通学開始から本試験まで、早川先生のアドバイスを愚直にこなした結果が合格につながった。
正躰 仁 さん (40歳代)
受講した講座 | 合格コース |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
私は30代半ばより法人の人事労務の業務に従事する機会を与えて頂き、社会保険関連の諸手続等の業務に携わるようになりました。当初はすべてが初めて携わる業務であり業務の都度、インターネット、または行政や関連各所に確認を行い、目の前で起きている課題に対応してまいりました。そのような状況が1年ほど続いたあたりで徐々にではありますが健康保険、厚生年金または労災、雇用保険等の社会保険制度は当然法令ごとに当然独立し成り立ってはいますが、実はそれぞれの法令と横の関連性を持っていることに気がついてきました。それに気がつけたあたりから以前に比べて業務を効率的かつ円滑に進めることが可能になってきたように感じられました。そのような経験から社会保険の制度をもっと体形的に学び、学んだ上で業務に従事していきたいと考えるようになり、自分なりにそのようになるためにはどのような方法があるかを調べました。
そこで出会ったのが社会保険労務士の存在でした。社会保険労務士は人事労務にかかわる諸法令を体系的に網羅、把握しており、その知識を基とした実務遂行を行える存在であり、かつ、当時勤務していた法人にて行っていた介護サービスの根本をなす介護保険にも精通し、私が業務を行う上で必要な知識をすべて網羅している存在であると感じられました。そのような理由から社会保険労務士の資格勉強を開始したのですが、当初は資格の取得をするための学習というよりは、業務知識の習得を行うといった観点が大きかったように感じられます。その学習の延長で資格が取得できれば良いかなといったスタンスだったので、どうしても業務に関わる個所が中心の学習となっていました。
そのような状況から明確に社会保険労務士の資格を取得したいといった気持ちに切り替わったのは40代になった頃でした。その頃から自身の60歳代、70歳代になった時のことを頭の片隅で考えるようになってきました。自身がそのような年齢になった頃、超高齢化社会を迎え、人口減少の一途をたどる日本にて、定年制度や社会保障制度も現行と大きく異なる社会への変貌が予想され、そのような社会の変化に自身が適応し能動的に対応していく力を持つ必要性があるのではと考えるようになったのです。ではそのためには何をすべきかと思案した際に、この社会保険労務士の資格を取得することが対応につながる一つではないかと考え、真剣に資格取得を目指した次第です。当然、社会保険労務士の資格を取得したからといって、今後の社会を安心して過ごしていけるのかと言えばそうではありません。ただ、この資格を取得することで、自身のオプションの増やすことができ、働き方について選択肢を増やすことは可能だと考えております。またそれは今後の求められる多様な働き方という点にも大きな意味を持つと考えております。
LECを選んだきっかけ
- 1.自身の性格から通信講座では学習の継続が困難である点
- 30代の半ばで社会保険労務士の受験を一度試みたことがありあます。その際に通信講座の申し込みを行ったのですが、自身の脆弱な心では仕事の忙しさにかまけ、徐々に学習の進捗が遅れ最終的には受験を諦めてしまうという経験をしました。その経験から今回は通学を行い、学習のペースを崩さないことと、通学を行うことで学習の意欲を高めの学習の継続を行いたいというねらいがありました。そのため、通学が可能な学校を選定の第一条件としました。
- 2.受講相談時の横浜本校スタッフの接遇面にとても好意が持てた点
- 一度受験を挫折した経験からカリキュラムや教材の充実もさることながら、学習をなんとしても継続しなければならないと考え、それが可能な学校の雰囲気であるか、またはスタッフの対応であるかという点を重視しました。当然、雰囲気を確認するために、横浜近隣の対象となる学校へ受講相談にも行ったのですが、その中でLEC横浜本校へ受講相談に伺った際の対応は、他の学校に比べ大変印象的でした。LEC横浜本校はエレベーターから降りた正面に受付カウンターがあるのですが、そこにいたスタッフがとても気持ちの良い挨拶をしてくださり、さらには用向きの確認と他校ではパンフレットを見ていても声掛けすらないような学校があったので、そのスタッフの素晴らしい対応に驚かされました。
