるようになりました。これでは逆にダメだと思い、直前期ではほぼ過去問はやりませんでした。色々な言葉の意味を理解するためにインプットに時間を費やしました。模試などで間違えてしまった問題などをテキストに書き込んでいく作業を繰り返しました。

民法が苦手な私にとっては、通学で直接講義を受けることは具体的でイメージができるため、すぐに理解に繋がりました。また、新たなことを学んでいることと、日本国民の基準となる民法の概念のほんの一部ではありますが、その内容を理解できる喜びもありました。問題を解くときは常に民法の基本的な考え方をベースに毎回しっかり自分で考え、解くように心がけていました。

宅建業法に関しては、仕事で携わっていることもあり、通学はしましたが、講義中も独自に勉強を進めていました。宅建業法は理解力プラス暗記が混じってくるため、数字等は暗記、その他は仕事での経験を生かし、イメージを持って解くように心がけました。

法令関係に関しては、完全に暗記が必要な科目です。何度もテキストを読んで数字を覚えるよう努力しました。

本試験直前2日前に民法、法令関係その他、宅建業法の各項目に分かれた過去問を全すべて解きました。

本試験での自身の得点配分のイメージは、民法5点、法令関係その他(5点免除含む)で13点、宅建業法で17点。合計35点取れるようなイメージを持って臨みました。実際の本試験での得点は、民法7点、法令その他16点、宅建業法14点でした。宅建業法に関しては予定よりも全然取れませんでしたが、法令その他では満点という結果でした。民法は予定通りでした。

今後受験される皆様へ

学生、主婦、仕事をされている方、色々な方が試験を受験されます。本試験合格のために重要なことは2つあります。一つ目は「時間を作る」といことです。それぞれがみんな忙しいと思います。しかし、自分次第で時間を作ることは必ず可能です。私の場合は、仕事をしながらでした。仕事に関しても、講義があることを踏まえたスケジュールを組み、勉強する時間を作りました。そそれによって仕事でも事前準備、想定外のことが起きても対応することができました。それ以外にもプライベートでは自身の結婚式等も試験一か月前に行い、より一層時間を作ることに重点を置きました。

二つ目は「勉強をやりきった」という思いで、試験に臨むこと。この気持ちだけで試験本番の気持ちが違います。当日の本試験は、大人数が教室に集まり、一斉に開始されます。その為、模試とは全く違う緊張感が襲います。少しでも不安な気持ちがあれば、会場の空気の呑まれてしまいます。私の場合は、「やりきった」感覚があったため、当日は緊張感に襲われずに本来の力を発揮できたと思います。

試験は年々難しくなっています。2015年の本試験は個数問題が多く、当初の時間の予定配分よりも遅時間を費やしてしまいました。また、過去問ではテキストにも過去問にも出たことがない新問題も出てきました。焦らず、自信を持って、勉強してきたことを踏まえて解けば問題ないと思います。

試験までのモチベーションを保つことが非常に重要になります。あまり早く仕上げをせず、試験当日に力を発揮できるように「時間を作り」、「やりきった」と思えるよう勉学に励み、試験本番を迎えられるように頑張ってください。

講義を担当してくださった一色先生には大変感謝しています。それぞれ個々のペースに合わせ、勉強を進めるアドバイス、目配りをしていただきました。何よりもわかりやすく面白い講義をしてくださったことで、理解が深まりました。本当に感謝の一言では尽きません。今後はこの資格を生かし、より一層不動産の知識向上に努め、一般のお客様に安心、安全と思っていただけるようなご対応、物件の提供ができるように頑張っていきます。LECの皆様にも大変感謝申し上げます。

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