LECが選んでくれた判例は本試験でピタリと的中しました。
小笠原 広 さん (50歳代)
受講講座 | 工藤プロジェクトSwing−byセミナー(通信) |
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受験回数 | 5回 |
社労士受験を志した理由
会社の朝礼で「通勤災害」って知ってるかい?と社長から質問がありましたが、私だけ知らずにとても恥ずかしく思いました。どうせ勉強するなら社労士になれるくらいの知識が欲しいと思い、勉強を始めました。
LECを選んだきっかけ
工藤プロジェクトSwing-byセミナーを選んだきっかけは、講座選びで迷っていた時に工藤先生のZoom面談を受ける機会を得たからです。工藤先生は私のために苦手な高額療養費の根拠について30分近くの時間をかけて説明してくれました。この先生のお世話になりたいと心から思いました。
インプット時期の学習方法を教えてください
1.テキスト読み
テキストは3週間で全科目を1回転できるように計画を立て実行しました。
2.択一演習
これまでに間違えた答練や模試、本試験問題が1,500問ほどあったので、毎日35問(本試験の半分)の量を75分で解く訓練を年明けから5月中旬まで行いました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
他校の模試とテキスト読みです。模試は市販模試も含めると14回程度、毎週、日曜の13時20分に択一を行っていました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
本試験後にすぐ不合格がわかった時です(足切科目あり)。せめて合格発表まで救済科目の可能性がある感じでドキドキしたかったです。すぐになぜ不合格になったのか反省文を書き、対策を考えました。それから次の本試験の直前2週間の計画表を立て、その直前期につなげるための年間計画を立てました。仕事のからみもあるので通常は4週間の計画を立てて淡々と計画をこなしました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
仕事や家のことを含めた計画表を立てていました。もちろん突発で用事も入りますが、計画を立て直して目標を常に見失わないようにしていました。
LECで受講して良かった点
その気になれば有名な先生方と接点が持てることです。滝先生は不安になるとテレフォンチューターで良く相談させてもらいました。工藤先生とは30分以上の相談を3回も受けてもらいました。「工藤プロジェクトSwing-byセミナー」は他の講座より高額でしたが、十分元は取ったと思える内容でした。直前対策は「選択式予想講座」と「判例マスター講座」を受講しました。「判例マスター講座」は完璧にハマりました。他校はマニアックな判例ばかりを推奨していたので、LECは流石だと思います。今年は判例対策を5月以降本試験まで毎月講師を変えてWeb講義を聴きました。飽きずに記憶が定着するばかりでなく、LECが選んでくれた判例は本試験でピタリと的中しました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
LECの公開模試は奇問や難問が少なく、基礎を振り返るためには最も適した試験でした。ファイナルまで入れたら4回も受けられる点も素晴らしいと思います。
フォロー制度の活用方法について
Web講義は一度だけでなく何度も聴きました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
事務指定講習を受けた後、開業を予定してます。また社労士を軸にISO審査員、キャリアコンサルタントもやってみようと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
この試験ですが……点数ばかりを意識するとハマります。択一の点数だけを伸ばすならひたすらに社会保険の勉強をすればよいです。点数は尖がって高得点をたたき出せます。
しかし尖った鉛筆の芯は容易に折れてしまいます。私は昨年の択一は50点ありましたが、選択式で2点が二つもあり落ちてしまいました。原因は判例と白書の知識が弱いところと分析し、今年は判例を繰り返し、白書を徹底的に読み込みました。結果…択一は48点と前年を下回りましたが、選択も足切りはなく通過しました。去年と同じ勉強方法なら今年は労基の選択で足切りだったと思います。実は労基選択で簡単と言われたAの「2年」とDの「1トン」を思い込みで間違えました。難問のB「遅滞なく」が正解できたのはLECの「判例マスター講座」のおかげです。
来年受験される皆さんへ、「自分の弱点を把握し、苦手な箇所をつくらないこと」が合格への道です。