また受講相談をしたい旨を伝えた所、支店長が対応してくださり、その中で、わざわざ有資格者のスタッフを呼んで丁寧な説明を行ってくださり、さらには通りかかった専任講師もご紹介してくださるなど、すべてに対して好意的な接遇であり、このような素晴らしい支店長、またスタッフの皆さんがおられる学校であれば約一年間を継続して通学できるなと思うことができました。 - 3.講座の内容が充実しており、それなのに価格がリーズナブルな点
- 今回の学校選定は上記のような理由から受講費用については多少高くても仕方ないかなという気持ちでしたが、LECの講座は他の学校に比べても1割から2割程度安く価格が設定されているように感じます。また通学講義のみならず、同価にてWeb講義の受講が可能といった点で、講座の価格が安いにも関わらず内容がとても充実しており最初は何か落とし穴があるのではと疑ったくらいです。さらには他校では直前期の講座や模試がオプションとしての申し込みが必要な中、LECはそのあたりがすべてパックとなっており、むしろ他校にくらべて1割から2割高くても何ら問題ない講座の内容となっておりました。
インプット時期の学習方法を教えてください
- 1.予習:Web講義にて概論理解と課題の抽出
- 初学の科目などはまったく知識がないため、通学講義前にWeb講義を聴くことで法律の趣旨や成り立、また学習内容を概論的に捉えるほか、暗記が必要な個所の確認、理解が困難なポイント確認や疑問点の抽出などの通学講義へ向けての課題の洗い出しを主に行いました。
- 2.通学:重点ポイントの確認と課題解決
- 予習で学んだ内容の重要ポイントの確認を行うと共に、そこで発生した課題を確認する観点で講義を受けるとともに、講義内で解決しない課題は、講義後に講師へ質問を行いました。また、この時点で予習と通学で2回目の講義となるので、予習の際に誤った理解を行っていた場合その理解の訂正を行ったり、また理解できている個所についてはさらに理解が促進できたりと、予習を行うことでこの通学講義がとてもインプットにおけるとても有効な講義となりました。
- 3.復習:学習個所のテキスト通読、一問一答過去問BOOK
- 学習個所のテキスト通読を行い、通学講義で教わった重要ポイントの理解の促進、暗記個所の暗記を行い、最後は一問一答にて知識の定着確認を行いました。この一問一答過去問BOOKで間違ってしまった個所はかならずテキストに戻り再確認を行い、次の講義までに課題や疑問を残さないことに注力してインプット講座を進めていきました。また、常に習っている科目以外のことで忘れかけているなと感じたり、他の科目で疑問が発生した際には、必ずその科目のテキストを確認するようにしておりました。インプット学習は、テキストに触れている時間、またはテキストは確認した回数が多ければ多いだけ、知識の定着は進むと実感しています。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
実戦答練以降については自身にとって学習のペースが掴みづらい時期だったと思います。本論講義までは予習、通学、復習と体系立てて学習が行えていたのですが、実戦答練以降については何をどのように学習していけば良いのか不明点も多く、また行っている学習方法が本当に正しいのかなど考えてしまい、学習に自信がもてない時期でした。ただ、私の場合は通学でLEC横浜本校の早川講師に相談できたことがとてもプラスとなりました。早川講師には本論講義の段階からどのように試験に向けて学習を行っていくべきか相談させていただき、そのアドバイスに沿って学習を進めてまいりました。
実戦答練以降の学習方法についても、やはり早川講師に相談させていただき、具体的な学習方法や学習ペース、さらにはその時の受験生の心境などもふまえてアドバイスいただきました。具体的には実戦答練以降は全科目のテキストの通読の開始と労働一般の対策をメインに、また本試験問題に慣れるといった観点からLECの「出る順社労士 当たる直前予想模試」を解くことを勧められたので、それを行うとともに、直前期講座の予習、講義、復習を行っていきました。なおLECの「出る順社労士 当たる直前予想模試」は、いわれた通り書店にて購入して解いてみると、答練や全日本社労士公開模試とは異なる傾向で問題が出題されており、問題の解き方のバリエーションを増やすといった意味で大変役立ちました。またこの「出る順社労士 当たる直前予想模試」で掲載されていた問題と類似した問題が本試験でも出題され、それを正答できたので労働一般の選択式にて3点確保することができました。やはり講師のいうことは聞いておくべきだなと実感した次第です。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
