複数講師による講義で理解不十分の単元は別の講師を聞き、説明の仕方が変わると理解が進むことがありました。
森元 香里 さん (30歳代)
受講講座 | 年金キーパー+中上級コース(通信) |
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受験回数 | 4回 |
社労士受験を志した理由
当時契約社員で働いているのに、社員と同様の成果を求められていることに疑問を持ったことがきっかけです。その後給与にもかなりの差があること等を知り、やるせない気持ちになったと同時に、労働問題について知識を得る機会の少なさに気づきました。そこで自ら知識を身につけて、弱い立場の人に寄り添った仕事ができるようになりたいと思い、社会保険労務士を目指すことにしました。
LECを選んだきっかけ
宅建士の資格取得時に会社推奨の講座がLECさんでした。その際対策問題が豊富で一発合格することができたため、通信講座といえばLECさんだと思ったからです。おためし受講制度で澤井先生の講義を受けて、これなら続けられるかもと思ったことも決め手の一つでした。
インプット時期の学習方法を教えてください
通学講座の方のスケジュールを参考にリズムよく講義を受けることに専念しました。講師がよく「必ず問題を解いてくださいね」と発言されていたので、講義を受けた後には「一問一答過去問BOOK」で復習するようにしていました。通勤中に「1駅で20問解こう」等と目標を決めて、ゲーム感覚で取り組むようにしていました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
一つの答練や模試に何度も取り組みました。少なくとも3周はしていたと思います。間違った問題は、なぜ誤っているのか解説を読んで、さらにテキストの該当部分に戻って理解するように努めていました。市販されている「出る順社労士 必修過去問題集」も活用し、直前期は一問一答ではなく五肢択一の問題に取り組むように意識していました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
何度も落ち続けたこと。不合格の文字を見るたびにショックで泣きそうになりました。3回目に不合格だったときは選択式で1点足りなかったことによるものだったので、特に悔しかったです。仕事、家庭と勉強とのバランスを取るのにも苦労しました。克服方法は、仕事が忙しくて疲れた時は思い切って勉強しないことです。休日は子ども、夫との時間を大事にしたいからほぼ勉強しませんでした(移動中に数問ぽち問をやったり、子どもがワークに取組む横で私も勉強したりすることはありました)。上記の結果、平日朝の1時間と通勤時間往復1時間しか学習時間が安定しませんでしたが、短時間に集中することができるようになりました。ちなみに講義はすべて2倍速で受講しました(お電話で椛島先生とお話をしたら、先生がとてもゆっくり話しているように感じました(笑))。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
講義は2倍速。慣れると全然違和感がありません。疲れがない朝に学習時間を設定すると、集中して取り組めて、力がつきやすいと思います。夜や休日はほぼ勉強しませんでしたが、短時間の学習でもやり方次第で合格水準まで到達することは可能です。家族との時間を大事にすることも、モチベーション維持には必要なことでした。
LECで受講して良かった点
講師が優しいこと。電話であっても人となりが分かり、本気で生徒を合格させてあげたいという気持ちが伝わってきました。複数講師の授業が受講できることもとても良かったです。ずっと同じ講師だと安心感がある一方で、中だるみしてしまったり、トーンが同じだと疲れている時は眠くなったりしがちです。違う講師が選べると刺激になり、中だるみもなく、いつも新鮮な気持ちで受講できました。講師により説明方法や強調される部分が違うことで理解が深まり、いいこと尽くしでした。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
問題のレベルが本試験に近いこと。解答解説冊子が秀逸で、一冊で演習、復習、確認のすべてができることが良かったです。他社では解説だけ掲載された解説冊子であることが多かったですが、LECの模試は問題文も掲載されているので本当に便利でした。冊子の構成も、問題文の次ページに解説が掲載されている形式だったので、解答を先に見てしまうことなく演習できたのでとても使いやすかったです。
フォロー制度の活用方法について
Webフォローは、いつでも見られるので、通勤中に重宝しました。複数講師による講義を受講できるので、理解が不十分と感じた単元は別の講師の講義を聞いていました。説明の仕方が変わると、理解が進むことがあり便利でした。また気分転換で科目ごとにメインの講師を変えたりすることもありました。マンネリを防げて良かったと思います。何度も不合格で落ち込んでいたときに電話で椛島先生とお話できたときは、「もう一度頑張ろう」という気持ちになり、元気とやる気を再燃させてくださいました。合格できたのは椛島先生の電話のおかげです。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
ちょうど募集があったので、市役所の採用試験を受けようと思っています。社労士法人で将来の独立に向けて修行させていただくことができれば嬉しいです。現職が勤務場所、勤務時間の融通ができないため、子どもの進学に合わせて近所で柔軟に働けたらと思っています。街の企業や個人の身近な相談先として頼っていただけるような社労士になれたらなと思います。
これから受験される方へのメッセージ
資格があることで自分に自信を持つことができますし、選択肢も広がります。不合格が続くとめげてしまうこともありますが、努力は必ず実を結びます。自分を信じて勉強を続けてください。