コースはもちろん、直前対策やイベント等が豊富で学習の補強やモチベーションを保つことができました。
宮里 充 さん (30歳代)
受講した講座 | スピードマスター合格コース |
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コースの受講形態 | 通信 |
受験回数 | 6回以上 |
社労士受験を志した理由
私は大学を卒業し新卒で就職した最初の職場が社労士事務所でした。初めは社労士の仕事について、そこまで詳しくはないまま入社しました。業務に携わるうちに、社労士の仕事は人に感謝される仕事であるということ。また手続きの範囲がまさしく「ゆりかごから墓場まで」であり、「人」に関する専門家である社労士の魅力に惹かれて受験を決心しました。
LECを選んだきっかけ
私は地方在住で、私が住む県では生講義をしている予備校はありません。LECも私が住む県では生講義はしておりませんが、本校があり自習室やブース室、スタッフの方々に気軽に相談できるところに魅力を感じました。また、コロナ禍での受験勉強でもあったので、基本的には自宅で学習し、イベントがある際や模試の際にはLECへ行っていました。
インプット時期の学習方法を教えてください
LECの講義を見て、講義を見た単元の過去問をすぐに解いていました。また、大野先生の「主要科目過去問特訓ゼミ」を利用し、「労基法、労災法、雇保法、健保法、国年法、厚年法」の主要6科目に絞って過去問演習に取り組みました。私の場合は細かな計画を立てるのが苦手だったので、毎日の細かいスケジュールは立てずに、「1週間に2本講義を見る」という風にざっくりしたスケジュールを立てていました。また、土日のうち月に1日は必ず予備日を設け、そこでスケジュール調整をしていました。予備日を設けることで学習計画に多少違いが出てもストレスにならずにすみました。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
直前対策講座をいくつか受講し、苦手科目を作らないように、択一式試験で全科目6〜7点を取れるように意識して学習を行いました。特に年金科目については少し間が空くと忘れやすいと思っていたので、大野先生の「基本がっちり年金復習道場」や早川先生の「早川の年金学ポイントレッスン」を受講し、知識の定着を図りました。また、模試は受けっぱなしにせずに必ず模試当日に復習し、間違った問題についても記憶が新しいうちに復習することを心掛けました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
社労士事務所に勤めておりますので、試験直前期と仕事の繁忙期(年度更新や算定基礎届)の時期が重なり、6月〜7月頃にかけては仕事が中心の生活となり、学習時間があまり確保できなくて焦りが募りました。また、5回の模試(LECの全日本社労士公開模試3回以外に、「出る順社労士 当たる!直前予想模試」を2回分)でも択一式試験の平均点が43点〜44点と伸び悩み、本当に合格できるのか不安でした。8月に入り仕事が落ち着いたので、この1か月(実際には試験日が8月22日だったので22日間)は、「全力で勉強する。やりきる!」と決めて勉強に臨みました。また、択一式試験も「45点〜46点以上取れば合格のボーダーラインに乗れるから、あと少しの辛抱。」と自分にいい聞かせて、とにかく合格できると自分を信じて学習を続けました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
会社の始業時刻は9時からでしたが、始業時刻1時間前の8時には出社し、平日は毎朝会社で1時間学習していました。また、昼休みには「一般常識メルマガ(ぱんメル)」を読んだり、すき間時間を有効活用していました。
LECで受講して良かった点
コースはもちろんのこと、直前対策やイベント等が豊富な点が良かったです。特にイベントについてはすべてのイベントに出席し、学習の補強やモチベーションを保つことができました。社労士試験に終わった後も、合格発表までは各種イベントに参加し、社労士の学習に触れることができる点も良かったです。社労士講座でも7名の素晴らしい講師がおり、年金については大野先生、一般常識については滝先生といったように自分で直前講座を取ることによってカスタマイズしていきました。苦手科目をあまり作らずに得意科目を伸ばし、本試験で確実に点を取る力を身につけることができました。また、LECのスタッフの方にもいつも親身にご相談に乗っていただき、とても感謝しています。ありがとうございました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
全日本社労士公開模試を3回受験しましたが、3回の模試を通じてペース配分や、解く科目の順番などの対策を立てることができました。また、基本問題で正解率の高かった問題で自分が間違った問題を特に注意して復習を行いました。本試験のレベル(難易度)とLECの模試のレベル(難易度)が同じくらいな点もとても良かったです。
フォロー制度の活用方法について
10月から7月まで毎週1回メールで届く「一般常識メルマガ(ぱんメル)」を利用し、一般常識の対策を早い時期から行うことができました。一般常識の対策は、直前期の白書対策でも可能ですが、それだと「詰め込み」になってしまいます。私は毎週届く(ぱんメル)を活用し、学習早期から一般常識に少しずつ触れ、「詰め込みではなく、積み重ね」の学習を行いました。その成果もあって、本試験の選択式では、労働一般常識4点、社会一般常識4点を取ることができました。
Webフォローは、聞き逃したり、学習の理解度が浅い箇所を何度も聞くことができた点が良かったです。また、逆に理解が進んでいる項目については、1.2倍速で見たり、時間を有効活用することができました。
合格までに受講した道場講座について教えてください
- 【澤井講師】直前MAX完全予想これだけ800本
- 【早川講師】早川の年金学ポイントレッスン
- 【工藤講師】最後に"すっきり! 整理!"道場
- 【大野講師】基本がっちり年金復習道場
- 【大野講師】大野のピタリ大予想 本試験ココがでる!
どの道場講座も良かったのですが、澤井先生の「直前MAX完全予想これだけ800本」と工藤先生の「最後に“すっきり! 整理!”道場 」は特に良かったです。
澤井先生の「直前MAX完全予想これだけ800本」では、全科目の択一式対策と選択式対策を1つの教材ででき、超直前期の試験前の1か月間に何度も解くことで、基本事項を再確認し、どんなに苦手な科目でも基準点割れを絶対にしない!という自信がつきました。
工藤先生の「最後に“すっきり! 整理!”道場 」の教材は、会場に持っていけるコンパクトな教材だったので、受験当日にも利用でき重宝していました。また、工藤先生からは受験当日は、「今日は一日1問ずつ丁寧に問題に取り組みます。よろしくお願いします」というフラットな気持ちで臨んだ方が良いと講義でアドバイスをいただき、その通りの気持ちを実践し、落ち着いて本試験に臨むことができました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
現在勤務している社会保険労務士法人で勤務社労士登録をし、勤務を続けます。勤務社労士として勤務しながら「障害年金業務」や「障がいをお持ちの方の就労支援」を専門に携わっていきたいと考えています。また、働きながらの長期受験の経験を活かして、社労士受験生へのサポートも何らかのかたちでできたらと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
社労士試験は、難関国家資格です。しかし、諦めなければ必ず合格できる試験です。私は10回以上受験し、今年ようやく合格することができました。社労士に合格すると沢山の可能性が広がります。また、自分でつかみ取った合格の喜びは言葉ではいい表すことができないほど嬉しいものでした。受験勉強は苦しいこともたくさんあると思いますが、勉強を続けるには自分に合った学習方法を見つけ、楽しみながらやるのが一番です。最後になりましたが、皆さんの周りにはいつもサポートしてくれる方々がいること。そして、勉強ができることへの感謝の気持ちを忘れずにいてください。皆さんの合格を心から祈念しています。