『勉強を楽しく、充実させる。』澤井先生のこの言葉が大きな決め手になりました。合格以上のものを見つけることができました。
行松 伸之 さん (20歳代)
受講講座 | 基礎+合格コース(通学) |
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受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
サービス業の企業に入社して、サービス現場の管理部門に就いていましたが、そこで「人材の定着」や「働く人のメンタルヘルス対策」の難しさを肌で感じ、それらに関心を持ちました。将来的に人事や労務の職種で働くために、何か関連する資格を勉強してみようと考えました。その時インターネットで検索したところ、「社会保険労務士」が紹介されており、書店で基本書を読んでみました。そこで「労働基準法」や「労働者災害補償保険法」などの法律を見て、「とても面白そう」「もっと勉強したい」と感じ、資格を目指してみようと思いました。
LECを選んだきっかけ
はじめは、書籍を購入して独学で勉強をスタートしました。しかしながら、法律用語の難しさ等から「どこを覚えたらいいのか?」「そもそも書いている意味が分からない」ということが多々起こり、「雇用保険法」でギブアップしてしまいました。その後、通学か通信でしっかり勉強しようと考えて、スクールを探しました。複数のスクールのガイダンスに参加しましたが、①通学メインでも通信(Zoom含めて)も充実していること、②過去に別の講座を受けていたことで割引が受けられること、③何よりYouTubeチャンネルで澤井講師のガイダンス動画を見て「この先生の講義を受けたい」と強く思いLECでの受講を決めました。
インプット時期の学習方法を教えてください
予習⇒講義⇒復習のサイクルを回しながら学習を進めました。はじめに予習として、Web講義を倍速で聞きました。ここでは、「覚える」というより「全体を把握する」ように努めました。その後週末(土曜日)に本校で講義を受けました。ここでは2回目になるので、授業の理解もしやすく、1度目(Web)で聴いて理解が難しいところをより集中して講義を受けました。授業後は、予習と並行して復習をしましたが、ここでは問題集を解き、間違えたor曖昧な問題にはチェックを付け、また正誤にかかわらず気づいたことやテキストには書かれていない表現をテキストに落とし込みました。そして落とし込みをしたテキストを読むことで、さらに知識を深めたり、周辺知識もあわせて学習しました。なおこの時期は、どちらかといえば問題を解くということによりウェイトを置いていたように感じます。また過去問以外にも市販の問題集の問題を解くことで色々な観点から問われる問題の論点をテキストに落とし込むことを心掛けました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
答練や模試では、解答の正誤だけでなく思考のプロセスや解答時間にも意識を配りました。「何点取れたか」も重要ですが、私は、「どうして間違ったのか?」「どれくらいの時間がかかったか?」「(設問の)読み間違えはないか?」など意識するために問題冊子に、設問ごとの解答根拠、問いに線を引く、科目ごとに何分で解けたかを都度記載しました。復習ではこれらの点についても振り返ることで本試験に向けての戦略を練っていきました。なお模試は、LECの3回に加えて他社(2社)の模試を受けました。一度受けた他社の模試では、択一式で基準点未満の科目がありショックを受けましたが、そこで気を引き締めることができたとも考えています。また一般常識対策としてオプション講座の「10時間で仕上げる一般常識圧迫講義」を何度も見て、知識を増やし、「直前MAXスピードチャージ」にて問題形式にて知識の定着を図っていきました。2つの講座は、講義⇔演習という関係にあり、圧迫講義での知識をアウトプットできるように、スピードチャージを何度も解きました。「(一般常識は)ここまでやったから知らないところが出たら仕方ない」と割り切れるぐらいにまで自信を持つことができました。そして最後の仕上げとしてテキストと「直前MAX完全予想これだけ800本」を繰り返し読むことで万全の対策をすることができたと考えています。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
