オンライン受講が整っており、工藤プロジェクトでは生講義を休んでもまったく一緒の講義を受けられ、最高でした。
森田 修 さん (30歳代)
受講した講座 | 工藤プロジェクトSwing−byセミナー |
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コースの受講形態 | 通学 |
受験回数 | 4回 |
社労士受験を志した理由
独立開業できる資格だからです。大学卒業後は病院の事務職で働いていました。仕事内容には特に不満はありませんでしたが、ある日、ふと自分の将来を考えた場合に不安を覚えました。このままこの仕事を続けた場合満足するかと問われると答えはノーでした。そこでいろいろと考えた結果、努力した分だけその成果が生まれるのは独立することだと思いました。しかし、特別な能力もないのでそれなら資格を取ろうと考え、その中で一番興味深かった社労士資格を取ろうと思ったのが動機です。
LECを選んだきっかけ
一般常識に強いカリキュラムだと感じたからです。3回目の試験は社一の選択式が1点しか取れずそれが原因で不合格でした。そこで来年は一般常識に強い予備校を選ぼうと考えました。LECを含め色々な予備校を探しました。やはり、その中でも工藤先生のスイングバイセミナーでは白書からスタートするという他の予備校ではない特別なカリキュラムが一番魅力でした。また、工藤先生の合格レスキューの受講経験があり、その時も分かりやすく教えていただきました。その講義で工藤先生が度々「うちのゼミ生なら〜」と口にされてました。「うちのゼミ生?」と最初はよく分からなかったのですが、同じ教室にゼミ生がおられ工藤先生が出す質問にすらすらと答えておられ、衝撃を受けました。私自身もある程度の実力があると自負していましたが、いかに上辺だけの知識であったと思い知らされた瞬間でした。
インプット時期の学習方法を教えてください
これはとにかくテキストと問題集の繰り返しに尽きます。分からないところがあれば特に集中して精読しました。そして実際に声に出して読む。これは読むというよりも自分が講師になった気で教えるといったほうがいいと思います。授業が始まる前には予習を徹底しました。授業では工藤先生から突然の問題が飛んできます(笑)。私も最初は全然答えることができませんでしたが、徐々にすぐ答えられるようになりました。もし、Web講義を視聴される場合は先生が問題を出した後は一時停止をして、よく考えてください。これもWeb講義の利点の一つと思います。工藤先生が講座の最初のほうで「今の時期は力を試す時期ではない。力を蓄える時期である」というアドバイスを忠実に行いました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
実戦答練以降はいよいよ本格的なアウトプットの時期に入ります。しかし、特別なことはせずにインプットの比率を減らしてアウトプットの比率を増やしたぐらいです。また、LECの実戦答練は基本に忠実な問題が多いです(いいかえれば本試験では絶対に落としてはならない問題です)。しかし、正直に申し上げるとこの時点で、できなくてもあまり落ち込む必要はありません。特に初学者の方はアウトプットがあまりできてない人が多いと思います。本試験ではこういう論点で問われているのだなというように考えるようにしてください。ただし、解いて終わりは絶対にしないでください。間違った問題は必ず理解するまで復習してください。どうしても分からなければ担当の講師や教えてチューターといったコンテンツが充実していますのでそれを使ってください。そして、私がしたことは、答練や模試で問われた論点をテキストに記入することです。該当箇所に赤線を記入して第1回模試問5アなどといった具合です。またそこで間違っていた場合は間違った原因を記入しました(単に数字を間違って覚えていたのかなど)。そして試験1ヶ月前になるとひたすらテキストの読み込みです。これは工藤先生も推奨しています。私の場合は若干アウトプットに不安があったのでテキストの読み込みが終わってから、模試の復習を行いました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
やはりモチベーションの維持が辛かったです。複数回受験になるとその分だけモチベーションの維持が難しいと思います。特に直前期に近づくにつれて、また今年も不合格になるのではと思わずにはいられない時期もありました。克服法は、好きな音楽を聴いてテンションを上げて勉強をしていました。後は合格後の自分の姿をイメージしてテンションを上げました。とにかく無理やりにでもテンションをあげることによって脳をだまして勉強したかと思います。
