複数講師によるWeb講義、ぽち問、自習室、チューター制度など豊富なフォローがあり学習がしやすかった。
野崎 詩乃 さん (20歳代)
受講した講座 | しっかり基礎+合格コース |
---|---|
コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
上司に勧められ興味をもったからです。仕事の悩みを話していた際に、「できないことをできるようにするより、覚えがいいから社会保険労務士を取得して、独占業務をもち、専門性を高めていくのが今後のキャリアアップになるのではないか」と勧められました。そこで、社会保険労務士について調べてみると、社会保険労務士にしかできない業務があること、士業の中ではAIではなく人にしかできない部分が残っていて将来性があると言われていること、年金制度など自分や周りの人に役立つ知識が得られることを知りました。迷うならコロナで家にいる時間が増えた今、受けてみようと決意し申込しました。
LECを選んだきっかけ
複数あるのですが、まず一つ目が、複数講師によるWeb講義、ぽち問、自習室、チューター制度など豊富なフォローがあり学習がしやすいと思ったことです。二つ目が、模擬講義を視聴した時、澤井先生の講義が初学者の私にも大変分かりやすく、また明るい講義で続けられるように感じたことです。三つ目が、通学講座の講師の方が面倒見の良い優しそうな方で、この方に教えてもらえるLECにしようと思いました。
インプット時期の学習方法を教えてください
一回で覚えよう、ぐらいの気持ちでの教室講義の受講と、2倍速でWeb講義の視聴と択一式の過去問を繰り返していました。逆にいえばそれしか行いませんでした。間違えた問題にはチェックをつけ、何度も間違えている問題は特に繰り返すようにはしていました。受験時には、講義の視聴も過去問も10周前後の繰返しが終了していました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
択一式の問題で間違えた論点をテキストに書き写し、触れる頻度を多くして間違えないよう対策を行っていました。選択式対策として、LECの選択式対策の本を購入し、毎日問題を解き音読していました。そこで解いた条文が本試験でも出題されて、やっていて良かったと思います。何が出題されるか分からない労一と社一は、他の科目より細かい部分までテキストの内容をおさえるよう、読み込みと講義の視聴を多くしていました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
勉強をし続けることが何よりも大変でした。これまでこれほど勉強をしなくてはいけなかったことがなく、勉強をする習慣がなかったため、モチベーションの維持が辛かったです。フルタイムで働きながらの取得なので、時間を無駄にしている場合ではないのは頭では分かっているものの、やる気が出ないからと後回しにして、結局後悔することを繰り返していました。その克服法は、先に書いたこととかぶってしまうところがありますが、やる気が出るのを待っていても時間が過ぎるだけなので、そういう時は講義視聴をすることにしました。ただ流すだけならできましたし、結果的には自然と選択式対策になっていました。また自習室を活用し、気分転換と誘惑から遠ざけることをしていました。やる気がでなくてもとりあえず自習室にいこう、1問だけ過去問解いてみよう、少しだけ講義視聴をしよう、ということを行っていました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
通勤時間や昼休憩などすき間時間中にも講義視聴やぽち問をやっていました。スマートフォンさえあればどこでも勉強できるので働きながら取得することができました。
LECで受講して良かった点
テキストは、初学者の私でも理解できるような図や説明が記載されている上に、基本事項が理解できた上でのプラスで押さえた方がいい論点や判例も記載があり、1冊の教材ながら学習進度にあわせて幅広く対応していてとても優秀だと感じました。また澤井先生をはじめ、複数の優秀な講師の方の講義を視聴ができ、別の角度から理解を深めることができたり、効率よく幅広く範囲をおさえることにつながりました。カリキュラムは、他社さんより早期にインプットをはじめ、バランスよくアウトプットが入っていて、長年の実績がある学校であることを感じられるような、初学者の私が合格までたどり着けるような力のつくものになっていて、他社さんの教材は使わずに合格することができました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
3回受ける中で、自分がどこの論点が把握できていなかったのか分かり、学習に役立ちました。LECの解説冊子は、左側に問題、右側に分かりやすい解説が記載されており、見開きで完結するので復習がしやすかったです。
フォロー制度の活用方法について
複数講師の方の授業を聞くことで、自分にとって覚えやすい方の覚え方を選べたり、一人の方の授業では触れなかった内容を把握できたりメリットをとても感じました。教えてチューター制度は、疑問が出た時にその場で質問ができますし、大体翌営業日に回答が来ていて、対応が速く何度も活用しました。ぽち問は、出先や電車の中で簡単に過去問を解くことができるので、すき間時間を活かすことができました。家ではなかなか誘惑に勝てず勉強ができなかったので、仕事終わりや休みの日はなるべく自習室に向かい勉強していました。そのおかげで1年間勉強を続けることができました。Webフォローは何度も繰り返して講義を聴くことで、五感を味方につけて暗記することができました。法律条文の言葉を意識しながら聴くことで、自然と選択式対策になりましたし、モチベーションがない時も、テキストを開くことはできなくても講義動画を流してみることはできたので、勉強がなかなかできない私の大きな味方でした。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
スペシャリストとして自分の市場価値を高め、将来、AIに人の仕事がとられていく中でも、必要とされる人材となりたいと思います。
これから受験される方へのメッセージ
現在の部署でもその知識は業務に活かすことはできますが、専門部署に異動をしより専門性を高めてキャリアアップを目指したいと思います。
とにかく範囲が多いのに、なかなか時間を作れず、また勉強が進んでるのか分からず、不安はつきないと思います。が、同じ教材をとにかく繰り返し、努力をすれば、誰でも取得のできる国家資格だと思いました。勉強すれば、その分確かに力となっていくので、心が折れる瞬間がきても、少し休んで諦めないで勉強を継続してみてほしいと思います。