工藤先生の講義は、各法律や通達がなぜできたのか、その趣旨を理解した上で覚えていく方法なので、腑に落ちます。
岡 武生 さん (40歳代)
受講講座 | 工藤プロジェクトSwing−byセミナー(通学) |
---|---|
受験回数 | 6回以上 |
社労士受験を志した理由
金融機関に勤めており、お客さま向けの「年金相談会」で相談員をしたことがありました。お客さまからの質問に対し自分自身で回答ができず、悔しい思いをしたことが何度もありました。その際に社会保険労務士の先生がスラスラと回答していくのを見て「かっこいい!!」と思ったのがきっかけです。
LECを選んだきっかけ
LECは以前にも別の講義で通ったことがあり、馴染みがありました。今まで独学での勉強や他校での受講でそれなりに実力はついてきたつもりでしたが、合格ラインには届かず「自分自身の勉強方法がダメなのではないか」と悩んでいました。各法律の趣旨を深く掘り下げて理解する工藤先生のスイングバイセミナーの体験講義を見て、自分に足りないものを得られるような気がして受講することを決めました。
インプット時期の学習方法を教えてください
最初テキストを流し読みで読んでいましたが、うろ覚えが結構多く悩んでいました。その問題が出ても何回も同じところを間違えるので、先生のアドバイスを基に以下の内容で知識の定着を図れるよう試してみました。
- (前年も工藤先生の講義を受講していたので)講義前に前年度のテキストを確認し、重要な部分にマーカーを引いて読み込む。
- 苦手科目(特に労働一般常識、社会一般常識がいつもネック)については、時間があったらとにかく目を通す。分かっているようであやふやなところは、一言一句声に出して読む。
- 授業後にアーカイブ(問題集)を解く。科目によってはアーカイブを解いた後、講義に臨みました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
7月末の3回目模試で全カリキュラムが終了した後の学習方法について振り返ると、8月末の本試験まで自学で効率的に学習ができるか1ヶ月間のスケジュール管理に不安がありました。そこでオプション講座を活用して自分に喝を入れることにしました。日々のテキストの通読と合わせ、8月上旬の「ファイナル模試」、8月中旬の工藤先生の「合格レスキュー2022 FINAL」、そして本試験前日の「最後に“すっきり! 整理!”道場」を受講しました。特に「合格レスキュー2022 FINAL」で本試験問題を解くことで最終チェックができ、「最後に“すっきり! 整理!”道場」と合わせ「やることはやったぞ」という感覚になり、自信を持って本試験に臨むことができました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
予定が入って土曜日の講義を受けることができず、翌週火曜日までWebフォローを見ることができないので勉強が遅れがちになりそうでした。今年は特に仕事量が増え、平日は特に勉強時間の捻出が大変で、Webフォローを見る時間も限られてしまい、精神的に勉強量が足りているのか不安な日々を過ごしたのがつらかったです。毎年合格するつもりで学習し試験に臨んでいましたが、何回も落ちていました。今年は特に決着をつけるつもりで、仕事が忙しくとも「毎日少しの時間でも勉強しよう」という気持ちになり、逆に集中して勉強できたと感じています。日々学習が続けていけるようになり、一つ一つ覚えていっている自信につながりました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
平日は仕事で勉強するまとまった時間が取れなかったので、基本スタンスとして土曜日に工藤先生の講義を聴き、日曜日にまとまった時間を取り、図書館で朝から夕方まで勉強するようにしました。ただ平日も通勤の電車内の時間を活用して、テキストを通読するか、満員電車等で難しい時は「ぼちぼち過去問」を解くなど、毎日必ず少しでも勉強時間を取るようにしました。
LECで受講して良かった点
講義をきちんと受講できるよう、WebフォローやZoomによるオンライン講義など、受講生に沿ったカリキュラムを組んでいただいていると感じます。また通常通っている本校以外でも、他の本校を受講できるなど(一部対象外の講義もありますが)、その時の予定によって相互乗入可能なのが良かったです。またLECの社員の方々も丁寧に応対いただいて授業を気持ちよく受けることができました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
