2014年度合格
村松 莉佳さんの合格体験記

「そろそろ宅建取ってみる？」
社長のこの言葉がすべての始まりでした。
不動産業社へ勤めて5年目に入ろうとしていました。

何れは、宅建試験を受けなければいけないのであろうな…と、思っていました。
しかし、自分でなかなか覚悟ができませんでした。なぜなら、私は勉強が大の苦手。。

「うちの会社に勤めてる人はみんな持ってるし、いい機会だと思うよ。そうだ、LECに通ったら？」
…こうなったらもう逃げられません！社長曰くどんな人もLECに通えば一発合格！との事だったので、LECに決めました。
数週間後、大量のテキストが届きました。
「え…こんなに！？」でも、ここで私は覚悟を決めたのです。
ここで頑張れば、私も有資格者！しかも、国家資格！ちょっとかっこいいな…！

それから、会社が終わってからしばらく通学の日々が始まりました。
1回、どうしても残業で受けられず、今まで開封すらしていなかったフォロー用のDVDを再生すると、元気いっぱいな水野先生の姿。

先生の授業は、勉強嫌いの私の心を鷲掴みでした。
「おもしろい！」授業で分からなかったことが、具体的なイメージや、かみ砕いて説明して下さるので、どんどん頭に入ってきました。
ただ行くだけで満足していた私は通学から、家でも出来るDVDへ勉強方法を変えました。

夏ごろから、模試が始まりました。
初回は、22点でした。
しかし、少し勉強が遅れていたので、点数は今後伸びると思っていました。
毎日毎日、時間を見つけてはDVDとテキストを広げて、ウォーク問を繰り返しました。
権利関係は、そんなに力を入れなくても模試で半分取れていたので心配していませんでした。

最終的に、私の課題は業法になりました。いくら頑張っても点数が伸びない。聞かれ方が変わると、すぐ引っかかってしまう。それはすごいストレスでした。
もう一度、苦手な項目を書き上げて、インプットのDVDを観ました。止めて戻して、また聞いて。この1年はどのアーティストより、彼氏の声より水野先生の声をたくさん聴きました（笑）。
勉強嫌いの私の脳みそは、本試験近くになるとギシギシ音がするくらいパンパンで、重かったです。試験が近づいてくるにつれ不安が募ります。
しかし、水野先生の「絶対に受かると決めてください」この言葉を胸に半年間必死で頑張ってきました。

試験当日は、間違えた部屋に案内されたり、冷房が直撃で極寒だったりとハプニングがありましたが、終了の合図までギシギシ言っている脳みそで戦いました。

終わった直後の感想は
「やばい、落ちた。これは絶対にやってしまった。明日社長に何ていおう・・・」
でした。情けないです。
解答速報が出る中、自己採点をしました。
結果39点！
「うそーーーーー！これ絶対合格だーー！」

本当に心から嬉しかったです。
今まで、勉強から遠ざかってきた人生でしたが学ぶことの大切さ、知らないことを知ってると言えるようになる事が楽しいと、水野先生の授業で教わりました。
水野先生は、私のエンジェルでした！

途中、辛い時期もありましたが、私はひたすら自分が合格した後の姿を想像していました。
そうすることで、やる気が出たのです。
翌日、社長に報告すると「よかったね！よく頑張ってたもんね」と、お褒めの言葉を頂きました。
人から褒められるって、とても嬉しいですね。
合格証書が届いた時は胸がいっぱいになりました。

これから、受験される方。どうぞ自分に合った方法を早く見つけて、合格を勝ち取ってください！