学習で辛かった点は、社会保険労務士の試験の特性である膨大な量の記憶に尽きます。選択式対策の条文の記憶や法令内で行う計算式の記憶、さらには白書で出てくる普段は接しない数字など。記憶しても記憶しても記憶することは尽きず、また記憶したつもりになっていても実は記憶途中で中途半端であったり、さらには記憶したはずの知識が忘却されてしまう。また、問題形式で出題された時に記憶できているはずの知識がうまく引き出せなかったりと、本当にこの記憶に関しては苦労とともに自身の記憶力に失望し、このような状況で試験に臨むことすらできないなと感じるようになりました。ただこのような状況でしたが、早川講師から書いて記憶しないと定着しないというアドバイスをいただき、そこからは極力書いて記憶するようにしました。書くことにより、記憶の定着スピードが上がり、また頭では忘却しかけていても書く動作にて手が覚えているという利点がありました。やはりこのようなアドバイスを受けることができたのも通学講座を選択したおかげだと感じております。
早川講師のアドバイスを得て、書いて覚える方法に切り替えてからは以前ほど覚えることに苦悩することはなくなりました。が、やはり記憶する作業と忘却を防ぐ作業は想像以上に困難でした。とにかく「あれ?」と思うことがあればそれをすぐ確認し記憶から抜け落ちることを防ぐことに努めました。テキストがあればテキストをすぐ確認する。なければ携帯で調べて確認するといった作業の繰り返しを行いました。何度記憶しても覚えられない事項については、一問一答や五肢択一、選択問題を解くことでその問題に関連づけて記憶を行うことで定着が進んだと感じております。私の場合はただテキストを読むだけで記憶することが困難な場合は、上記のような方法やその事象をインターネット等で調べ、異なるフォーム(視覚)で確認することで多少ではありますが記憶の定着が進むように感じました。なお、記憶に関しては不思議とすっと記憶できる場合とそうでない場合があり、すっと記憶できた際の頭の状況がどのような時か思い出し、そのような状況に頭の思考をもっていくということを最終版のあたりでは行っていました(が、さほど効果的ではなかったような……)。ただ社会保険労務士の試験の記憶についてはテキストに触れている時間、またはテキストは確認した回数が多ければ多いだけ、知識の記憶は進むと感じており、またそれに尽きると実感しております。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
学習時間の確保といったところが学習を行うにあたり大変苦労しました。自宅ではどうしても学習が行いにくい環境なので、仕事終わりでファミレスに寄り学習環境を確保しました。あとは学習環境の確保といった意味では夜の時間(22時以降)に自宅学習を行っていましたが、睡魔との戦いでテキストを読んでも、暗記を行うにも大変非効率でした。そこで夜は22時に就寝し、早朝学習を行うスタイルに切り替えたところ、早朝に起きることはなかなか辛かったですが、起きてしまえば夜に行う学習よりも断然効率的な学習が行えました。また平日、休日をふまえ仕事や家事、育児の時間がどうしても優先されてしまうので、いかにすき間時間(5分、10分)を有効に使えるかが学習を進める上でのポイントだったと感じております。
LECで受講して良かった点
通学講座で担当いただいた講師が早川講師であった点があげられます。通信講座で受験を断念している自身にとっては、まずは通学を行い、学習の継続を維持することを第一目標に考えておりました。正直、本論講座のカリキュラムや内容はLEC含め他校とも素晴らしく充実しており、むしろ自身がどこまで学習に打ち込めるかが大切だと考えておりました。そのような考えだったので、講師との関係性もそこまで重要視しておらず、声の聴きやすい講師だったら良いなという程度でした。
しかし、担当いただいた早川講師の講義はただテキストを読み進めるだけではなく、重要ポイントの抽出を行い、それを板書していただけるので、必ず覚えなければならない個所が明確になり、この膨大な記憶が必要な試験でその箇所の印象が残り、記憶が行いやすく、さらには講義内で超重要、重要、それなりに重要の区分けの上で講義をしていただけるので、この個所は必ず覚えておかなければならない、この個所は問題訓練にて解きながら覚えれば良いなど効率的な暗記作業を行うことができました。