3回の全国模試と8月のファイナルとで計4回受けました。模試を受ける目的として、「各科目の実力がどれだけついているか」「解答にどれだけ時間がかかるか」を主に確認するようにしていました。昨年まで自分では苦手意識のあまりない労働基準法から問題を解いていき、厚生年金保険法、国民年金法の事例問題を解く頃に時間が足りず力尽きていたので、今年度は社会保険科目をあえて先に解き、労働科目を後に解くようにして時間配分がどうなるか試してみました。模試を受けることで、どの順番で問題を解いていくのか方向性を決めることができました。
フォロー制度の活用方法について
仕事等で生講義が受講できなかった時にWebフォローのおかげで受講できることや、受講中に聞きそびれたところ、理解していないところを復習するのにWebフォローが役立ちました。Webフォローの中でも、月刊スイングバイで毎月の勉強方針を確認できたのが本当に良かったです。ほかは、「ぽちぽち過去問」と「一般常識メルマガ」を主に活用していました。通勤時間にテキストを読んで勉強したかったのですが、満員電車でテキストを広げるのが難しいことも多く、「ぽちぽち過去問」だとスマホで手軽にでき、すき間時間に学習できました。また「一般常識メルマガ」をコンスタントに発信いただいているので欠かさず読み、早めに気になる科目の対策を取ることができました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
【工藤講師】合格レスキュー2022 FINAL
【工藤講師】Kudo Project "Swing-by" Seminar2022 Summary編
【工藤講師】Kudo Project "Swing-by" Seminar2022 公開道場
【工藤講師】最後に“すっきり! 整理!”道場
今年は年度当初からひたすら各科目のアーカイブで問題を解き、テキストを読み込むことを続けましたが、各道場でさらに理解を深めることができました。特に「最後に“すっきり!整理!”道場」はオススメです。試験前日に暗記しておきたい数字や、その時その時の時事問題をもとにして、出題予想を掲載していただいています。試験当日は「合格レスキュー2022FINAL」のテキストと「すっきり道場」の冊子を持っていき、最終確認をしました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
まずは事務指定講習を受講して社会保険労務士登録資格を取得します。また金融機関に勤めているので、会社内で社会保険労務士として年金業務等に携われればと思っています。具体的には、社会保険労務士の資格を活かし、年金相談会での相談員や、会社内で年金制度の研修に携わるなど、特に年金関係で支援できればと思います。
これから受験される方へのメッセージ
今までを振り返ると、私は最初独学で勉強を始めて、最初の試験で択一式が32点と自分で思ったより点数が取れました。もっと手も足も出ない結果になると思っていたのに30点を超えたので、「これはもう少し頑張れば次はきっと合格できるぞ」と高をくくっていました。今にして思うとすごく甘い考えでしたが…。そうしていくうちに2回目、3回目・・・と受験回数が増えていきました。独学では無理だと気づき、他校で講義を受けました。独学時より点数は伸びてきましたが、合格ラインには数点たどり着かない状態が続きました。不合格通知を受ける度に「自分自身の勉強量が足りないに違いない。でも勉強量を増やしても、合格できるのだろうか」という不安が膨らんでいき、精神的につらい日々を過ごしました。自分自身の勉強方法を見つめ直すつもりで、昨年度より工藤先生の講義を受け始めました。先生の講義は、各法律や通達といったものがなぜできたのか、その趣旨を理解した上で覚えていく方法なので、腑に落ちます。またボリュームも多いと感じるかもしれませんが、本試験時には今までにない自信を持って臨むことができ、私も合格することができました。先生のアドバイスに沿って学習していくことがいつか合格へたどり着く道だと思います。ぜひ未来へ向かって進んでいきましょう!!最後に勉強に理解を示してくれて支援・応援してくれた家族に感謝してメッセージをさせていただきます!!ありがとうございます。