工藤先生の精選問題集を仕上げるだけで択一だけでなく自然と選択式の力もしっかりとついていたなと思います
中西 琢也 さん (30歳代)
受講講座 | 工藤プロジェクトSwing−byセミナー(通学) |
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受験回数 | 3回 |
社労士受験を志した理由
私はこれまでいくつかの職業を経験する中で、私自身を含めて長時間労働に苦しむ同僚や上司の言動に苦しむ同僚を多く見てきました。そうした中で何もできなかった自分自身を振り返った時に何かできることがあったのではないか?と考え始めたことがきっかけでした。何がしたい?何ができる?と考えていく中で社会保険労務士という資格・仕事があると知りこれだ!と思い勉強を始めました。
LECを選んだきっかけ
社会保険労務士の講座も資格予備校によって価格帯・講義の質や内容も様々だと思いますが、工藤先生の講座の触れ込みを見てこれだと思いました。
文言は正確に覚えてないですが、合格すれば良いのではなく合格の先を見越した知識の理解・習得!!そこにほかにない魅力を感じ申し込みました。
インプット時期の学習方法を教えてください
基本的には講義をリアルタイムで追いながらテキストの読み込みをメインに行っていました。ただ漠然と全部を読むのではなく今日はここを覚えるとテーマを決めて読み進めました。9月〜12月の年が明けるまでには目的条文も穴が明けられてもスラスラ言えるくらいには仕上げていました。問題集も第2のテキスト、答えを簡単に見ない!間違いの問題文は頭の中で正しい文章に変換して読む!これを意識徹底し繰り返し行っていました。また、毎日少しでもテキスト読みや問題を解くなど目次学習も行っていました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
答練が始まるまで(〜5月中頃)も変わらずテキストの読み込みをメインに行っていました。どの科目のテキストのどの部分をどれだけ読んだか問題を解いたかを見える化していたので少ない部分や自分が不安に感じてる部分を集中して進めていました。毎日複数科目に触れることも意識して行っており、特に目次学習をよく行っていました。また本講義での「白書・統計攻略講座」に先行して澤井先生の道場講義「一般常識圧迫講義」が始まるので受講していました。早いタイミングで繰り返し講義を聴き・読み込むことで力がついたように思います。問題演習の回数を増やしたかったので澤井先生の道場講義「直前MAXこれだけ800本」も受講して2周3周……と繰り返していました。そのほか無料のイベント講義も活用しながら本試験の1ヶ月前までは問題演習をメインに2周3週……と繰り返していました。本試験1ヶ月前からは模試の結果もふまえて最後のテキスト読み込みを行いました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
学習の内容ではないのですが、勉強ばかりやり過ぎて肩や首などが凝り身体ががちがちになり集中力散漫、上手く眠れなかったりといった時期がありつらかったです。勉強だけでなくて毎日しっかりと身体全体を動かす様な有酸素運動を朝晩10分ずつでも良いので取り入れることで身体全体がほぐれて楽になり、より集中して勉強に臨めるようになりました。また、テキスト読みもつらかったです。本当に身になっているのかも中々わからない中ひたすら読むのはしんどかったです。ですが工藤先生の教えに従って、ただ読むのではなくその意味を考えながら読む、読めば読むほどその行間が見えてくる、そうして意識して読み込むことで理解が深まっていきだんだんと楽しくなってきました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
ご飯を作る時や食べる時などは講義動画を流しながら視聴する。通勤(自家用車)の車中でも講義動画など再生し聞き流しを行う。仕事の休憩時間に少しでもテキスト読みや問題演習をする。できる限り朝4時〜5時に起きて朝だけで2〜3時間の勉強時間を確保する、などです。
LECで受講して良かった点
講師陣が充実していて本講義の他にも特化した様々な講義を選べるところが良かったです。また、どの先生もそれぞれの魅力が光っていて楽しかったです。教材は、工藤先生のSwing−by Seminar の精選問題集Archiveがとても良かったと感じてます。追加で過去集などを購入したりすることなくこの問題集を仕上げるだけで択一だけでなく自然と選択式の力もしっかりとついていたなと思います。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
奇問がなく基本を大事にした問題構成で、間違えた箇所迷った箇所をしっかり復習することで基本が身につきとても効率が良かったです。もちろん簡単なわけでもなく実力を知ることもできてその後のモチベーションにもなりました。
フォロー制度の活用方法について
Webフォローで繰り返し講義視聴することでより理解を深めることができました。
2023年度に受講した道場講座について教えてください
【澤井講師】10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義
【澤井講師】直前MAX完全予想これだけ800本
澤井先生の道場講義の開始時期が丁度良く、良いタイミングで必要な知識をインプット・アウトプットを行うことができたことが良かったです。インプットしてすぐアウトプットというような教材の作りもテンポよく進められて自分好みでした。何より澤井先生の講義のテンポとユーモアある言葉が楽しかったです。
【工藤講師】最後に“すっきり! 整理!”道場
2年間お世話になった工藤先生の前日講義。中々落ち着かない前日に先生の講義で落ち着いて本試験に臨むことができました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
実務経験がないのでまずは事務指定講習を受けます。開業志望で少しでも社労士事務所に勤めるのか、即開業するのか迷っていますが、社労士登録をして少しでも「ヒト」の力になりたいと思っています。社会保険労務士として責任と自覚をもって企業と関わり、人事管理・労務管理の中でも特に賃金設計や人事評価制度、人材育成などといったところに強くなりたいです。
これから受験される方へのメッセージ
受験勉強はモチベーションの維持が重要であり難しいところだと思いますが、モチベーションが低く集中もできてないのにだらだらと勉強をするのならきっぱりとその日は休み次の日以降しっかりやるメリハリも大切です。都度初心に帰り、なぜ自分が社労士試験合格を目指し勉強を始めたのか確認してみるのも良いかもしれません。時間で区切った方が集中できるのか、進める範囲で区切った方が集中できるのかなど自分に合ったスタイルを探していくことも大事だと思います。そして本試験ではやはり基本が大事だと思います。基本を大切に知識の輪を広げすぎないことに気をつけてコツコツと積み重ねていけば合格もぐっと近づくと思います。本当に厳しい試験だと思いますが応援しております。