また、講義内容に限らず自宅での学習の方法や問題訓練のペース、または弱点の判断からその対策にいたるまで、要点をついた学習方法のご指導をいただきました。このように早川先生のいわれたことをいわれた通りやっていくことが自身の学習方法となり、通学開始から本試験までは早川先生からいただいたアドバイスを愚直にこなした結果が合格につながったと感じております。特に直前期にはスランプに陥り、テストの点数が伸びず、学習方法で迷うところや自信を失いかけた時期もありましたが、そこも早川先生へ相談しいただいたアドバイスに沿って学習を進められたので、スランプだからと同じ個所で停滞するのではなく前に進めることができました。早川先生にご指導いただいた学習方法(早川合格メソットと私は呼んでいますが)をどれだけ信じて行っていくか、これをやり切ったからこそこの試験に合格できたと思っております。
もう一点、LECを受講して良かった点として直前期頃から同じ試験を志す友人ができたことがあげられます。同じ立場で同じ目標を持つ方なので、何かと学習についての疑問や悩みを相談し、また、その方も同じような思いを持っていること、また違う観点で回答を得られたことなど、学習に対する見識が拡がり学習に対して良い意味で肩の力が抜けたことを覚えております。
また相談ができるということは自身の中で思いをため込まず、約一年間の学習期間、長期戦の一番苦しい終盤でのその友人との出会いは私にとって大変意味を持つものでした。この度の試験の合格についても、友人との出会いがなければどうだったかなと思っております。そのほか、親しく会話などなくても、通学で毎週同じ顔触れに教室で会うことは、自身の刺激につながり学習意欲の継続と向上に繋がったと感じております。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
全日本社労士公開模試を受験して良かった点は、自身の今いる合格までの立ち位置が分かるという点でした。確認テストや実戦答練でも科目ごとに理解の度合いが分かりますが、やはり模試という普段とは異なる雰囲気の中で本試験同様に選択式40問と択一式70問を行うことは確認テストや実戦答練とは大きく意味合いが異なりました。
特に午後の択一式では本試験さながらの長文読解や実務的な出題も多く、頭の疲労で思考力が低下する中、どのように限られた時間で全問を解くかという本試験に向けての貴重な経験でした。この第一回目の模試にて私も択一式の時間との勝負という、たぶん大半の初学生が差し掛かるであろう壁にぶつかりました(結局本試験までこの壁は乗り越えられませんでしたが……)。また模試の結果で一喜一憂すべきではないと講師やスタッフ等からの助言もあり、頭では分かっていながらやはり模試の結果はその後の学習に大きく影響すると感じております。私は模試受験もLECのみで、全日本社労士公開模試を計3回受験しました。初めての受験した模試では特に自身の中で何か目標的なものを定めて受験したわけでもなく、講義、実戦答練の延長という気持ちで受験しました。ただ時間に追われるように模試が終わり手応えも特に感じていなかったのですが、自宅に帰り自己採点を行った結果、幸いにも選択式、択一式にて合格点を超えていました。そこで初めて本年度の本試験での合格を目標とすることができました。
第2回全日本社労士公開模試では自身の中で点数の明確な目標を掲げて模試に臨み、一応はその目標を達成し、さらに本試験に向けての弾みとなりました。しかし、第3回全日本社労士公開模試では選択式にて基準点割れ、また択一式も1回目、2回目より点数を下げてしまいました。
本当は3回目の模試にてさらなる弾みをつけてと思い挑んだのですが、結果は最後の模試にて一番出来が悪く、ここから本試験当日まで本当に合格できるのだろうかという不安との戦いが始まりました。
このあたりが学習の全期間を通して一番苦しかった時期だったと思います。このように私にとっての模試は冒頭記載した通り合格までの立ち位置を確認できたとともに、今年度の本試験にて必ず合格を勝ち取るという明確な目標設定、またそれに向けてのラストスパートのきっかけとなるものでした。また3回目の模試では基準点割れも経験し、合格へ向けての弾みどころか躓きとなってしまいましたが、今にして思えば1回目、2回目模試の結果をうけ慢心した気持ちがあったのだと思います。3回目模試の結果は精神的に追いつめられもしましたが、その後の本試験までの期間を危機感をもって学習に取り組み本試験に挑むことができたと思います。
フォロー制度の活用方法について