LECで受講して良かった点
オンライン受講が整っているところです。工藤プロジェクトでは生講義を休んだ場合でもまったく一緒の講義を受けられる点は最高でした。私の場合は諸事情で2月ぐらいから生講義に参加することがなかなかできませんでしたが、講義動画が数日したら配信されるのでそれをできるだけ早く見ることを心がけました。また、フォロー制度も良かったです。ゴールデンウイーク頃に工藤先生がZoomで質問対応をしてくれました。実際に教室で受講できなかった分とても良い時間でモチベーションもあがりました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
本試験レベルの問題が多く、またひねった問題が少なかったところです。他校の模試は、若干くせのある問題が多かったと思います(あくまで個人的な感想です)。LECはそのような問題も極力少なくなっていました。また、第1回からファイナル模試を受けたのですが本当に本試験によく出ました。本番でもほぼ同一の選択肢が出題されていたので迷わず正答を選べました。
フォロー制度の活用方法について
「教えてチューター」は、どうしても分からない場合でできるだけ早く回答がほしい時に利用しました。大体翌日には返事が届くので助けられました。「一般常識メルマガ(ぱんメル)」は、一般常識は日々の積み重ねなのでメルマガは本当に役に立ちました。また、自習室もコロナ渦でも開放されており助かりました。Webフォローは、諸事情で生講義を受けられない時でもまったく同じ内容が見られたので良かったです。また、聞き取れなかった場合は巻き戻しもできたし、速さも変更できたので時短にもつながりました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【澤井講師】選択式・難解3科目、直前MAX!スピードチャージ
- 【工藤講師】合格レスキュー2021 FINAL
- 【工藤講師】Kudo Project"Swing-by"Seminar2021 Summary編
- 【工藤講師】Kudo Project"Swing-by"Seminar2021 公開道場
- 【工藤講師】最後に"すっきり! 整理!"道場
工藤先生の本試験前日にあった最後に“すっきり! 整理!”道場での就職氷河期の年齢がズバリ的中で本当に良かったです。問題を見た瞬間「きた!これ!」と心の中で叫びました。また、今年から開講された澤井先生の選択式・難解3科目、直前MAX!スピードチャージでも的中箇所があったのできっちりとそこも得点できました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
2022年1月に地元奈良で開業を予定しています。最初は幅広い業務をする予定ですが、将来はスタートアップ企業を支援できる社労士になりたいと思います。また、社労士の知名度を上げていきたいと思います。残念ながら社労士の知名度はまだまだ低いです。YouTubeやXなどのSNSを駆使しもっと社労士の知名度を上げていくようなことも考えています。そのために、本当に多くのことをしていきたいです。もちろん開業しますので、社労士業務をしっかりとこなすことは当然ですが、将来的にはスタートアップ企業を支援できる社労士として賃金制度の設計や就業規則の作成等の業務をしたいと思っています。そのほかにも受験予備校の講師を考えています。先ほど書いたように社労士の知名度を上げたいという課題には多くの人の協力が不可欠です。そのためにも多数の合格者を輩出していきたいと思います。
これから受験される方へのメッセージ
某有名予備校講師の言葉に「正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない」というのがあります。まさしく社労士試験はこの言葉がピッタリだと思います。正しい方向は素晴らしいLECの講師陣が導いてくれます。あとは十分な量の努力です。これに尽きます。あと、試験が近づくにつれて不安になります。そして当日は緊張します。これは自分が努力した証拠です。自信を持ってください。あと試験当日は時間が許せばですが何回も確認してください。ちなみに私は午前の選択式は緊張のあまり確認をしたかどうかさえ覚えておらず合格発表までの2か月はものすごく精神的に追い込まれました。勉強は辛いと思う時期がありますが、できるだけ楽しんでやることが成績を伸ばすためには必要だと思います。頑張ってください。