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2012年度合格
榎本 俊男さんの合格体験記

合格者

講師の「絶対に合格させる」との言葉を実践し、一発合格を果たす

榎本 俊男さん

受講講座 2012年向けパーフェクト合格フルコース
受講形態 通学講座

宅建受験の動機は、2011年の行政書士試験に合格し(発表は2012年1月)実務に就く前に不動産取引の知識が必要となると思い、民法を忘れないうちに取得したい資格でした。
実際に、遺言・相続関係において、農地法、都市計画法、宅地造成等規制法などの知識が要求されるケースが多々あり、お客様へ正しく説明できることが求められています。宅建の資格を持ち不動産取引の基本をマスターしていることが良いサービスにつながることと考えています。

資格の学校を選択するに当たり、3校ほど検討し、受講内容、講師、費用、通学校(振替、乗入れ)を考慮し、最終的にLEC・池袋校、寺西先生に決めました。講座説明会での寺西先生の『 絶対に合格させる 』との強い意気込みを感じ、自分自身も通学出来る場所・日程であり、休講時の振替も、水道橋校(小山先生)、池袋校平日夜(岩田先生)に頼ることにしました。費用面でも、他資格受講割引、説明会参加割引を活用して予算内に納めることが出来ました。

2月から受講し、スーパー合格講座・マスター演習講座まで、毎土曜日の通学と日曜日に復習、平日朝4時に起きて肢別の過去問を1時間、会社始業前の30分で民法(権利関係)の基本問題集を解くことを繰り返し、8月お盆前までは肢別の問題演習で臨みました(週約15時間)。8月のお盆明けに平日5日の休暇を取得、勤務先の草津温泉保養所で一人合宿を実施、初めて4択問題を解く形式(ウォーク問)で対応しました(ここから本試験まで禁酒です)。その際、苦手である法令上の制限を中心にこなすことを心がけ、最終的に8月のお盆合宿以降本試験までに、権利関係3回、宅建業法4回、法令上の制限10回をこなしています。
模試も、LEC8回、他校を2回(合計10回)会場受験にこだわって受講し、自身では平均点35.7点の成績でしたが、正答率50%以上で間違えてしまった問題は、徹底的に復習しました。

寺西講師の授業は、要点を解り易く説明されることよりも、試験ではこうなる的な内容がはっきりしており、大変役立ちました。例えば、国土利用計画法の届出は、事前が事後のみであり日数は関係ない(試験では要求されたことがない)など、適切であったことが実際の試験で役立ちました。
授業中の板書や補助レジュメの情報は、テキストに集約(追記、ポストイットで対応)して、復習時に役立てました。(寺西講師はウォーク問に集約するよう指導されましたが、この点は逆らいました)
また、自分で都市計画法の用途地域、業法の監督処分の一覧表を作成し、役立てました。
参考までに一部を添付します。

都市計画法のまとめ
都市計画区域 市街化区域 用途地域
(必ず)
特別用途地域
市街化調整区域 用途地域
(原則定めない)
原則(X)
区域区分を定めない
都市計画区域
用途地域
定めることができる
特別用途制限地域
都市計画区域外 準都市計画区域
以外 (X) (X)

自分の勉強では、メリハリのある勉強方法を心がけ、法令上の制限では、前年(2011年)に出題された固定資産税、印紙税には一切触れていません。模試での出題も3にマークし飛ばしました。宅建業法では、登場人物が4名以上の取引事例の問題、重要事項説明の細かい点、業者免許の細かい要点などは、同様に突っ込みませんでした。権利関係の不動産登記法も同様です。

会社員ですが、生活の中心を宅建試験に変えて、家庭と会社を犠牲にしての合格ですので、家族と会社の同僚に感謝しています。 不確かな時代と言われ、定年後の安定と会社がいつ無くなっても大丈夫なようにと始めた行政書士・宅建の受験でしたが、民法を忘れないうちに2級ファイナンシャル・プランナー の取得に挑戦します。

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