テレホンチューター制度は学習を進めていく上で大変役立ちました。私の場合テレホンチューター制度は本論講義が終了し、通学のタイミングが不定期になった際に、講師に確認を行うには時間が空きすぎてしまうため早期の疑問解決を行いたい場合、今さら講師に聞きづらいなというような質問を行う場合、自身の解釈があっているのか確認を行う場合、主にこの3点で活用させていただきました。また質問に対しての回答もとても丁寧で要点がまとめられていたため、文章でのやり取りでも十分に理解が進みました。
Webフォローは通学講義の予習として活用させていただきました。初見の科目などはいきなり通学講義を受講しても講義内容に頭が追いつかず、ただ時間を無駄にしてしまうことが何度かありました。そこで通学講義前にWeb講義を受講し、科目の概論的な部分を押さえ、また課題の洗い出し(暗記の必要な個所、自身の理解が乏しい個所、解釈が困難な個所など)を行い通学講義に臨むことで、通学講義では概論的な知識から詳細部分の理解、また課題の解決を行うことが可能となり、学習の効率が向上しました。またWeb講義では倍速で講義が聞けるため、概論知識の習得や課題抽出は倍速講義で十分事足りたので講義時間を短縮しこちらでも学習の効率化が行えました。また倍速であれば講師の言葉聞き逃してはならないと集中し講義を受講していたので、暗記事項が以外にすんなりと記憶できたなどのメリットもありました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
私が受講した道場は早川講師の「年金法特訓道場」のみでした。もう一講座「年金ポイントレッスン」の受講も検討しましたが、早川講師へ相談したところ答練や模試の点数を確認いただき、現状の理解度であれば「年金ポイントレッスン」の方はインプット型の道場なので現状の私にはそこまでの必要性はないであろうとのことでした。
正直受講を相談し、講師の誘導いかんで受講するのにとも思いながら、受講生の状況を判断し必要な本当に必要な講座を提案いただける。このあたりもLEC講師陣の質の高さを感じました。
上記で選択した道場を受講して良かった点は「年金法特訓道場」はアウトプットメインの講義内容であり、本試験に一月前に受講するにはうってつけの内容となっておりました。また使用する教材も一問一答過去問BOOKを活用するため、すでに自身でも解いている過去問を再度解き直すといった内容でした。しかし自身で解いてから時間がたって再度解き直すので忘れていたり、また正解していても講師の解説で論点がずれていることが確認できたりと、本試験に向けて年金科目の総点検を行えたと思います。また年金科目特有の長文問題の対策もこの道場内で解説いただけ、苦手意識の払拭にも繋がりました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
目標は、社会保険労務士としての開業です。50代前に自身で開業社労士として業務に携われたらと考えております。ただし実務の経験がまだまだ乏しいため、その経験をいかに積むか思案中です。ただそのための行動はできるだけ早くおこす必要があると考えており、幸い社労士会への登録が可能な実務経験はあるため、早速登録を行おうと考えております。
また、自身がキャリアコンサルタント国家資格の有資格者なので社会保険労務士との組み合わせで今後のキャリアパスを構築できればとも考えております。社会保険労務士として個人と向き合いその方の働くこと、また働くことにより必要となる関連事項の相談窓口的なサービスを提供できればと考えております。
これから受験される方へのメッセージ
社会保険労務士の資格取得は簡単ではありません。ただ弁護士や公認会計士のように何年も努力に努力を重ねても実を結ばないことがある資格かといえば決してそうではないと思います。社会保険労務士資格は努力を重ねれば間違いなく合格に近づけ、必ず合格をつかみ取れる資格です。ただその努力の過程で様々な要因で挫折したり、挫折せざる得ない状況に追いやられたりすることが多いのではないかと思います。私はその挫折をしないためにもと思い、LEC横浜本校での通学を選択しました。またその中で素晴らしい講師や友人に出会うことができ、自身が考えていた以上に通学受講は有意義なものでした。各自置かれている環境が異なり、必ずしも通学受講が行える方ばかりではないと思います。だからこそ自身が学習の継続させる方法の創意工夫が必要ではないかと思います。
継続は力なり、諦めないことがこの資格を取得する秘訣であると考えております。