特につらいことはなかったと思いますが、やはり直前期になり試験日が近づくと見えないプレッシャーが大きくなりました。問題を解いていて一度解けた問題を間違えてしまったり、見たこともないような問題に直面すると「このままで大丈夫かな?」と思ったりすることがありました。不安なのは、「それだけ合格に近づいている」と気持ちを切り替えて、勉強を続けることがよい結果につながったと考えています。また直前期に間違えたり、新しく出会った問題については、「今ここで覚えればすれば大丈夫」と思い、テキストを読み直すことをしました。すべての論点をマスターすることは不可能だと割り切った上で、テキストにチェックを入れたところや問題として出てきたところをできるだけカバーするように努めました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
予習のWeb講義や復習のテキスト読みは、机について集中して行いたかったので、通勤時の電車(片道40分)では、時間内でできるだけ問題を解くと決めました。そして決めた問題数を解ききれなかった時は、ホームの椅子に座って続けました。また長丁場の期間の中で、「仕事が忙しい時」「気分が乗らない時」もありました。そのときは、勉強量を減らし、反対に「もっとやりたい」となった日に勉強量を増やしました。このように調整はしながらも勉強時間0(ゼロ)はないようには心掛けました。
LECで受講して良かった点
私は、ガイダンス動画で澤井講師の動画を見て、「この先生の授業も受けたい」と思いLECでの受講を決めました。通学での生講義だけでなく、通信でも受講できるため何度も視聴して耳から学習を多く行いました。澤井先生の講義では、フレーズや七五調が随所に出てきますが、問題を解いている時もそれがパッと浮かんできました。また澤井先生のオプション講義は、量・質ともに充実しており、試験前には「これだけやったから大丈夫」と自信も持って挑むことができました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
レベルが最も本試験に合っていたような気がしています。私は、他社の模試も2社受験しました。肌感として、それらはあえて難しめに作成されているような感じを受けました。それはそれで、難問への対応や気の引き締めにつながりましたが、最後本試験が終わった後には、「LECで受けた模試が一番良かった」と感じました。この模試のレベルで、合格点を取れるような力をつけることで本試験の合格にも近づくのかなとも感じています。
フォロー制度の活用方法について
通学でしたので、まずWeb講義を2倍速で聞いて予習を行いました。ここでは、「覚える」ということは意識せず内容を一通り把握するように努めました。その後本校にて講義を受け、2回転することで理解を深めることができたと感じています。直前期には、Web講義を何度も聞くことで目と耳から学習を行いました。また理解ができていないと感じたところは、「動くねこレジ」を視聴して知識の確認を行いました。 Web講義は、何時でも・何度でも視聴できるので、講義の予習と復習に活用しました。また視聴速度を調整できるので、倍速で講義を受けることで1時間弱で1回分の講義が視聴できたのは時間の節約になったと思います。
合格までに受講した道場講座について教えてください
【澤井講師】10時間で仕上げる! 一般常識圧迫講義
【澤井講師】直前MAX完全予想これだけ800本
【澤井講師】選択式〈労基・安衛、労一、社一〉直前MAX!スピードチャージ
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
現在は企業に勤めていますが、将来的には社労士事務所や社労士法人に勤めたいと考えています。いずれは、人事や労務のスペシャリストになれるように経験を積んでいきたいです。また、人事や労務に加えてメンタルヘルスにも関心も持っています。将来はメンタルヘルスの観点からもアドバイスができる社労士になりたいと考えています。今後「キャリアコンサルタント養成講座」も受講し、働く人の相談にも乗れるように知識をつけていきたいと考えています。
これから受験される方へのメッセージ
勉強に大切なのは、知識や思考力に加えて、長丁場の期間の中でモチベーションを維持し続けることだと思います。私は、勉強の合間に折に触れて「自分が社労士になったら何がしたいか?」を考えたり、求人サイトをみて「こんな職場があるのか」と新しい世界を見たりすることをしました。それによってまた勉強(試験合格)へのモチベーションが湧いてきました。また勉強を通じて、今まで知らなかった知識を得ることやそれを深めていくことはとても愉しく、知的好奇心が刺激されました。それゆえ勉強はつらいと思うことは、ほとんどありませんでした。ぜひこれから受けられる皆様も社労士の勉強も愉しんで合格するという気持ちで挑んでもらえたらと思います。