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【2024年合格目標 特定社労士合格講座】
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特定社労士とは
特定社会保険労務士(以下、「特定社労士」といいます。)とは、労働者と事業主が争いになったとき、次の機関における代理人として、裁判によらない円満解決を実現することができる社会保険労務士のことを言います。
- 厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続の代理
(紛争価額が120万円を超える事件については弁護士との共同受任が必要となります) - 個別労働関係紛争解決促進法に基づき都道府県労働局が行うあっせんの手続の代理
- 男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、障害者雇用促進法、労働施策総合推進法、労働者派遣法及びパートタイム・有期雇用労働法に基づき都道府県労働局が行う調停の手続の代理
- 個別労働関係紛争について都道府県労働委員会が行うあっせんの手続の代理
- 上記代理業務の中で、依頼者の紛争の相手方との和解のための交渉及び和解契約の締結の代理
特定社労士は、個別労働紛争解決の担い手
近年、残業代不払い、解雇、雇止め、パワハラ、社内いじめなどの労働問題が発生した場合、労働基準監督署の調査が入る場合より、都道府県労働局が行うあっせんや、労働審判、もしくは労働者個人との和解交渉をするケースが増えています。
「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルの未然防止や早期解決を支援するもので、「総合労働相談」、労働局長による「助言・指導」、紛争調整委員会による「あっせん」の3つの方法があります。
このうち、総合労働相談件数は15年連続で100万件を超え、高止まりの状態となっています。民事上の個別労働紛争相談でも、「いじめ・嫌がらせ」といったケースが増加しています。
これらの個別労働紛争解決の担い手となるのが、特定社労士です。
特定社労士になるには、「活きた労働法」の習得が必要。
特定社労士として紛争解決手続代理業務を行うには、社会保険労務士登録者が特別研修を修了し、紛争解決手続代理業務試験に合格した後に、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に合格した旨の付記をすることが必要となります。
- 社会保険労務士法第13条の3(紛争解決手続代理業務試験)
- 紛争解決手続代理業務試験は、紛争解決手続代理業務を行うのに必要な学識及び実務能力に関する研修であって厚生労働省令で定めるものを修了した社会保険労務士に対し、当該学識及び実務能力を有するかどうかを判定するために、毎年1回以上、厚生労働大臣が行う。
紛争解決手続代理業務試験(特定社労士試験)では、紛争解決手続代理業務を行うのに必要な学識及び実務能力が問われます。
すなわち、社会保険労務士としての労働法に関する専門知識を活かして、紛争解決手続代理業務を担えるよう、①法の趣旨に遡った知識の再構築と、②代理人として、依頼者に有利となる主張を組み立てる実務能力が必要となります。いわゆる「活きた労働法」を習得することが必要となるのです。
しかし、「活きた労働法」の習得がむずかしいことは、社労士試験に合格していても、特定社労士試験の合格率が、5割前後であることからもおわかりいただけると思います。
受験者数 (人) | 合格者数 (人) | 合格率 (%) | |
---|---|---|---|
第11回 平成27年度 | 1,175 | 656 | 55.8 |
第12回 平成28年度 | 1,019 | 647 | 63.49 |
第13回 平成29年度 | 890 | 510 | 57.30 |
第14回 平成30年度 | 911 | 567 | 62.2 |
第15回 令和1年度 | 905 | 490 | 54.14 |
第16回 令和2年度 | 850 | 526 | 61.9 |
第17回 令和3度 | 950 | 473 | 49.8 |
第18回 令和4度 | 901 | 478 | 53.1 |
法律のLECでは、社会保険労務士試験に合格した方に、一人でも多く、特定社労士験に合格していただくために、特定社労士対策講座及び過去問徹底攻略講座、答練を開発いたしました。
連合会特別研修の予習・補習にお役立ていただき、特定社労士試験に合格し、労働紛争の解決にご活躍いただくことを祈念いたします。
講座一覧
- ①2024年特定社労士対策講座 フルパック全19回【通信:スクーリング・添削有】≪パック申込5大特典≫つき
- (法学概論2回・民法基礎講座2回・対策講座 本論編6回・過去問分析講座6回・答練3回)
- 【通信】オンライン申込はこちら
- ②2024年特定社労士対策講座 答練【通信:添削有】全3回≪特典≫つき
- (答練3回)
- 【通信】オンライン申込はこちら
受講料
2024年特定社労士対策 ≪パック申込特典≫スクーリング実施日程
下記【特典講座】スクーリングにつきまして、新宿エルタワー本校より同時中継します。
あわせて①③はZoom配信も行います。Zoom受講に必要なURL・ID/パスコードは、オンラインスタディSPのインフォメーションにてお知らせします。
①答練 第3回スクーリング(全1回)※Zoom配信あり
②答案講評会(全1回)※同時中継・Zoom配信なし
- 実施日時
- 10月25日(金)19:00〜21:00
- 実施本校
- 新宿エルタワー本校
③重要判例解説(全3回)
※Zoom配信あり/Web配信あり ⇒詳細はこちら
- 実施日時
- 第1回 8月4日(日)10:00〜12:00
- 第2回 8月24日(土)10:00〜12:00
- 第3回 9月1日(日)10:00〜12:00
- 実施本校
- 新宿エルタワー本校
- 同時中継校
- ※Zoom受講にあたり、オンラインイベントシステム「Zoomビデオウェビナー」使用します。ご利用方法、動作環境など予め下記をご確認ください。
■[Zoomヘルプセンター] - ※特典講座のスクーリングは不要で、Zoom配信とWeb配信(重要判例解説)をご希望の方はお申込時に【スクーリング無】でお手続きください。
- ※スクーリングとは、本パック申込の方にご提供する新宿エルタワー本校(一部同時中継)実施の無料通学講義です。新宿エルタワー本校は定員となり次第、受付を終了いたします。 定員状況に関するお問合せは新宿エルタワー本校 、またはコールセンターまでお願いいたします。
- ※答練の添削希望の方は9月19日(木)必着で答案提出をお願いいたします。 期限に遅れた場合、添削できない場合があります。予め、ご了承ください。なお、講座申込から教材発送まで2週間の日数を頂く場合がございます。添削希望の方は、答案作成時間と郵送時間を考慮し、9月2日(月)までのお申込手続きを推奨します。