少ない学習時間で効果的に吸収するために、情報の集約と自分なりの戦略を
柏木 亮さん
受講講座 |
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受講形態 | 通学講座 |
受験の動機、LECを選んだ理由
他業種勤務の私が、新規事業開始のために全く未知の宅建の世界に飛び込むことになり、会社からは指定の予備校が無かった状況で、LECに決めたのは、11月に水道橋本校で受けた資格説明会で、小山先生が試験合格までのプロセスを非常にわかりやすく説明をされていたからでした。
学習の進め方、復習について
11月から3月までは、大まかな流れを掴むことに重点を置き、4月下旬以降は、マスター演習講座にあわせて、自分の学習計画を立てていきました。
特に心がけたことは、できうる限り授業に多く出席することでした。実際、スーパー合格講座2周、マスター演習講座3周、出る順必勝講座2周と複数回参加しました。4月の上旬頃は、自分自身でテキストを読み取り、実際にウォーク問を解くのは難しい状況でした。そこで、復習も兼ねて授業に参加することで吸収しようと決めました。実際、自分で机に向かって勉強する時間はあまりなく、通勤電車の中などの空き時間を利用して、少しずつウォーク問を、各公式に書かれている論点肢別に解いていきました。(ウォーク問を問1、問2という風に解いて行ったのは、本試験の1週間前だけです。権利、業法、法令の総合的な知識がないうちに、問1、問2という風に解いていくのは、非常にナンセンスであるとわかりました。:寺西先生の助言がよくわかりました)ウォーク問が解けない(理解して解けない)ところは、1.5倍のスピードでDVDを見て復習をしました。
特に心がけたこと1−情報の集約について
私は、寺西先生の教えを純朴に守り、少ない時間で効果的に吸収するために『情報を集約して、自分オリジナルの参考書を作る』べく、以下のことをしました。
- 通勤電車で勉強しやすいように、ウォーク問に情報を集約する(各公式に書かれている論点肢別を問題に書き込む等)
- LECでもらった教材(コースでもらった教材)以外は、一切使わない。
- 後半は、図表集に集約
- 持ち運びに便利な小さなA5サイズのノートに、絶対に必要な部分だけ、自分なりに要点をまとめた。(要点を自身でまとめることにより、理解と暗記が生まれた。覚えるべきことが多いと言われますが、実は整理するとそれほど多くはない)
特に心がけたこと2−学習における優先順位づけ
私が実践していった戦略は、以下の通りです。
- まずマスター演習講座の問題を完璧にする(問題を解く上での基礎の基礎。できないとウォーク問が解けない)
- ウォーク問を各公式に書かれている論点肢別に解き続ける(4周ぐらいやりました) 良肢だけを解き続け、実際、本試験直前まで、やっていない問題も多くありました。
- 暗記量の多い『法令上の制限』を先に押さえる。特に先に得点しやすいと言われている「国土法」「農地法」を完璧にしました。
- 法令上の制限→業法→権利の順に、完璧にする分野を順次増やしていきました。(中途半端にやっても意味がない)すべて9月までに完成させることを目標にしました。(10月は予備とするべく)
- 模試は、あくまで参考。できなくて良い問題は、完全に無視。点数ではない。確実に取らなければならない問題を間違えたところだけ復習。模試復習に時間をかける暇があったら、ウォーク問を各公式に書かれている論点肢別に解いた方がいい。(良肢を)
- 宅建は、過去問の焼き直しがでる可能性が高いのだから、過去問で良問を解いた方が良い。(10年分の問題が市販されていることを考慮して、試験委員も焼き直しについては、一般受験生が目にすることができない12〜15年前ぐらいの過去問(初見問題となる)を出してきていると、今回実際試験を受けてみてよくわかりました。10月に入ってからは、ウォーク問に掲載されていない本試験過去問を調べ確認しました。
- 先生の言うことを信じてください。講師はプロです。所詮、われわれはアマチュアです。 ただし、自分に合った先生を探し、出会うことが先決ですが・・・
- 余計なことは一切しない。時間はある人はいいですが、ない方がほとんどですので、自身で勉強することを絞ってください。誰かのためにやるのではありません。自分のためにやるのですから。本当の敵は自分です。
- 自分のレベルにあった戦友を見つけて下さい。人数の多い、少ないは関係ないです。情報入手、共有できる人がいないと、厳しいと思います。自分自身で入手できる情報には限りがあります。100日前の大作戦、宅建カーニバルは参加する意味があります。自身の意欲向上につながります。
以上、簡単ではありますが、参考になる部分があればと思います。 宅建合格という目標に向かって、自分自身でプログラムを組むことができれば、必ず勝利できますので、皆さん頑張って下さい!